ジェットコースターエンターテインメントを観たよのメモ(ネタバレあり)
いつもオフラインで書いて終わりにしちゃうので万人受けするものは書けないし~って思ったけど、圧倒的にDoが足りない一族なのでとりあえず書いたよー!
何を書いてもネタバレになるし、混沌としたステージなので(笑)、書いてることが観られないかもしれないけど。
自問自答ファッションのあきやさんも「ファンが布教してかないと廃れていく(意訳)」って言ってたし(それはアパレル店舗やブランドのお話だけど)、やってることだけでも知ってもらいたくて。
銀座にも比較的近いので、うっかりどなたかの観に行くきっかけになったらいいかなーという願いを込めて、いざ!
CLUB SEVENとは
去年20周年を迎えた、ファンの多い作品。
いつもとは劇場が違うので今回はanother placeがついたらしい。
今回は男性キャスト7人、女性キャスト2人の計9人!
9/28から10/13(日)まで有楽町よみうりホールで上演しています。国際フォーラムの近く!有楽町ビックカメラの7階です。
二幕物で20分休憩挟んで3時間25分!(予定なので割と延びる)
今回の公式サイトがこちら
今回の舞台映像が入ってる公式動画がこちら(なんだけど音響があまりよくない気がする…)
観に行くきっかけ
単刀直入に言うと推しが出ることになったから。
大人がヘロヘロになりながら完走する50音順メドレーとやらが、やたら楽しそうだというのは毎回の公演期間中にTwitterのタイムラインで流れてくる感想で知ってて、ただ何もキャストさんについて予備知識がない中で飛び込むには勇気の必要な現場で(笑)、ご縁があったらとは思っていたけど、いきなりこのタイミングで。
えっ、嬉しい!!!と喜んだものの推しにギャグセンスあんまりない気がするんだけど鍛えてもらえるのかしら…と不安に。
プレビュー公演の感想は心のビタミン剤
9月の22日23日がプレビュー。
プレビューは観劇を見送ってたので、ながれてくる感想をさらりと流し見ることにした。
終演後。
どんな曲やったのかな~ってタイムラインを眺めてたら、一瞬のツキヨミ(King & Prince)との単語発見。え、と思ってる間にヒヨコの被り物をしてチキンラーメンCM(ポンポンスポポーン)を歌い踊りフラワーを歌って「アイドルそんなに甘くねえからな」と吐き捨てる場があるという情報の激流に阻まれる。どこ?どこに向かってるの自担?観客の温度は??新参者は温かく迎え入れられてるの????
モンペが発動し、いてもたってもいられなくなり本公演初日に行くことに。
観た。
2幕に絞って書く。
確かにそこにはチキラーのヒヨコがいた。
ツキヨミもフラワーも歌っていたし、新しい学校のリーダーズでもあったし、愛は勝つのKANでもあったし、ミセスも歌ってたしNiziUにもなってた(?)
こんな出る???
この先、女性ボーカル曲を歌ったり、女性グループのダンスを踊ってる姿(割と振りはオリジナルに忠実だったと思う…)はそう見られないと思うので貴重だった~。
緑黄色社会のMela!が推しの声で聴けたのがほんとに嬉しくて真空パックにして冥土の土産にしたい。あんたのバラードもスコーンって突き抜ける高音がとてもよきでした。
50音順ヒットソングメドレーってこんな爆速スピードで進んでいくんですね。「あ」から歌詞が始まる歌の次は「い」かと思ったら「あ」がやたらたくさんあった(それはそう)(95曲もあるからね…)
おもしろポイントとか(抜粋)
三山ひろしさんの曲で、紅白のけん玉ギネス挑戦のパロディーが始まって、いそいそと番号の入ったゼッケン付けてけん玉持った5人が出てきて、一人ずつけん玉やってくのがおもしろかった~。
成功すると列の後ろに回りながらゼッケンの番号ペロッてめくって5人でエンドレスにけん玉やり続ける(ギネス記録判定担当さんつき)というシュールな絵面。
遅くに帰ってきた風のサラリーマンから奥様が上着を受け取っての「♪隠しきれない~移り香が」から始まる「天城越え VS 君から始まるソング対決」も聴きごたえあった!東山さんが♪君を守るた~め、とか♪君はシンデレラガールとか、君のつく歌で都度ごまかすんだけど、北翔さんが天城越えの♪隠しきれない~を歌い続けるという。北翔さんすんごいクンカクンカ移り香嗅いでた(笑) ちゃんとストーリー仕立てになってた!
