【IIDXオンライン大会】紅葉杯を振り返る
ごく一般的な社会人オタク音ゲーマー、紅葉と申します。紅葉と書いてクレハ。ニーゴのストーリーだけyoutubeで見てます。
この度IIDXでオンラインのユーザー主催大会を開催しました!
実は今大会開催の意図及び音楽ゲームの大会についての思いというのもnoteに書いているんですが、めっちゃ迷走しているので先に本noteを公開いたします。2023年6月8日追記
迷い猫オーバーランながらも着地しました。元々ニコイチの存在として書き出していたもので、本noteでは触れていない部分についても触れていますので、良ければ是非ご覧ください。
本noteでは時系列に沿って0から10まで紅葉杯完全解説パーフェクトガイドとして感想や意図など裏世界の話、果ては創世神話まで書き連ねていこうと思います。
参加者の皆様のnote
なぜか流行りだして多くの方が書いてくださいましたのでご紹介。生の感想って感じでめっちゃいいです(小学生並みの感想。本当にありがとうございます!
人によってはすでに後編を書かれている方もいるので、note内で「紅葉杯」と検索してみてソートを新着にすればいっぱい出ると思います。
又は本noteの恐らく下の方にあるハッシュタグ「#紅葉杯」でもいけると思います。
企画段階
まず最初に一言。紅葉杯が世に生まれ出たツイートが、こんなアニクラの宣伝ツイートみたいなオタク文章で申し訳ない──────。
実はこの前に草稿っていうのを世に放って、この変なルールはウケるのか、参加しそうな気配のある人はいるのかってのを伺ってたんですけど、どうやら見た感じ1~2人はルールに抵抗ないみたいだし、参加に関しても好感触な人が数名いるぞというのがわかったので踏み切りました。
実際の声っていうのが持つパワーの凄さを感じていました。
感覚的に参加者様16人くらいいたら立派にできるかなと考えていましたので、それなら集めることができそうだと思ったのもあります。
音ゲーの大会は流石にやったことないんですが、3~4年前くらいの頃は企画を立ててSNSで人を集めて~みたいなこともやってたので今回もそのノリでいけるかなと思ってました。まだ名前が雛沢 紅葉だった頃の話なので知ってる人は紅葉古参です。
後は数少ないTwitterの音ゲーマーフォロワー、はるクリというコミュニティ、直近で参加したユーザー主催大会で得た繋がりなどで、イベント事に関心のある人を捕まえられそうだと思ったことなど結構打算的な面もありました。
それでもやっぱり参加してくれるかはわからないし、企画倒れを「したくないな~」ってほのめかして予防線張っとくくらいには結構弱気になってました。
ルールをまとめたnoteを書いた(企画段階・概要・流れ)
時は少し前後しますが、noteに沿って企画頃の話をしていきます。
紅葉杯なんですが、実は「こんなルールで大会やれたら面白いんじゃないか」を考えていると、詳細まで決めたくなってしまい仕事しながら詰めているとあら不思議、草稿が完成していました。
この草稿を世に放ち、数名の方に好感触だったので真面目に動き出したという流れでした。
またルールを考える時の話ですが、
言われてみたら「たしかに?そうかも?」くらいになると思ってるのですが、ルールを作るにあたってのテーマがありました。
「上手い人だけが楽しい ではなく、みんな楽しめること」です。これが根底にあってあらゆるルールと企画は生まれてます。
後ほど触れる[24時間以内にリザルトを提出]とか[グループが入れ替わる]とか[大会以外の常設コンテンツ]とか[(用意はしてたけど実際使わなかった)ハンデ]とか全てそうです。
~実際に書いてみた~
さて、ルールを書くとなった時に何を書けば必要十分になるんだ???????ということに困りました。そりゃあルールなんて書いたことないし。そこで現れた救世主は、BPLでした。また救われたな…。
チーム構成、大会の流れなどBPLを参考にしてほぼパクってルールは書き上げました。多分これなかったらかなりぐっちゃぐちゃな文書になっていたと思います。
改めて概要を書くと、自分のやりたいことがすっきりとしたような気がします。概要・コンセプトを芯の通ったものにするっていうの自分がブレないことにもつながるので大事でした。
INFINITAS参加を可能にしたのは、直近で参加したユーザー主催大会(ポルックス杯-過去のnoteご覧ください)でINF使っていいなら参加してたっていう人がいたらしく、少しでも人数をかき集めるためにOKにしました。
1st match、2nd matchと分けたのは、面子シャッフルして曲も選び直したら1粒で2度美味しいしお得やろ!って思いついたからです。
ここから真面目な話します。いやまあさっきのもマジなんですけど。
グループ分けをするにあたってエントリー時にプレイしてもらった曲で判別するわけなんですけど、ここのプレイで詰める人って実はほぼいなくて(!!)適当にやった1発スコアでどんだけ低くてもまあいいか笑で提出する人が大半です。主語がでかすぎますね。すいません、これはただの私の話です。
