悩みに悩んで この子たち(カメラ)を迎えました。
実は 数ヶ月前から
新しいカメラを迎えたいと
あっちを見たり
こっちを見たり していた。
だけど 探し始めた当初から
自分的には 富士フィルムに 心が動いていた。
富士フィルムのカメラに ときめいていたのだ。
あの クラシックな外観も、
カメラへのこだわりにも キュンとくる。
悩む機種は XT-3 と GFX50SもしくはGFX50R
XT-3は APS-Cセンサーのミラーレス一眼GFX50は 中判センサーのミラーレス一眼
富士フィルムには フルサイズセンサーの
デジタルカメラがないのだ。
故に、フルサイズ以上を望むなら
中判センサーの GFXシリーズになる。
フルサイズよりも さらに大きな中判センサー。
お客様を撮らせてもらうのに、
やっぱり良いカメラを使うべきなのかな?と
フルサイズ以上のカメラを考えたりしたけれど
フルサイズでの写真は
どこかとても きれいすぎるような気がして
果たして 自分が撮りたい写真に
中判カメラは必要なのだろうか?
それがずっと 心に引っかかっていた。
XT-3にしようかな、と思いつつも
APS-Cセンサーのカメラで
お仕事ができるのだろうか?
という悩みも ずっと残っていて
だから SONYの α7ⅢRという
フルサイズミラーレス一眼も 考えたりした。
だけど、何度考えても、
フルサイズにした方が良いとしても、
富士フィルムが良かった。
富士フィルムを諦められなかった。
そんなときに
お仕事で写真を撮るときは
カメラを趣味でやっている人も多いから
機材は見られるよ、という声を聞いた。
そうなんだ。
撮られるひとも やっぱり良いカメラで撮って欲しいもんね。
やっぱり、フルサイズ以上のカメラを買うしかない。
そう思ったんだけど 富士フィルムは諦められなかった。
だから 旦那さんに
前職の退職金(わたしの)を ほぼ使うことになるけれど GFXシリーズを 買おうと思う、と話していた。
カメラのことを あまり知らない旦那さんは
驚いていたけれど
先行投資は大事だからと、「いいんじゃない?」と言ってくれた。
これで わたしは 中判カメラのGFXシリーズを買う、決めた。
…決めたのだけど
やっぱり 最初に思っていた 違和感…
わたしの 写真、
中判センサーで撮って
果たして 撮りたい写真になるのだろうか?
どこか 懐かしい、そんな写真を撮りたいと思う。
そんなわたしは この違和感が ずっと引っかかっていた。
それから もう一度 富士フィルムに関する記事を読み漁ってみた。
そこで 見つけた X-pro2の発売時に、
富士フィルムの担当者がインタビューで話した、この記事にある
「フルサイズへの可能性とXシリーズが目指すもの」の項目を読んで
富士フィルムの Xシリーズにかけるこだわりが
わたしの撮りたい写真とマッチしたんです。
これを 読んで
もう 何も違和感なく、XT-3にしよう!って
スッキリした。
スッキリするってことは
もともと わたしは XT-3が良いんだって
思ってたんだなって。
自分が愛せるカメラにしよう。
そう思って 悩みに悩んだ結果、
昨日 ようやく XT-3を迎えました。
一緒に 迎えたのは XT-10
XT-20、XT-30という新しい機種も出ているけれど
あえて、XT-10にしたのは
大好きな フォトグラファーさんが こぞって、
新機種が出た今も、
(そして XT-30も持ってらっしゃるけれど)
このXT-10は良いカメラだ、と言う。
写真だけでなく、
写真を撮る その心まで尊敬できる
フォトグラファーさんたちが 言うのだ。
良いカメラって
センサーがいい、画質が良い、機能が良い、
それだけじゃないんだろうな、って。
だから XT-10もずっと使ってみたかった。
ミラーレスだから あまり頻繁にレンズを変えたくないこともあって
サブ機として XT-10とも 仲良くしていきたいと思う。
この子たちを連れて 家族との連休を楽しむよ。