10月7日はミステリー記念日
1849年のこの日は、かの有名なミステリ作家、エドガー・アラン・ポーが亡くなった日です。いつの日かこの日はミステリー記念日として親しまれているそうです。
ミステリ……つまりは推理モノの魅力はずばり「思考させられる事」です。作中の探偵と立場や思考をリンクさせ、一緒になって犯行を暴くというのは、他では味わえない没入感を味わえます。そして作中の手がかりから自分なりに展開した推理が、作中の探偵と同じ結論を導き出せた時こそ、ミステリの最大の悦楽……ではありません。
ミステリにおいて本当に楽しいのは、探偵の推理が全く予測出来なかった時です。自分で考えた平凡でつまらない推理なんて笑い飛ばしたくなるほどに予想外の理論展開を目の当たりにした時こそ、ミステリにおける最大の悦楽なのです。
騙される事を楽しみましょう。
さて、ミステリ記念日はポーの没日。そのポーの小説といえば……
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すいません。
わたし、ポーの小説読んだ事ありませんでした。
あれだけミステリについて堂々と語っておきながら、ミステリの始祖たるポーの小説を読んだ事がないというのは、恥ずべき事なのでしょうか。
いや、はじめは誰しもが読書初心者なのです。これから読んでいけばよいだけです。差し当たって、一番有名なものをピックアップします。
「モルグ街の殺人」は有名なので、タイトルだけはよく知っています。世界で初めての推理小説です。見たところ短編みたいですし、読みやすそうな印象を受けます。読むと決めたら不思議と興味が止まらないものです。明日になるのが待ち遠しいです。
明日はミステリー記念日。今まで読んで来なかったミステリ小説があれば、是非とも手を出しましょう。