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台風で閑散とした関西空港で感じたこと3つ

 自分は、きっと退屈が死にそうなくらい嫌いだから、こういう行動になってしまうんだろうけれど、今関西空港で書いています。ちょうど私の乗る予定の飛行機が20分遅れくらいで到着し、乗客が下りて行ったけれど、乗客の数は極めて少ない。

 私は激安でキャンセル不可、変更不可の切符を持っていて、だから、しょうがないなあ・・と思い、欠航になれば行かない、欠航にならなければそのまま行く、成り行き任せにすることにしたのは書いた通り。

 昨日の同じ便が欠航だったから、今日は混んでいるんだろうと思っていた。私が座席指定で確保していた、指定無料のお席のお隣もふさがっていた。いや~ん、エコノミーでパンパンなのは悪夢だなあ・・でも、しょうがないなあ~と思っていて、気分が悪くなった時のために酔い止めを購入して、腹をくくっていた。
 私はシンガポール航空の言う通り、チェックイン機でチェックインをしてお荷物札も出した。でもね、きっと私はお願いすれば、赤いお荷物優先札をもらえるはず。そう思って、ダメもとでカウンターに並んで頼んでみることにした。

 オランダに行った時、カウンターがパンパンだったことは書いた通り。今日もさぞパンパンだろうと思って来たら、なんとなく閑散としている。そういえば、そもそも関空急行結構空いていたじゃん。

 カウンターのお姉さんに、今日は混んでいるみたいですねって何気なく声をかけてみたら、「ぜ~んぜんです。半分くらいしか埋まってないんです。みんなキャンセルされているから。前の方のお席もご用意できますけれど、そちらにしましょうか?」なんて親切に言って下さる。行く行く!ちょっと前のスペースが空いているだけで、ちょっとでも気持ちが楽だもの。一番前ならお隣がいても大丈夫!シャムリアップ行の方も変更してくださって、私が酔い止めまで購入して決心した心配は、杞憂に終わりそうです。

 私は完全に読み違えていました。というわけで、今感じていること3つ。

1.いくら台風がノロノロで、ここから遠くても、みんなリスクと考えて、出発を控えるんだ。
  自分は行きの心配は全くしていなくて、帰りが関空近辺でノロノロになった台風のせいで着陸できないかも?と言う心配しかしていなかった。
  むしろ明日になったらもっと風が吹くから、昨日乗ろうと思っていたお客さんは、今日に振り替えて、今日がパンパンになると思い込んでいたけれど、そもそも台風が近辺にいるだけでやめるんだ。
  ANAさん、JALさんのように無料でキャンセルしますとか、降り替えますとか言ってくれたら、私も変更可キャンセルしたかもしれないのだけれど、外国の航空会社はそうじゃない。それなら自分は「ススメ」の選択肢しかないけれど、それは普通じゃないのかもしれない。

2.少なくとも日本人は見かけない。
  私みたいに独居であれば、台風から避難するくらいの感覚すらあるけれど、まあ、もう8月も終わりだし、これから子供たちが旅行に出ることもないだろうし、これが仕事の出張なら、今どきは延期ですよね。そっかそっか。

3.電車と違って、飛行機のカウンターのお姉さんは、飛ばないかもしれないとか遅れるかもしれないとか言わない。
  実際に遅着も頻発しているけれど、飛行機のカウンターのお姉さんは、前振りを全くしない。
  行きの地下鉄も、南海電車も天候が悪くなれば電車を止めることがあるので、それをわかって乗ってね、ってアナウンスをくどいくらい言っていた。そんなのわかってるわよ。って言いたくなるくらい。
  それでもね、出国エリアのお店はちらほら閉まっている。このギャップが不思議な感じ。飛行機は国際標準、お店は日本基準。そう考えると日本基準は少しコンサバすぎるような・・・雨が強いと止まることもあるだろうし、自然のことは仕方のないこと。それで誰を責めるような事でもない。止まった後どうやって安全に乗客を処理するか、そこだけが問題だと思う。
  でも日本人は減点主義だから、減点にならないようにならないように・・としてしまうのかもしれません。
  世界の人はきっと、風が吹けば、飛行機が飛べないのは仕方のないことね、ってきっとそれだけのお話になるんだろうと思う。
  とは言え・・・私は乗継便があるから、乗り継げなかったりしたときは、うまいことお願いしたいわあ~。やっぱり日本人!私も文句多いかも(;^ω^)

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