【S19 最終437位】ガチ両刀レックウザVMAX シングル レート1961
構築経緯
まず初めにどの禁伝を使うかだが、使用率の高い伝説はメタが張られていて自分の実力じゃ厳しいと思い使用率の低めな伝説を使うことにした。
まず前期レックウザの使用率を見てほしいが62位であり、これは59位のルナアーラや60位のルギアとほぼ変わらないと言っていいだろう。なのに構築記事が1つも見当たらない。ミュウツーやレシラムでさえあるというのに…
そこで候補として上がったのが同じく記事が無かったブラックキュレムかレックウザになったが、よりロマンを感じるレックウザを使ってみようと思った。
レックウザの型は竜舞や剣舞を積んで神速で縛るのが一番メジャーだと思うが、ヘイラッシャの流行や黒バド・ハバカミなどのゴーストがキツイことから諦めて、より対面性能の高いACぶっぱのタスキレックウザを採用した。
使用率の高い禁伝との殴り合いは基本的に不利なのでクッションになれるイーユイ(対黒バド)、カバルドン(対コライドン・ザシアン)、テツノワダチ(対ミライドン)を採用した。
残りは構築単位でキツイと思ったディンルーやグライオンを殴っていける水ウーラオス、ほとんどの構築に投げれて汎用性があるハバタクカミを採用して構築が完成した。
結果
TN ヒナギク 最終437位 レート1961
TN 二階堂 真紅 最終1800位くらい レート分からん
構築紹介
レンタルパーティID :97B0KG
レックウザ@きあいのタスキ
よくステラを切っていた相手
ステラ流星群
・ランドロス H252振りを確定1発
・ヘイラッシャ H252振りを確定1発
・暁月ガチグマ H252-D100振りを確定1発
・カイリュー H244-D4振りを乱数43%で1発
ステラオーバーヒート
・ザシアン H252振りを87%で1発
・白バド H252振りを神速と合わせて確定1発
構築経緯でも書いたがヘイラッシャの流行により積み系のレックウザは通りが悪いと思い、シーズン序盤は飛行テラスの鉢巻レックウザを使用していました。テラス無しでもHBヘイラッシャやH244のオボンディンルーを画竜点睛でほぼ2発を倒せたりと強い要素があったが、行動保証がないので初手で出し負けたりすると後手に回ることになり厳しかった。
ASぶっぱで流星群を仕込ますのも考えたが結局1撃では倒せないのでフェアリーテラスで返されてしまうので弱かった。
そこでタスキの両刀ステラレックウザを単体考察している記事を見つけて丸パクリしてみたら対面性能が高くかなり強かった。このポケモンは基本的に初手に投げて対面で相手を1匹倒し、後続に神速を入れるという非常にシンプルな役割ですが、例えば初手パオジアンにおいて氷柱落とし→画竜点睛と技を打ち合った場合、次のターンに神速を打つのがセオリーだと思いますが、例えば相手の裏にハバカミなどのゴーストやヘイラッシャなどのゴツメを持ってそうなポケモンがいそうな場合、裏に通りがいい技を押したりしてました。もちろん相手の構築によっては普通に神速を押す時もありますが。ゴーストテラスもあり得るので…
残りHPが1でも残っていて後ろに引き先がいるのであれば残しておくことを推奨します。特に黒バドの起点になりそうになったら後ろのイーユイに引いてテラスを強要させてから神速を通すなど。
ステラレックウザを深く考察されているのでこちらの記事の方が参考になります。
カバルドン@ゴツゴツメット
対コライドンに対してクッションになれる点とレックウザと合わせることによって積み展開の偽装ができる点を評価してカバルドンにしました。そのおかげなのか分からないがアマガやラッシャも気軽にテラスできずにレックウザの特殊技が通ることが多かった。
対白バドではトリルを最も警戒しなくてはならないのでテラスはカバルドンに切ることも多かった。最遅なのでトリル化で欠伸を連打してターンを枯らす動きも強かった。
それ以外にもザシアンが水テラスじゃなければ1発は攻撃を耐えるので欠伸で流す動きを多用してました。
あと地ならしのせいで日食ネクロズマに負けたので地震のほうがいいかもしれないです。
イーユイ@突撃チョッキ