その結果グループ組んだ時にエグ目の実力差が発覚したってなった時に、そこからテコ入れできずにイベントが終わってしまうよりも、一区切りつけてしまって組み直しをできるタイミングを用意しておけば、適切な実力差で参加者が楽しめる確率は上がるだろうというのが真面目な理由です。
また後程ルールについて詳しく触れますが採用したルール上、プレイするのって1日あれば終わるんですね。そうすると1ヶ月ある期間中実際にゲーセン行って紅葉杯やるのって2日ってマジで何????????ってなってしまったので、常設コンテンツでなんとか忘れられないようにしようと打った対策が参加自由のSPECIALコースと通常スコアタです。これらについても後程詳しく。
なので大会+イベント要素ってことで大会イベントみたいになってます。
日程・グループ構成
反省会をはじめます。
日程に余裕が、な~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~い!!!!おばか。
始まる前に考えてたこととしては、本戦中は1日で終わるから長すぎると退屈すぎて忘れ去られる。2週間は長すぎるけど1週間は短すぎる。週末の土日は2回入れときたい。となった結果まず本戦期間から決まりました。
で残ったところが選曲期間。なんですが余裕がない!今回スピード感を意識していたとはいえ、なにかあった時のことを想定した猶予はどんな時でも持つべきだなと思いました。
グループ構成に関しても「原則」などのワードをちりばめ自分の保身と予防線を張ることを怠りません。
エントリー
エントリーに関してGoogleフォームを使用して、discordに入り、そこで課題曲のリザルトを提出するという七面倒なことをします。でも運営側はすごく助かりました。ありがとうございました!!
ここでは課題曲について触れようと思います。
またここでのプレイ結果を基に、グループを振り分けその中で実力差が大きく開いてる場合にハンディキャップをうんぬん予防線を張り巡らせ用意してましたが、集まってくださった方々が奇跡的に上手いこと振り分けできたので消えました。やった~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!
もし格差が生まれたと判断した場合は、ハンデを適用させて勝ち目0みたいな状況には陥らないように...と考えていました。
Uコース
・がっつり陰キャ!? 怪盗いいんちょの億劫^^;(A)
・Snakey Kung-fu(A)
・Red. by Full Metal Jacket(A)
・D(A)
Sコース
・Sounds Of Summer(A)
・Rejection Girl(A)
・Digitank System(A)
・nostos(A)
Aコース
・Realize Maze(A)
・Light Shine(A)
・bass 2 bass(A)
・(This Is Not) The Angels(A)
一応考えとしては、1曲目に地力曲を設置してクリア力をある程度揃えて、少し難易度帯を下げた個人差要素譜面をプレイしてもらい選曲の参考にしてもらおうというものでした。流石に自選考えてもらうのにノーヒントはきっちいよなあと思ったので。
なので楽曲ラインナップは
1 鍵盤が主体になる地力
2 CN
3 スクラッチ
4 ソフラン
になるようにして、1曲目はそれぞれの選曲制限上限に合わせた曲にしようとしてたんですけど「これやりたい人いなくね??」ってなったので易化。ただ今では易化した後の難易度に制限を合わせればよかったかなあと思ってます。まじでわからん。
ちなみにがっつり陰キャは割とやりたくない人多かったみたいで、みんな好きだろうと偏見があったのでまじかになりました。私は好きなんですけどね。
SOSもこれやらせるのえぐいです!!って言われてそうなのかあってなってました。でも地力だと思います(フンス。
本選ルール
まあ書いてある通りなんですけれども、どんな考えがあったかみたいな所に触れていきます。
そして実はルールを考えるにあたって更にテーマがありまして、それが「オンラインアリーナ」との差別化になります。そのために頭悩ませてたので良かったらほーんと意識しながら見てみてください。
・概要など
4名1グループについてはそういうものだという考えがあったのでそのままにしました。今後いろいろバリエーション増やしていきたいですね。
1st matchと2nd matchに分けたことについては、そっちの方が面白そう!という思いつきと、前述の通りグループに分けた後で著しい実力差が発覚した時に調整できるように1区切り設けました。
・ルール
アリーナでは順位ptは1位から順に2-1-0-0です。正直これでもいいと思ったのですが、そのままは面白くないなぁ...せや!DDRのBPLみたいに4位取ったら終わりにしたろ!←悪魔?
