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junaidaの絵本に癒される

junaidaの絵本《 の 》に出逢ってから
すっかりjunaidaファンになってしまいました。

子どもの頃に見ていた空想の世界が広がる中に
少しクラシックで大人好みの落ち着いた色調。

細部に至るまで緻密な絵もたくさんあって
絵の世界に吸い込まれたら、じーーーーーーーっと見てしまう
見たまま時が止まってしまう。



街どろぼう

Michi

せなか町から

この3冊は図書館にあったので、さっそく借りてきました。

街どろぼうの、街を抱えた巨人の絵!
せなか町からの、こどもの涙を運ぶ蜜蜂の絵!
どれもノスタルジックな美しさに溢れています。


そして、もう1冊。
図書館には見当たらなかった本ですが
ぐーちゃんから
《 IMAGINARIUM 》という大型の画集をお借りしました。

これは、昨年のjunaida展の画集で
巻末にはインタビューも掲載されており
見応えと読み応えのある本でした。

ぐーちゃん
買ったばかりの貴重な本を惜しげなく貸してくれてありがとう!!

画集には、絵本の挿絵やイラストが並び
これを原画で見たなら涙があふれてしまうだろうと、圧倒される世界観でした。

画集のなかで、わたしの好きな絵は
「ハグ」をテーマにした作品群でした。
とても美しかったです。

実生活では、わたしはハグは苦手な方なのですが
絵の世界では、ハグには愛しか感じない。
今この一瞬を愛し合う刹那的な美しさ。

「ここで、この世で逢えたね」
お互いに貴重な存在であることを讃え合うような
優しい表情にグッときました。

特に、人魚をハグしてる青年の絵は
ずうっと見ていられるほど…

わたしの心の奥の奥の引き出しにある
取り出すことのなかった箱を開いて
涙の粒の輝きを眺めているような
心の深いところで、温かい手に慰められ癒されるような
優しい優しい絵なのです。

きっと、人はみんな
誰にも見せない涙の箱を大切に持っていて
だからこそ、この junaida の絵本は人気があるのだろうと思いました。


さて、ぐーちゃんとわたしは
すっかり junaida を好きになってしまいましたので
この夏、2023年の junaida 展に行こうと計画しています。

原画を観たら、きっとその場から動けなくなってしまうなぁ。


絵は音楽に似ている。
言葉も音楽に似ている。
音楽は宇宙の言葉。

人智を超えた音色を聴きに、junaidaを観に行ってきます





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