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アンティゴネー能楽堂公演。役作り⑦

リハーサルまであと3日。

能楽堂で響く声。

能楽堂での声は独特だ。
現代の日常感覚で話していても待ったく響かない。かといって、声を大きく張っても耳障りな声になるだけで「NO!!!!」という演出家からのダメ出しがはいる。

おそらく、リラックスしていながら太く響く声出ないと、客席にいてはっきりと聞こえない。

そして、日常的な早く話してもウニャウニャウニャと繋がって聞こえて聞き分けられない。

能や狂言のような、粒だてて、低音を響かせるのは、能楽堂といえ空間がそうさせたのではないかと思える。

トレーニング

とにかく、胸郭、頭部が共鳴体になるように、唸ったばかりいる。ゔ〜お〜あ〜。。。
立ち方で響きが変わるかなど試していく。

仙骨を入れて…といい姿勢を筋肉で作ると、響くが硬い声になる。
セルフ施術でバイオを施行。細胞の水がふわっとする感覚に全体的になると…声が柔らかく響く。中3軸を通すとやはり声にも軸ができる。カチッとハマった感は出てくる。。。
空間と馴染みがいい。だからと言って能楽堂で響くかがわからない。色々と試しておいて、能楽堂に入ったらやってみるしかない。

日本は水平の文化

日本は水平の文化なんだ。と、ロシア公演でロシアに行った時に強烈に思った。あちらは逆だ垂直の分化。縦に長い。教会も垂直な伸びていくし、人も縦に長い。日本のように背中技丸まっている人はほとんど目にしない。
一神教であり、神を天に求めて希求するからなんだろうか?日本はやおよろずの神で広く横に広がるイメージだ。

ボイストレーニングなどでは、よく上下を意識させられる。高く出す分だけ下に引け。頭の後ろから上に出せ。など。
何気に上下にできた軸から水平に意識を伸ばして発生してみた。

これが、空間がマイルドに広がる。響きが空間全体に広がる感じがある。

うぉーやっぱり日本人は横か!
縦に軸を取りつつ意識の水平の広がりが必要なんだ。

いとおもしろし。

発見とできるかできないかはまた別の話。。。やらなあかん。



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