そんな経緯があり1位から順に2-1-0-マイナス1になりました。これによって3位と4位の価値に大きな差ができ、曲を捨てることによるデメリットが大きいなどかなり影響が大きくなったと思います。
そしてぶっちゃけ順位pt同点はいっぱい起きるだろうなと思ってたので、同点の場合は合計EXスコア勝負になるよと明言しています。まさかこれがあんなことになるとは...。(良かったら配信アーカイブ見てね)
・選曲
難易度はANOTHERとLEGGENDARIAのみとしています。理由としてはBPL等直近で見ていた大会ではHYPER譜面の採用がなかった事が大きいです。レベル制限を設けなかったのはド単発精度勝負は選択肢として必要だと思っていたからです。でもアリーナでビギナー譜面投げるのはやめてくれ。
選曲被りが起きた時のルールも用意していたのですが、起きなくて残念です...。みんな等しく不幸になりそうな曲を選んでやろうと素振りしていたのですが。
解禁が必要な曲については悩みました。一括禁止か、何らかの方法で許可するか。
全員が解禁している必要がある上に、楽曲を見てから提出までに制限があるので禁止にしようかとも思いましたが、解禁曲投げたいよなあ!!となったのでアンケートを取って、解禁曲が可能になる場合と不可能になる場合で分けました。これがまさかあんなことになるとは...(2)。(良かったら配信アーカイブ見てね2)
続いて波瀾を巻き起こした選曲制限になります。
話は少し逸れますが、IIDXのオンラインアリーナってB1?あたりから☆12投げられるじゃないですか。でもそれでB1にいるのにn/a、ファーフルダリア(灼熱穴だったかも、怪しい)が同時に飛んできたときに結構しっかり目にアリーナ嫌いになりました。なのでそれだけはならないようにと選曲制限を組み込みました。
選曲制限自体は良いんだけどどこまで制限するかで正直上手く嚙み合ってなかったかなあと思いながら今もちょっと正解分からないです。
今のところ感想としては改善の余地があるけれど調節は慎重に、です。ちょうどいいラインを見極めるのが難しいですね。
私自身も元クリアラー寄りでスコアを意識しだしたという人間なので、単発精度に対抗する物量で上から殴るという1つの選択肢は絶対必要だと思っているのですが難しい~。ここに関しても参加者の皆様から様々な感想やアイデアなど頂いてるので可能性は無限大!