黒バドのクッション枠として最終日にいきなり採用したのですが、元々はアローラベトベトンを使用していました。アロベトだと後続に負荷が掛けられないのと黒バドを選出されなかったときは勝率が悪かったので汎用性高めのイーユイに変更しました。
アロベトより耐久はないものの後続への負荷が高いので変更して正解でした。調整はニトチャ1積みで最速黒バドレックス抜き余り特防です。
攻撃に下降補正をかけてないので身代わりしてきた場合は炎テラスニトチャで身代わりを破壊し、オーバーヒートで倒す動きが強かった。
ただ最終日はゴーストテラスのスカーフ黒バドが多く、一貫を切るためのノーマルテラスもありかなと思った。
テツノワダチ@オボンの実
対ミライドンにおけるクッション枠として採用していたが、最終日にイーユイを採用したことでチョッキを譲ることになり、仕方なくオボンの実を持たせて特性で特防が上がる個体を採用した。
構築単位でハバカミが重いのでミライドン軸以外でも選出することはあったが時間があればジバコイルやドオーなどを試してみたかった。
特に終盤は水テラスのミライドンに連続で負けてどうしようかと思ったが、他で当たったときはほぼ氷か電気だったので割り切っていた。
テラスタイプの水はミライドンを倒した後に出てくることがあるウーラオスやパオジアン辺りを意識したのと眼鏡氷テラバでゴリ押ししてくる時にたまに切るくらい。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
基本的に2手目か最後に投げることが多く上から瞑想を積んでスイープする役割です。汎用性が高いのでザシアン軸以外はほぼ投げていたのでレックウザより選出率は高かった。
特に対テラパゴス戦において、スカーフウーラオス抜きなどの素早さ調整をしていてロックカットをあらかじめ使用されていても上から瞑想する動きが取れたのは強かった。挑発はノーマルテラスのカイリューが羽休めで粘ってくる時や、ルギアなどの積み系統に刺さっていた。
水テラスの理由はテツノワダチと同じ。
ウーラオス@パンチグローブ
構築単位でキツいディンルーやグライオンを殴っていける枠として採用した。
レックウザを投げづらい相手(ディンカイパオウーラ)みたいな対面チックな相手にはウーラオスを先発で投げることが多かった。
テラスは元々黒バドの一貫を切れるノーマルで使っていたがグライオンがテラスしながら無理矢理毒を入れてきたのがウザかったので毒にした。
選出
一般ポケモンの有無で多少変動しますが多かった選出を紹介します。
初手にレックウザを投げまくってますが、ウーラオスの方が刺さりがいいと思ったらレックウザを投げる必要はないです。
例えばオーロンゲ+黒バドのような並びにレックウザは不要です。
VSコライドン、ザシアン、日食ネクロズマ
VSミライドン
VS黒バドレックス
VS白バドレックス
VSテラパゴス、ルギア
VSルナアーラ
VSホウオウ、ムゲンダイナ
重いポケモン
・ディンルー
レックウザがおそらく2発で倒せない唯一のポケモンだと思う。
かと言ってウーラオスから投げるのも微妙な時があるので難しい。
・スカーフ黒バドレックス(ゴーストテラス)
エナジーハバカミが上を取れないので厳しかった。
イーユイをノーマルテラスで試してみようと思う。
・キノガッサ
勝てるポケモンが胞子に合わせて挑発を打つハバカミで、さらにタネガンが4回あたると負ける。レックウザさえ上を取れてないのでムンフォ+先制技で倒すのが無難ですかね。
・渦カイリュー
渦カイリューって最初から分かっていればそこまでキツくない(あたりまえ体操)
・水テラスミライドン
ワダチ交換読みで水テラスを喰らうとキツいが、大体こだわり系だと思ってるので水テラスハバカミで瞑想の起点にしていけば少しは巻き返せる気がする。
・ムゲンダイナ入りの受けループ
ムゲンダイナの技構成次第。ハバカミが毒らなければ勝てる可能性あり。
さいごに
レックウザでレート2000を目指していたので悔しいですが、構築の完成度だったりプレイングだったり改善できるところがあるので、反省しつつ次のシーズンに備えようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。