カッパドキアに来て感じたこと3つ
カッパドキアに来て、熱気球に乗るぞ!って珍しく意気込んでご予約をお願いしました。しかし残念!両日ともキャンセルで、熱気球はご縁がなかったという状況。それでもね、ここに来て、何したわけではないけれど、強いて言えば、トルコの紅茶が気に入って1㎏入りを2パック購入したくらいかな。スーパーも、ホテルのお姉さんのおすすめの店と別のお店ではお値段が倍も違う。これが、トルコ。街中でも客引きがいる。それもトルコ。なんだかいろんなことが腹落ちする感じがしています。
そして、今朝目が覚めたら外は大雪。あれ?昨日はダウン着て出たら暑いくらいだったのに・・・何がおこったんだ??確かに行きマークはついてはいたけれど、大雪とは聞いてないぞ!そもそも帰れるかどうかが怪しくなった。私はギリギリの予定を組んでいるので翌日から仕事、更に夜にはわざわざ遠方から私に会いに来てくださる人がいて、絶対にご迷惑をかけたくない状況。何が何でも帰るぞ!と思う反面、あまりこだわり過ぎて、危険な目にあってもしょうがないからそこはバランスよく。。最初はもう少し別のことをメモしようと思ったけれど、今回このトラブルに対する各所の反応をメモしておきたいと思います。
1.トルコ航空のWEBサイトや連絡のメール、コールセンター(日本語)の対応
こちらは実際には役に立たなかった。予約の変更をして頂いた後にメールの確認とかは来るのだけれど、フライトのキャンセルの情報はメールよりタクシードライバー、次にホテルスタッフの確認の順番だった。
トルコ航空は行きもフライト時間の変更の連絡や機材の変更の連絡もなく、私の指定した席がなくなっていて???という状況。日系の会社の感覚が当たり前と思っちゃあいけない、そう思った瞬間でした。それでもコールセンターは、自信満々にWEBサイトで確認してくれと言ってたのだけれど・・・笑
2.カード会社の対応;JCBは電話に出てくれるのは早かったけれど、日本のトルコ航空の連絡先を教えてくれるところまで、AMEXは電話に出てくれなかったけれど、メールには少し遅れて反応して、何かして下さる余地はあった感じ。
こういう時こそプラチナデスクの出番!というところ。私は今回のチケットは乗継便はJCBで国際線はAMEXで購入していた。ホテルは自己手配。AMEXはいつまでたっても国際電話で繋がらないので、電話を断念し、熱気球ツアーのアレンジをしてくれてキャンセルの連絡などを仲立ちしてくれたAMEXさんにメールで泣きつきました。実際にはホテルのスタッフが対応してくれた後でお願いする必要はなかったのだけれど、もし、振替便の交渉などでお手伝いできることがあれば頼んでくださいと言ってくれていたから、こちらは、何かしてくださった可能性は十分ある。コールセンターにつながらないのが難点だけれど、AMEXさんの方が一日の長がある感じ。
3.たまたまホテルにいいスタッフがいて超速で対応してくださったから、間に合ったのだと思う、
彼女は速かった。朝の便に振り替えをしたいけれど、トルコの人と交渉する自信がないと伝えたところ、電話をかけ、私の予約番号を伝え、クレジットカード番号を伝え、必要な情報を的確に私に伝え、そしてお値段についても余分にかかることもはっきり伝えてくれて、ここからタクシーのドライバーに必ず間に合わせるように伝えて向かいます!と伝えてくれたと言ってくれた。他のスタッフも私の荷物を雪の中タクシーの乗り場まで運び、彼女は待ち時間にチェックアウトの手続きも終え、さらに、私にアンケートに答えて欲しいとにっこりした。
一番の決断の分かれ目は、ドライバーがフライトきゃんせうの情報が入ったと言ってホテルと連絡をとってくれた時、私はもう無理だと思ってホテルに帰ろうと思ったのだけれど、彼女はメールに正式なキャンセルが来ていないなら空港に向かった方がいいと言ってくれた。あのタイミングで引き返していたら、またもっと後手後手の展開だったと思う。
人間はピンチの時ほど真価が分かります。このホテルは、周りよりちょっとお値段がお高めのホテルではありましたが、都会の5つ星ホテルのマネージャー並みの対応をしてくれました。大学生のアルバイトの女の子です。
ピンチがなければ、通り過ぎるただの通過点が今回の体験で、非常に強い記憶になりました。ぼったくりタクシーで気分を害していましたが、全部吹っ飛ぶいい思い出です。
あんた運が悪くてひどい目にあってんやで・・という声が聞こえてきそうですが、なんだか私は、今、いい思い出になったなあ・・としか思えないんです。