・オプション
LEGACY NOTE使用可能が特徴かと思いますけど、これは覚えてないのですがどこかの大会で見た記憶があって1部の曲では有効に働くのでOKにしました。
特殊ルール
アリーナとの差別化による紅葉杯だからこそできる体験の提供、地力的に敵わない相手にも可能性を残して全員が楽しめるようにする、の2点を突き詰めて生まれたのが特殊ルールです。
・24ルール
最初にルールを考える時に複数日に渡ってプレイ可能ないわゆるスコアアタックよりも、大会のような1発勝負をしたいという思いがありました。理由としては私の好みと、期間を設けて詰めさせると実力差がしっかり出ると思っているのですが、逆に1発スコアだと事故ったりして番狂わせもありうるという可能性を残したかったのです。人の持つ可能性を、俺は信じたい。
まあ時間合わせて集合してみんなでアリーナいっせーのなんて不可能ですもちろん。現実的でない。
またプレイする曲の開示は、大会において盛り上がる1つのポイントだと思っています。ただ意識していたのはリアル大会の雰囲気だったので、曲の開示はプレイの直前がいいという思いがありました。
そこでなんとかして曲の発表から時間制限を設けて、その短時間しかやらせないという形を思いつきました。この考えに至るまでは早かったんですが、それをどう実現するかは少し時間かかりました。
discordを使うことは決めていたので、特定のワードに反応して自動で返信を行うbotを導入することをまず考えました。簡単にできると思って調べてみたところ、まるで何も理解できなかったので諦めました。
無理なのか...?と諦めていたのですが、たまたまgoogleフォームの存在を思い出して仕様を色々調べたところタイムスタンプをスプレッドシートに出力する機能があり、これだ!と思いました。結構人力で回す部分は多いので改善する余地はあると思うのですがとりあえず実現できそうな形へ。
時間制限の24時間というのは、まあなんとなくで決めました。前日の夜に開けて予習するとか、朝に開けて1日使って詰めるとか、午後に開けて翌日午前に持ち越せるようにするとかができるしちょうどいいかなと思いました。別に深い考えもなにもありません。
・INFINITASの使用について
INFNITASの使用を認めていたのは参加者増加を見込んでの事でした。エントリーはINFでのプレイだったり、リザルトの1部はINFの方が1部とはいえいらっしゃったので多分効果自体はあった...のか?
一応感想としてはINFメインの事は深く考えずに、INFでのリザルトも提出可能だよ!くらいの温度感でもよかったかなとは思ってます。私のINF環境だとACにランプ勝ってる曲はいくつかあっても、スコア勝ってる曲は2~3曲しかないのでみんなACの方がスコア出ると思ってます(?)。なのでINF持ちが有利とかもないかなと可能にしてました。
・ハンデという名の予防線
実は色々小難しいことを考えていました。都合上組み合わせがうまくいかないから仕方なく実力差が大きく離れてしまうケースを想定していましたが、その状態は本大会の趣旨に合わないと思い救済措置として備えていました。今回本当にちょうどいい感じになってよかったです。運に恵まれました。
・個人賞
これこそまさにBPLのルール見ながら清書してて思いついた部分です。各グループの中の勝ちっていうものしか決まらないので、直接対決してないにせよ全体で競える何かがあれば面白いかもなと思って付け足しました。
これで大会要素がプラスされたなと個人的に結構満足ポイントです。
その他ルールについて
やはり実際やるとなるとルール上大事だけどカバーできていなかった部分というのは出てくるもので、参加者様からの質問に回答するという形で穴を埋めることができたかなと思います。
自選曲に関してもガチガチにやればできるんですけど、変身中は攻撃しないみたいなおやくそく方式で行きました。後はこれでも提出した後日に自己べ更新しても変更不可になってるのでそれで充分かなと。
実際提出可能期間終わって割とすぐ自己ベ伸びたー!って方もいらっしゃったようで。
発表・宣伝
1番迷走してきつかった時期になります。
「人が集まらなかったら自分でなんとかすればいいこと」に関しては経験があるものの、「人が集まらなかったらどうにもならないこと」に関しては経験がなかったので本当に不安でした。実績もないので前例を出してこんな感じです!!ができないのも初回ならではの大変さ。
一方で、発表宣伝の時期に最も意識していたのは「不安さ、必死さは絶対見せない。なんか楽しそうなことやってんじゃんと思ってもらえたら100点満点」ということです。
なんか楽しそうなことやってんじゃんと思ってもらえたら100点満点
紅葉杯はゲームの大会です。なので楽しいのが1番です。そのスタンスと合わないという理由でここは真剣さや必死さよりも「楽しそう!」が満点、という考えを持ってやっていました。🅗🅐🅟🅟🅨 🅖🅤🅨...
