すする 濃厚魚介つけ麺 聖地巡礼
濃厚魚介つけ麺の美味しい店『すする』
シットキングスのNOPPOさんのおすすめのお店に行って来ました。
祐天寺で用事をすませ
ひと駅ブラブラと歩いて学芸大学へ。
陽が落ちてくると風は涼しくなり
散歩も苦になりませんでした。
着きました。
外にメニューは出ていなかったので
店に入ってから食券機の前でしばし迷いました。
つけ麺にしようか、ラーメンにするか。
初めてだったから
NOPPOさんおすすめの王道
「濃厚魚介つけ麺」をいただくことにしました。
熱湯で茹でてから冷やしてまた茹でるという
つるつるしたコシのある麺に
チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔が添えられています。
濃厚なつけ汁には
たしかにNOPPOさんの言う通り
レンゲの上に乗った魚粉がたっぷり。
魚粉というと咳き込むイメージがあったのですが
サラサラで臭みもなく、レンゲを舐めたいような味でした。
あのつけ汁は、いったい何がどうなってあの味にたどり着いたんでしょう?
濃厚とあっさりが同居していて、とても美味しい。
「うまっ」
と、思わず言いたくなるような味。
雑味もなくて舌の上をなめらかに流れていきます。
ゆず酢、奇跡のラー油などで味変を楽しんだ後
割つゆを入れて、汁を飲み干すスタイル。
大満足の満腹になりました。
こうして美味しい店にたどり着いたことも嬉しいし
NOPPOさんのおすすめの店に来られたことも嬉しく
初めての学芸大学駅周辺を散策して
幸福感に包まれてから帰路に着きました。
推しの勧めるお店に行ったから「聖地巡礼」というのもおかしいけれど
なんとなくね、シットキングスを身近に感じられて幸せなんです。
お店に行く前から、様々な妄想に満ちていて
NOPPOさんの長いダンス生活を勝手に頭の中で繰り広げていたせいか
『すする』に入店してくるお客様全員がダンサーに見えました。
「あのひとはきっとダンススタジオで教えていて…」
「今の男性はプロのバックダンサーで…」
「あの女性も…」
「きっと店員さんもダンサーで…」
いや、んなわきゃない。
それから、あとひとつフワッとした想い出になりそうなこと。
麺屋すするの店員さんは、黒のTシャツに
『すする』と大きく平仮名でバックプリントされたものを着ています。
中に一人だけ
『ちゅるる』と書いてあるひとがいました。
キビキビした気持ちのいい接客のあと
フッとこちらに向けた筋肉質の背中に
『ちゅるる』と書いてあったのを見た時
ごく自然に笑みがこぼれ
「あのTシャツ、着たいなぁ」と呟いてしまいました。