見出し画像

シカゴでコンサートチケットを手に入れるまでにあったこと3つ

 シカゴにいます。もともとコンサートに行ってみたいなあ・・と思って、思い立った日がちょうどANAさんがセールをしていたので、行ってみるかと。ところが、チケットはWEBサイトから買えるはずですが、カードの支払いではねられる。聞いてみたら、外国からのアクセスは拒否ることになっているから電話でカード番号を伝えてくれたら買えるんだって。仕事でいっぱいいっぱいだったし、ちょっとは試みたけれど、まあ現地調達でいいか・・と思いやって来た。

 朝、WEBサイトを開いたらSold Outで、さあどうしよう!結局ちゃんちチケットゲットできた。それまでにあったこと3つ覚えておきたくて書いておこうと思いました。

1.チェックインの時に担当のお兄さんに言ってみた。
  チェックインの手続きが終わって、たいてい"Anything else?" って聞いてもらっても、”No Thanks!”って言うけれど、今回は勇気を出して、チケット買いたいのだけれど・・・とお兄さんに相談してみた。お兄さんはにっこりして明日、手配専門のLadyが朝6時から勤務だから、彼女ならサポートできるよ!!ってにっこりしてくれた。普通なら、調べてみるくらいするだろうと思うけれど、終始愛想がよく、明日いつでもおいで!なんてにっこりされる、とってもいい気分で「明日相談するわ!」って私もにっこり。笑顔って大事だなあ・・って改めて思った。リクエストしていたバスタブがない部屋だったり、鍵がかからないから、ハウスキーパーが入ってこれちゃう(実際、ノックして2秒後くらいにガチャって入られて赤面)ようなお部屋だけれど、不思議とあまり嫌な感じがしていない。

2.朝お姉さんに相談してみた。
  朝、早速お姉さんに聞いてみた。私が見る限りSold Outだった。お姉さんが見てもSold Out。あたりまえだよね。WEBサイトなんだから。そしたら、BoxOfficeに行くといいよと言って、地図で説明してくれた。ついでに周辺の見どころとかも教えてくれた。
  行ってみたけれど、Box officeは12時からのサービス開始と受付のおじさんに言われて、撤退。受付のおじさんも愛想がいいから、しゃあないなって感じで、また来るわと言って撤退。
  ホテルに戻ってエレベーターに乗ろうとしたらお姉さんが走ってきて、キャンセル待ちのやり方を書いた紙をくれた。Stanbyというチケットがあって95ドルで開いた席に座れるんだそうです。
  日本的に言えば、そもそも、12時からしか開かないんだったら、言ってよ・・というところだけれど、何度も言うように本当に嫌な感じがしない。一生懸命だからかしら?愛想がいいからかしら?

3.Box Officeでチケットゲット
  一応BoxOfficeに行ってみてからスタンバイのチケットを買おうと思って行ってみた。すると、「1人?」って聞かれてそうだと言ったら、「Upper バルコニーでいい?」「いいよ!」であっさりゲット。席の場所を調べたくてサイトを見に行ったら、朝、売り切れだったのが、少し空きがある。399ドルのボックス席に空きがあったりして、どうしてもそこしかなかったらしょうがないけれど、昨今の円安、日本のウィーンフィルのS席より高いのはどうかしら・・って思うところだった。私は175ドルで購入。それも私の好きな通路側。完璧!神様いらっしゃるわあ‥って思った瞬間だった。

 フロントのお姉さんはMutiはみんな大好きで、みんな聞きたいから、売り切れるのは当たり前よ!!なんて言っていた。この間大阪で聞いたロンドンフィルは素晴らしかったけれど、結構空席だらけだった。日本にはまだまだクラシックに大金払うという文化は根付かないのかしら。

 昔の欧米のクラシックコンサートはお安かったイメージだけれど、今回のお値段はかなりしっかり目。相場が変わったのかと思ったら、同じMutiでも来週は100ドルくらいでそれほどお高くない。
 プログラムが今回メジャーなのとソリストが内田光子さんなのがお高い理由かしら?

 アメリカは売れると思ったら容赦なくお値段を釣り上げてくる。でも、そういうところがないと、採算は取れないけれど大事なことを赤字で続けるようなことは到底無理だから、やはり、そういうガツガツしたところはないといけないかな‥と思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?