まあ第3者から見てどう映ってたかなんてわかりませんけどねw
またそうなった1因でもあるのですが、ぶっちゃけ私のTwitterもともと音ゲーマーのフォロワー少なくて多分半分以上アイマスPなんですよね。なので作戦として音ゲーマーにRTしてもらって広めてもらうしかないと思ってました。RTしてもらうためにはどうすればいいのか。なんだか有料noteや記事でありそうな話題です。
素人なりに考えてみたのですが、たどり着いた先がやっぱり「楽しそうとか面白そうと思ってもらうこと」でした。なのでRTしたくなるような小ネタやビジュアル面(画像・動画)でのアプローチ、同じツイートを擦りすぎないなどしていました。
動画編集を人生で初めてした
上のツイートに動画のツイートがあるんですが、これが人生2作品目です。そもそもなんでルール解説やらなんやら動画を作ろうという話になったのかというと、これもまた「なんか楽しそうなことやってんじゃん」に繋がります。
そしてまた出てくるのがポルックス杯になります。そろそろポルックス氏にお中元でも持って御礼申し上げに行った方が良いのかもしれない。
彼は元々動画投稿や配信活動を行っておりルール解説、中間発表、結果発表を配信にて行っていたのですが、それが楽しかったんですね。それもあって「私はこんな楽しそうなことができますよ、だから一緒にやりませんか」という文脈で動画作成に行き着きました。あとは試しでやり始めたらなんかめっちゃ面白いし買ったばかりのゲーム全然してないゲーミングPCが活きてる感じがして動画編集ハマったのもあります。
1作品目で既に「あっ、あっ、あっ」って感じがしてやばいです。初々しくて可愛いね。
余談なんですが、この宣伝期間中は第3回オンラインアリーナが開催されていました。そこで私はアリーナのコメントで「紅葉杯 宣伝中!良かったらTwitter見てね!」と残しては散っていくという遊びをしていたのですが、その夜ひっくり返る出来事が起きました。
嘘だろ!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!
まじでビビりました。あわよくばRTくらいしてくれるかなと思ってたのですが、こんなことがあるとは...。あの日、あの時、ゲームセンターで、IIDXをプレイし、アリーナを選んでいなければ起きなかった奇跡。これがMIRACLE MEETS。。。
他には音ゲーマーのフォロワー増やした方が効果的かもしれないとかいっておすすめユーザーに出てきた人をひたすらフォローするとかもしてたんですけど、騒がしくて申し訳ない。ご縁があった方はよろしくお願いします。
そんなこんな色々あって最終参加者21名の方、本当にありがとうございます。
サブコンテンツについて
参加者募集の際にサブコンテンツがありますよという風に案内していました。本筋ではないけれども期間中常に遊べるものとして置いてあります。だって本戦って2日あったら足りるし。
また純粋なスコア力、プレイの上手さに関わらず誰でもワンチャン狙える、そんなルールにしようというのは最初に考えていました。プラスで今回がスコア勝負の大会なのでスコアに関わる内容にはしようと思っていました。
また今回の仕様上対戦相手は決められた少人数となるのですが、せっかくなので全員でできる何かもあればいいなと思ったのも要因になります。
また参加人数が多くなれば多くなるほど、各順位もでて選曲の参考にもなるかな?と思っていましたがそこまで甘くはなかったか。
SPECIALコース
テーマは地力的に敵わない人でも特殊すぎるルールでワンチャンスです。
先にこのテーマがあって、はてどんなルールであればそうできるのかと考えてできあがったのがこのルールになります。
その中でも目を引くであろうEX HARDでのグドアタですが、これもまた、ポルックス杯がきっかけです。参加者の方がまさにEXHグドアタをされてて、そのことを思い出した時にあれレベルの変態が出てきたら面白いなと思って採用しました。(今はもう恐らくアーカイブ見れないのかな...?)私達の中に眠る、可能性という名の神を信じて...。
どうなるかなあと思いながらの投入だったのですが、冷静に考えてより高いスコアを出せ!って言ってるのに同時により低いスコアを出せ!!!!!!って言うの正気じゃないのでもう少し縮小版にしたり、今だと別の案もあるので形を変えて更に面白くできるかなと思っています。
紅葉からの挑戦状
私もみんなとスコア勝負したいが!?いい曲投げたい!みんなと遊びたい!