あとCAT’S EYEとルパン三世のテーマのマッシュアップみたいなのが素敵だったな!キャッツアイ中の合いの手「どすこい!」だった回もあったけど!(なんで)
とにかく9人が衣裳や持ち道具を取っ替え引っ替えノンストップで踊りまくって歌い倒していた。ギャグに振ってる歌もあるけど、ビシッと揃ったダンスで魅せてくれる歌もあるし、多彩!豪華!パフェとかクリームあんみつみたい!
1幕の時点で予定より少し時間が押してたけど(それは恐らくご長寿早押しクイズのせい)、2幕はメドレーで曲の尺は決まってるんだからそう延びるところがないはずなのに、初日に50音の「の」の時点でイマジナリー山下清さん(の扮装をしている大山真志さん)が「いまの時点で3時間超えちゃってるんだな」って言ってて笑った。まだ「な行」なのに予定の終演時間まであと15分しかない(笑)(そして、結果初日から3日後に公式の上演時間がアップデートされて10分も長くなった)(短縮できるか試行錯誤したけど結局巻けなかった結果とみた(笑))
ほんとにずっと面白かったし、みなさん踊れるし歌えるし、音響照明スタッフさん含めプロ集団による本気の忘年会芸というか、それが出演者9人しかいないのに1時間以上続くのよ…カロリー過多なのよ。
CLUB SEVEN、客層が幅広くて。杖ついてるおばあさまもいるし、ご夫妻で観に来てるマダムもいるし、推定20代カップルもいた。普段顔を出してる演目よりも幅広い客層で居心地よかった(小学生くらいのお子さんも見たし、もちろんお嬢さんもいるよ)
懐メロ(恋のダイヤル 6700とかキャンディキャンディとか)と最近の曲(アイドルとか呪術廻戦とか)とみんなが知ってる曲(仰げば尊しとかソーラン節とか)とよく見るCMソングの取り合わせのバランスが絶妙で、これは最近の曲がわからなくてもこれだけあったら楽しめるわ~って感心しました。
曲を商用利用するときっていろいろ権利とか手続きが大変そうなイメージだけど、今回のメドレーは過去最多の95曲だそうで(毎年増えてるらしい)、この数をクリア出来るのは東宝主催だからだろうなぁ。多分東宝にはすごいデキるブレーンがいる。
総括?
ジェットコースターエンターテインメントというの、まさしく!名付けた人天才だなって感じで、観てる間はずっとあの曲のここのステップがよかったとかこのフレーズのとこのアイコンタクトがとかハケてくときのジャケット翻すのがとかキャストさんのexcellentポイントがいろいろいろいろあったのに、あれもこれも書いておこうって思ってたのに、途中で何かにもみくちゃにされて、終演後、何を観てたのかよくわからなかったけどすごい楽しんだ記憶はある…ってなった。全部忘れてる怖い…でもたくさん笑って寿命は延びた気がする。
あとなんか、ふ○なびとかタケ○トピアノとかのCMパロディーとか、1幕には夢グル○プもあったり、七福神がチューチュートレインするのとかとにかくいろいろが休む暇なく押し寄せてきて、まるで高熱の時にうなされながら見る悪夢みたいだった……いや楽しかったのよ、これじゃ伝わんないかもだけど。恐ろしく中毒性がありますね…。リピ買いしたくなる気持ちがよくわかる。数時間経つとまたあの混沌の中に身をおいて流されたくなる。
そして2回目観に行ったら、推しがムシューダの虫の白タイツ着てCMソング(ムッシッシー)歌ったあと、同じ扮装のままゴールデンボンバーの女々しくてに突入する流れがあって、初見の我、これすら見たこと忘れてたの…?????って衝撃だった。
さらにミュージカルの舞台俳優推してるんだったらみんな歌ってもらいたいであろう願望ソングのはずのSeasons of Loveが終盤にあったのも自分のメモに書き留めておいてなくてですね、普通好きなこが歌ってたら真っ先に書くと思うのよ、歌いましたって。でも視界から入ってくる情報が大量すぎて記憶として処理しきれてないのよ…「なんかすごいものを大量に見た」という漠然とした疲労感しか残ってないの。脳のキャパを超えてて後半何が起こっても溢れてってる。
なので銀座で試着旅をして、ちょっと椅子に座って休憩するか~(3時間半くらい)(どういう休憩)って時におすすめです!今週日曜までならやっている!
試着したあと、購入するかは頭冷やして一回冷静になろうってガールズさんには、情報の激流をぶっかますことになってしまうのでアレですが…。逆に観たあとそれでもまだあのアイテムが心に残ってたらお迎えしようかな☆に使っていただけるかもしれない!(笑)
チケットはこちら
ここまで長々とありがとうございました。
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ぴあさんのプレビュー公演のレポートはこちら
(インパクトしかないNiziUを添えて)
ローチケさんの合同取材会記事はこちら