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12月4日はE.Tの日
1982年のこの日、映画「E.T」が公開された事に由来しています。宇宙人と地球人との友情モノとして非常に有名な映画です。
わたしも小さい頃観た事があるような気がするのですが、ストーリーは全く覚えていません。これを機に、一度腰を据えて観たいところです。
宇宙人を題材にしたフィクションというとパニックホラーや冒険モノが多い印象ですが、「未知との遭遇」というキーワードから、E.Tのようなジュブナイルや友情物語もまた、正統派な作りなのでしょう。あまり宇宙人モノに詳しくないのでなんとも言えませんが。
少年漫画だと、宇宙人は新たなスケールを感じさせる題材ですね。「ドラゴンボール」のフリーザ編なんかがまさにそれです。地球で一番強くなったら、今度は宇宙からさらに強い敵が侵略に来て……と、順調なインフレを重ねていく王道展開、大好きです。その後また舞台が地球に戻るのも、なんだかちょっとちぐはぐで好きです。
「ドラゴンボール超」に至っては、むしろ地球人の方が少ないくらいですね。主人公も含め登場人物のほとんどが宇宙人とは、なかなか面白いです。普通に言葉が通じるあたり、あんまりそんな印象はありませんが。
要するに、宇宙人は魅力的という事です。
さて、そんな宇宙人が主軸のライトノベルを紹介します。
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」で有名な入間人間の著作「電波女と青春男」は、E.Tのパロディーが盛りだくさんな青春モノです。
ライトノベルらしく可愛らしい登場人物や甘々なラブコメ展開が魅力的である他、叙情的な心情描写が綺麗で、とても読みやすいライトノベルと言えましょう。
王道な青春ラブコメに、少し不思議な宇宙人のSF要素、ちょっと切ないストーリー展開などなど、ライトノベルに求められるもの全てが詰まった欲張りセットなこの小説、万人に向けてオススメできます。
ちなみに同作者が連載中の「安達としまむら」が現在アニメ放送中で、そちらもオススメです。
入間人間先生はスターシステムを多用するタイプなので、同作者の別作品を読む事で面白さの幅が広がります。「安達としまむら」で言うと、主要人物の一人であるヤシロが探し求める「ドーホー」とやらは、「電波女と青春男」にて登場する人物です。キャラ造形をよく知る事で、その魅力をさらに感じることができます。
どちらも読んでみましょう。
そういうわけで、明日はE.Tの日。E.Tを観ましょう。