紅葉からの挑戦状でございます。なんでこんな名前になったのかとかは忘れました。怪盗Biscoとかグレイスは後付けです。
楽曲についてはやろうと思った全員ができるようにまず☆12は除外しました。また癖曲みたいなモノに関しては投げようかと思ったもののみんなやりたくはないかと思って除外。
後は純粋に好きな曲を投げて布教をしようとしてたら候補含め何故か27 HEROIC VERSEの曲ばかりになってしまいました。この頃って離れてたタイミングで1クレもやってなかったはずなんですけどね?
☆10
take me higher
KOTONOHOUSE is GOD...
INFのヒロバパックを埋めてる時に「曲名が素晴らしいな!(アイカツおじさん感)...えっ、くっっっっっっっっそ曲いいじゃん!!!!!!!!!」となった曲です。☆10の中では多分中くらいのスコア出にくさかなと思ってるのですが、AAA出したいから大会効果も期待して詰めるかと投げました。最終AAA-4で崩れ落ちました。
☆11
バッドエンド・シンドローム
アリスシャッハと魔法の楽団様、本当に、本当に素晴らしい...
スマホアプリの音楽ゲームArcaeaにて初めて曲を拝聴したのですが一瞬で虜です。IIDXに曲収録されてると知った時の衝撃たるや。ライバルトップを取るために詰めてやろうと投げたのですが、伸びは見せたものの届かず、無念。
グループ発表
グループ分けについて
グループ分けについては1部除いて課題曲準拠といっていい程課題曲しか見てません。具体的には
1曲目 120%
2曲目 95%
3曲目 95%
4曲目 90%
に圧縮して補正された合計スコアとスコアレートを算出し、その数値が高い順に並べて4人ずつ区切っていったら1st matchの組み合わせが完成しました。初公開!
なにがしたかったの?という話になると満足にこなせる地力の上限をある程度揃えたかったというのがあります。個人差曲で凄い差が出て地力的に見合わない組み合わせになるということを避けようとしていました。その上で逆に個人差上手すぎて地力の差を埋めれるならそれも面白いかなと思ってましたけど。
また2nd matchの組み合わせについては、まあまあ結構直感で決めました。最初はもうぐっちゃぐちゃのまぜまぜにしたら面白いかと思ってたんですけど、流石にそれでバランス崩壊からの批判殺到は怖かったので1st matchの結果だったり投げてる曲の傾向だったりを見てちょろっとだけ変えました。まさかこれがあんなことになるとは…V3。(配信アーカイブやnote見てねV3)
グループ発表
3作品目の動画。これはプレミア公開で投稿した動画になります。
ここで各々の対戦組み合わせとサブコンテンツ詳細が初公開されています。
この時に強く思ったのが、ポルックス杯で面白かったのって主催と参加者の双方向のコミュニケーションが成り立っていたから面白かったんだなということです。オープニング動画を作ってウキウキニコニコしていたものの、リアルタイムで見ていて感じた「なんか違うな…」という感覚、これをきっかけによくわからんと放置していた配信に向き合うことになります。
いっぱい伝えたいことがあったのに読み上げ動画作るのばかしんどくて労力に見合わないし、読み上げ動画という形式と私のやりたいことがマッチしていないという風に感じていました。
オープニング動画を作った話
グループ発表動画冒頭にて、グループ発表を兼ねたオープニング動画を作成して流しています。これは、私がべあー杯大好きだからです。
べあー氏は確かうろ覚えで申し訳ないんですけど選手自体に注目してもらいたいからオープニングでうんぬん…とあったような記憶があるようなないような気がするんですが(おい)、まあなにはともあれこれによって更にべあー杯は視聴者にとってのエンターテイメントとして進化したと個人的に感じました。参加者だけじゃなくて観戦者、配信視聴者まで楽しめるってべあー杯恐ろしい程のビッグコンテンツです。私も大好きです。
