推し活と推し活は共感するんだね!
どう書いていいかわからなかったので
微妙なタイトルになってしまいました。
先日、シットキングスのオフ会の帰りに
代官山の雑貨屋さんの店内をブラブラしていて
そのお店のスタッフさんと雑談していたら
うっかり「推し活」の話になりました。
スタッフさん「推しはどなたなんですか?」
わたし「え!それ、聞いちゃうの?」
スタッフさん「言えない感じですか?」
わたし「ううん。話が長くなる感じです」
スタッフさん「なるほど」
わたし「シットキングスってご存知ですか?」
スタッフさん「有名ですよね」
おお。
わたしの生息地では、ほとんどの場合
「そのグループ、知らないなぁ」って顔をされてしまうのですが
有名ですよね、って言葉は
なにかすごく気持ちいい。
スタッフさんはk-popが大好きで
彼女の一番の推しは、日韓混じった全くの無名のグループなのだ
と、話してくれました。
その無名のグループの振り付けを
『あの有名なシットキングスの』『あの有名なkazukiさんが』
担当してくれたのだと。
彼女は、ずっと長いこと
どうしてkazukiさんが
あんな小さなグループの振り付けをしてくれたんだろう?
と考えていたのだと。
わたし「これはわたしのまったくの想像なんですけど、たぶんkazukiさんて、有名無名に限らず、自分のアンテナにピピっと来たら、振り付けされるようなかただと思うんです。もちろん、ご自分でいろいろ調べて、やりたいとなってから自分の所属している会社にやらせてほしいと交渉したのかもしれません。あ、もしかしたら別のコネクションで依頼が来たのかもしれませんが」
スタッフさん「えー!すてき~!もしそうだったら嬉しいな~」
わたし「だって、kazukiさんは優しい天使なんですよ!シットキングスは4人とも心の澄みきった天使なんです!ご自分の魂に忠実なんです」
スタッフさん「あ、そ、そうなんですね」
しまった。
思わず心情を吐露してしまった。
ヤバい奴だと思われたかもしれない。
そのあとは、彼女が推しているグループの活動や
「韓国には徴兵制度があるので、メンバーの兵役には泣いた」とか
お互いに推し活の楽しさについて共有して
あっという間に時間が経ってしまいました。
わたしは次に行く
『シットキングスooooze写真展』の入場予約をしていたので
お店で何も買わずに慌てて出てしまったのですが
「このまま帰ってしまうのもなんだか…」と思い
写真展を観た後に再び雑貨屋さんに寄って
観葉植物をひとつ購入しました。
シットキングスの初のオフ会の日に我が家に来たガジュマルちゃん。
末永く元気でいてほしいです。
最後に、k-popファンの彼女から
「なにかのご縁でしたね」と言われました。
こういうお店での出逢いって
どんなに話が盛り上がっても
もうたぶん、逢うことはない。
彼女にとっては、店は仕事場だし
わたしは代官山には年に数回来るくらいの、流れるお客。
だけど、わたしの心の地図には
チョンと小さく、マジックのペン先で付けたような黒い点が書き加えられました。
こういう点は、わたしの中にたくさんあって
記憶は薄れたとしても、一生消えることがない点なんだよね。
お互いに別の星で暮らしているような、交じり合うことのなかった
彼女とわたし。
短い時間だったけど
「推し活光線」で、ピコピコと交信して楽しかったね!
これからも、お互いに好きなアーティストを応援して
温まっていきましょうね!