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君が好きだと知る前から ずっと昔から 好きだった 酸味のあるイチゴではなく 甘さが重なっていたから 好きだと言えなかった 言いたくなかった ある人が好きなものだったから 絶対に 好きじゃない 複雑で 単純で 忘れてしまった いったい 本当は どんな気持ち どこにも居なかったような 空白の年表が 目の前にあるような 君が好きだと知ってから ずっと昔から 好きだったって いくつも食べられない今 やっと 気がついたんだ