で、紅葉杯で何をしたかったのという話なんですが私がやりたかったことというのは、視聴者にとってのコンテンツになるのはもう無理ゲーだけど参加者にとってのエンターテイメントになってほしいという思いがありオープニング等動画を作成しています。かっこいいドゥンドゥン音楽に合わせて自分の名前が出てきたりするの私はイイ…と思うので、参加者の皆様のテンションアゲに1役買えればいいなという思いを込めております。皆様の記憶に残りますように。後は動画編集が楽しかった。
Discord運営の価値
今回大会運営にdiscordというチャットサービスを用いています。オタクだったらまあまあみんなアカウント持ってるだろと思ってます。元々discordが便利なことは知ってたので、今回もその利便性にあやかろうとして皆様にはご負担おかけしました。その価値はあったかなと個人的に思っています。
メリットは色々あるのですが、運営側としては全体アナウンス用、個々人とのやり取り用、全員向けの雑談用などの様々な目的のチャンネルを1つのプラットフォームで賄えるのが良い点だと思います。
またdiscordは様々な連携サービスがあるので、それを用いてTwitterの#紅葉杯ツイートを自動取得して流れがわかるようにしていました。まあ使ってたサービスが期限切れで有料になったので途中で動いてないんですが。
Twitterのみで運営も考えたんですけど今回はURLを送付などやり取りがある、アナウンスを個別に行わなければならないなど(やり方次第です)手間を考えて使いませんでした。DMでのURL大量送信は稀に凍結されるみたいな話も聞きましたし。
例えばA1のロールが与えられた人だけが見れるチャンネルでA1に関してのアナウンスをする。1stと2ndでメンバーが変わればロールだけ変えてあげる。などDiscordでできるライフハックみたいなやつが運営側としてはかなりやりやすかったです。
また、できたらいいなという事に、参加者同士での交流というのがありました。今回上手くはまってくれてdiscordがかなり役に立ったかなと思います。
基本的にアナウンス専用チャンネル等では、参加者の皆さんは発言不可なのですが、誰でも発言できる雑談チャンネルを作りました。
グループ毎のクローズドな会話用チャンネルというのも考えたのですが、クローズドな環境で初めましての人たち同士で会話が弾むかというとがっつり陰キャの身としては厳しいので、全員に公開されたオープンなチャンネルを作りました。
ただ自由に話せ!って言われても難問なので、私が話のタネを投下して水やりしてぽつぽつでも会話が始まればいいな~と思ってたのですが、最終的に屋久島も真っ青な大樹に育ちました。しかも別に水やりもしてない。がっつり陰キャは私だけだったようです。
本戦が始まるとその感想とかであーだこーだと盛り上がってくれたのはすごく運も良かったし人柄にも救われたのかなあと思います。その盛り上がりを見た人が自分もと発言してくれて…というサイクルになってオープンな場にしたメリットがあったかなと思います。
特に紅葉杯の「選曲は秘密にされている」という仕様上、ニヤニヤするということができるんですね。ある人が「うちのグループやべえ!!!」と言えば同じグループのまだ選曲を知らない人が恐れ慄き、それを見た他のグループの人が「いや俺んとこのがやべえ!!!!」と続き…めっちゃおもしr…面白いことになってました(満面の笑み。
後はノーツレーダーについての談義や、上手く行ったリザルト貼って褒めあったりして大会というコミュニティでは断トツの雰囲気の良さを見せたかなと思います。正直冗談で宣伝ツイートに書いてた「友達が欲しい?ここで待ってます」も達成できたかなと思います。
1st match/2nd matchの最中
運営は別にすることがありません。はい。楽~~。お休みタイムです。
ちょろっと画像作ったり、配信の準備したり、みんなと楽しくおしゃべりしていました。
後は提出されたリザルトを確認してスプレッドシートに打ち込んで、課題曲表示フォームのタイムスタンプを確認して…という風にして活動していました。
え、本当に書くこと大してないな。
この中身の部分こそ参加者様のnote見ていただけると面白いと思うのでバトンを渡させていただきます。
各配信
中間発表、これが人生で初めての配信になります。1ヶ月前にはまさか自分が配信という行為をするとは全く考えていませんでした。
