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大韓航空の利用であった3つの出来事で感じた文化の違い(まだ乗ってません・・笑)

 今日からソウルに行きます。若い友人二人と一緒。昨日から家に来てもらって、関西では有名な「今井」のおうどんとお惣菜で前夜祭みたいな感じ。翌日の関西空港の出発に向けて最寄り駅を始発電車に乗らないといけないので、早めに寝ました。
 そしたらね、朝起きようと思ったら友人が「飛行機出発遅延だって、2時間も遅れるけど、予定通り行くの?」いえいえもちろん行く必要はないからちょっと余分に寝ようと思い、「1時間半後でいいや。」とお返事。それでも、寝ぼけ眼でもう販売停止となったチョコラBBゴールドリッチを飲んでしまった後だったから、2度寝出来ないくらい元気もりもりになった私。だから大韓航空を予約してから今まであった出来事を整理しようと思います。あくまでも私の主観に基づく覚書です。

1.WEBサイトの利用で感じること
  クッキーの許可とか、そう言うのは義務だから出てくるもの。結構鬱陶しいですよね。大韓航空機の予約をしていて思うのは、他の国のサイトより、前もって、言質を取ると言うか、これは言いましたよ!あなた見ましたよね!的な確認が多い。字も細かくて、長くて、こんなの誰も読まへんよ、と言う文章をスクロールさせて、最後にチェックボックスに印をつけないと進まない。日本人的なカルチャーでは、こんなんナンボ書いても、「ゴメン、こんなちっさい字読めへんかったわ。」でひっくり返されるだろうと思ってしまい、書いていること自体意味なしと感じるのだけれど、きっと韓国ではそれを書いてあれば企業は責任を取らなくていい、そんな風潮があるんでしょうね。

2.細かく課金しようとする感じ
  座席の事前指定、以前は当たり前だったし、今も日本の航空会社では制限は書けるもののあたりまえのような感じ。しかし、外国の航空会社は一番安い切符は座席指定はできないという条件が見受けられます。今回も同様。しかし、オンラインチェックインをできるような手続きをしてくださいと言う案内メールが一昨日届いてさあ、やるぞ!と思って、皆さんのパスポート情報とかみんな入力して、次に進めば、座席指定の画面。座席指定をしたら1460円の請求情報が下の方に加算されるような雰囲気。2人目まで入れて金額が積まれて行ったし、そこをクリアしないと手続きは済まないようだったの。パスポート情報とか散々入れた後で、もう1回入れるのは面倒やなあ・・・とは思ったけれど、や~めた!もう空港のカウンターで並ぼうと思った。
  そしたら、昨日にオンラインチェックインできますという案内がまた来て、「またか!」と思いつつ画面を進んだら、1昨日の手続きで保存も登録もした覚えがないのに、私が入力したパスポート情報が既に入力された状態。???と思いながら、次に進むと、見覚えのある座席指定の画面。今度は入力しても課金されない様子。だからポチポチ入力して無事終了。
  1日違いで4000円余りの違いだけれど、細かく稼ごうとしているなあ・・そんな印象を持ちました。日本でこんなことすると「せこい会社」という評判がかえってマイナスな気がします。

3.謝らない
  日本の航空会社は、遅延をしたら、すごく丁寧なお詫びが必ず入る。ANAさんはしょっちゅう遅れるから、いつも平身低頭。
  さっきもらった遅延のお知らせ。私は4時30分に目覚ましをかけて、始発で行くつもりだった。まあまあなダメージですよお・・・
  でも、連絡は「遅延のお知らせ」と題して、次の予定時間が書いてあるだけ。お詫びもなし。しゃあないけれど、少なくともフルキャリアの会社なんだから「ご不便をおかけして大変申し訳ありません。」とか言ってもいいんじゃないかと思う。

  前回利用したときはJALの便名でJALのサイトから予約したので、こういう感覚はなかったのだけれど、トルコに行く予定で大韓航空のフライトキャンセルの連絡が入った時も、確か、翌日の便にしますけれどいいですか?的なあっさりした連絡だった。私はそのメールをスルーしていて後から電話でのやり取りになって、結果的によく対応してくれたと思う。私はその時とにかく対応してもらえてどうにかなったから、本当に安心したもの。それでも、そういえば、日本の会社のようにお詫びとか当初はなくて、淡々とその便がなくなったのだから仕方ないじゃない?と言う感じの対応だったかな。

  こういうのはどっちがいいとか正解はないもの。
  おそらく文化の違い。きっと悪意も何もない。
  日本人は感情に左右されやすく、納得感があるかどうかが何より大事で、状況に対し納得できれば引いてくれる、だからさっさと謝罪した方が感情的にこじれずやりやすいから、日本の会社はそうするのだと思う。
  日本にいるとそういう対応が当たり前。
  シンガポールも、バンコクもホテルの対応はひどいなあ・・・と思った。本当に謝らない。何が悪い!ってな感じ。
  だけれど、フィードバックのアンケート依頼で、事実を書いてみた。そうすると、今まで経験のない、どちらのホテルからも、マネージャー名義の謝罪メールが来た。シンガポールのホテルに至っては、「今回のホテルのサービスは我々のホテルの基準を下回るもので重大なことと受け止める。」とか、かなり意外だったわ。2度と泊まるもんか?と思っていたのが、「そうお?そう言ってくれるならもう1回泊まろっか?」そう感情的に折り合いがついたら、すっかりまあいっかになる。
  冷静に考えたらね、マネージャーがダメだって言ったところで、末端までそのスピリッツが伝わるなんてことは通常、普通の組織では考えにくいから、メール1本くらいで気が変わるのはおかしいやろ、って思いますが、こういうのが、日本の文化、特に関西圏の文化かもしれません。

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