しかも私は夏休みの宿題は最後にやるか諦めるタイプなのですが、当日の開始2分前までスライドを作っていましたし、配信リハーサルを入念にしていなかったので「あれ?予約配信ってどうやって始めるんだ?」となりわたわたしてしまって皆様にはご迷惑をお掛けしました。
ただ多くの方に見ていただき、コメントを拾ったりもできたので私のやりたかった双方向性のコミュニケーションが達成できたと感じたので配信ならではの楽しさを感じることができました。
色々しゃべり忘れたり伝え忘れたりしたことがあるのは内緒です。メッチャキンチョウシタ。
2回目の配信。こちらは前回の反省を活かしております。
画質1080p60に対応、コメント表示をより見やすく変更、スライドの画質向上、初めて真面目にサムネイルを作る、予約配信の始め方を入念に確認など進化を遂げました。エンディングロールもあるのですがみんな大好きあの曲を用いて、4分でわかる紅葉杯みたいになりました。なので忙しい人は配信アーカイブのエンディングだけ見たら大体わかると思います。チャプターつけてるので是非。
1st match/2nd matchの内容に関しては動画を見ていただければ伝わると思いますので本noteでは割愛いたします。そこも書いてたらもう誰も読んでくれないくらい長くなりそうなので。また皆さんが書いてくれた感想noteこそマジの本戦中の内容、生の声ですので是非!
配信についてもコメントで大喜利上手い人がいたり、配信関係なく本戦自体の内容が特濃だったりしたので是非ご覧あれ。
アンケートで振り返る紅葉杯
今回終了後にアンケート取らせていただいたので執筆時点で頂いてるご回答の中で紹介できるもの紹介していこうと思います。データで見る紅葉杯。
めっちゃ中伝じゃねーか
今回本当に課題曲しか見てなかった上に初めましての人が大半だったので、皆伝だと思い込んでた人が中伝です!とかあって「えっ!!!」ってこともありました。やっぱりイベントごとに関心が高いのは中伝以上からが顕著になるということなのか…?
今回想定していたよりは上側に寄ったかなという印象もありますが、来てほしいな~と思っていた層から広く参加して頂いたようでニコニコしております。次があればもうちょっとB帯にアピールしてみようかな?
本イベントをどこで知りましたか?(自由回答)
Twitterから 64%
知人に誘われた 28%
アリーナ 1件
その他
アカシックレコード・古事記に書いてあった・電波が来た・お告げがあった
こうして見ると口コミというか紹介の影響力でかいですね。これはもうねずみ講方式を採用するしかありません。次回から宣伝方法はセミナー形式と霊媒者による祈祷になります。
これが忖度ってやつなのか...?要検討
これは自信あった、嬉しい。忖度なんてものはありません。
実は期間中も、特に作戦を組み立てていく立ち回りをする方などからは期間がもう少しあればなあというお声は頂いてました。いくつか候補がある中で実際にプレイしてみて決めたいけど日程が合わなくて行けない!となると短いようです。自分では思いつかなかったことなので考えが深まりありがたいですね。
あえてめっちゃ難しいという一言だけ。
大 人 気 ツ ー ル d i s c o r d
他にも多くのお声頂いておりますので真摯に受け止め、役立てていきたいと思います。ありがとうございました。
最後に
1ユーザーである私がイベントごとを主催することに不安はあったのですが、やりたいと思ったことはやるという勢いで飛び出した私を応援してくれたり、ついてきてくれた方々には感謝に堪えません。
特に参加してくださった皆様が、「楽しかった」「面白かった」と思ってくれたらこんなに嬉しいことはありません。
次があれば参加したいというお声も頂いており、非常にありがたい限りです。まだ決まってることというのは何もないのですが、やりたい事自体はあるので紅葉杯関連のツイートにいいねがついたり、ハッシュタグを使って呟かれたり、ふと見直した紅葉杯の動画の視聴回数が増えてたり、ということがあれば実行に移すかもしれません。またご縁があればよろしくお願いします。
余談
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