【IIDX】SP皆伝に初合格できた理由を考える
2024/01/07
直近のプレイ内容が良すぎて(天空の夜明けハード3400点、がっつり陰キャ/共鳴遊戯ハード)流石にこんだけ上手かったら当然のように皆伝は受かるだろうと挑み、冥の難所で鍵盤を適当にガチャガチャしてゲージが無くならなかったので運よくINFINITAS皆伝合格。再現性はありませんがまあ1度受かってるのでACでも余裕でしょう。多分。
2024/01/11
EPOLIS伝位が追加される。王の心持で受験し、当然のように冥で落とされる。
「INF皆伝はまぐれ。よく見たらギアチェンもミスっててなんか変だし俺にとって冥は運ゲーでしかない。今はやるだけ時間の無駄。」と語る。
そして書いていた今見て頂いているこのnoteをそっと封印する。
2024/02/18
紅葉杯2という大会で知り合った音ゲーマー達と酒と飯を喰らい、ふらふらとまたゲーセンへ舞い戻る。1人が皆伝を受けるというので折角だし便乗して受けることにしたが別に冥の練習も何もしてないので普通に落ちると思ってたからヌルッとやりだしてしまう。
反応が可愛い。晴れて胸を張って皆伝を名乗れるようになったので封印を解いてnote書いていきます。
以前中伝に合格した際にもnoteを書いていましたので、その時の記録と比較しながら中伝合格してからの1年間
どんな風にランプやスコアが変わっていったのか
何が皆伝合格に繋がったのか
を当社比真面目に考察していきます。
ついでに宣伝。IIDXのオンライン大会やってたりしま~す。第3回そのうちやるかも~もしかしたら5月くらいかな~参加してほしい対象はA1~A5って感じなのでよかったらTwitterフォローしといてくださ~い。ちなみに何も確定してません。本当にやるのかな。
クリアランプの変化(INF皆伝合格時)
AC皆伝合格時別に大してランプ更新なかったから書きかけだったやつそのまま投下します。
EXH +34曲
HARD +271曲
CLEAR&EASY -15曲
未クリア -243曲
中伝合格したのが1月で、そこから8月まで主に
「☆12個人差B以上のイージーを増やす」
「未プレイ潰しを兼ねてハードを下から埋める」
この2つを軸にプレイしていました。
そして実は8月末日に右手中指を骨折しました。
なので9月~11月初め頃までは中指固定して包帯巻いてる状態だったんですが、とりあえず実録新規皆伝のランプ状況見ていきましょう。
ちなみに骨折から回復後は少しプレイスタイルが変わり、劇的にランプが増えたわけではないものの質は上がっている気がします。
次章スコア力の変化にて、上記のプレイスタイル(スタンス?)に変化があった話をしようと思います。
閑話 皆伝記念受験
指が折れる前の8月なのでTHE F∀UST易や、神謳 -RESONANCE-エクハなどしたころに受かればラッキーで皆伝記念受験してました。その時の結果が
1度も抜けたことがない卑弥呼を抜け、冥のbpm200に戻った後の階段で落とされました。
その少し後にもう1度受けると卑弥呼で落ちるようになってたのでまぐれ抜けかあと思いつつも
「自分の場合は卑弥呼をしばける鍵盤力と冥の難所対策ができれば皆伝は受かる」と思いました。
スコア力の変化
良識ある人であれば、指が骨折している時は安静にして早く治るように努めるのが一般的な行動だろうと思います。
ただこのバカは音ゲーができなくなった瞬間モチベが沸いてしまい、中指さえ使わなければ音ゲーをしても大丈夫だと自分に言い聞かせて
「失った中指の1本分は小指を使えばいい」
とビートマニアもSDVXもしていました。
ただその期間高難度ができるわけもないので弐寺は☆7~9、ボルテは12,13で単発精度を狙う練習をしていました。
その間に紅葉杯で知り合った人ら(めちゃうま)が弐寺のコツとかTipsをドカドカ投下してくれていたので、それをヒントに単発練習をしていました。
おかげでchrono diver -fragment-(A) 1691(夏頃)→1735(今の自己ベ)くらいには成長できたり、A5で低難度を投げられてもカウンターできたりいい勝負ができるようになりました。
さて単発精度が良くなったことで、高難度をやった時に基礎精度が上がったことでスコアが伸びる経験された方ある程度はいると思うのですが、それが私の☆12でも活きてくれました。
☆9~11から地道にやり直して☆12の下の方なら叩けるようになってきた頃合いからスコアがめきめき伸びるようになり、スコア狙いで弐寺をやるようになりました。
なので11月以後の弐寺は
「スコアリセットされたので、☆12全曲やり直して総合BPIを算出できるようにする」
「☆12AAAを狙っていく」 この2軸でプレイしていました。
夏ごろまではBPIが正の値になる曲というと数えるくらいしかなかったのですが
今作になってからBPIが正の値になる曲が増え、最大値も大きく伸びてくれました。というかBPIが伸びるのが楽しくて弐寺やってましたね。
閑話 INF環境
自分のINF環境です。適当な家にあった衣装ケースにうるさくてボタンもハマるエントリーコン乗せてやってます。めっちゃガタガタ動きます。
モニターは23.8インチ、適当に家にあった椅子に座ってやってます。
座り環境と立ち環境で最も違いが出るのが恐らく打鍵フォームなのですが、まあなんとなく違うなというのは分かるのですが言語化できません。手首の角度の違いとかですかね。
あと運指は対象固定+べちゃ押しという旧人類の運指を用いています。1鍵3鍵は左手の親指を擦り倒して誤魔化しています。
おかげさまで皿複合が余りにも下手で、3:5半固定を習得しようにも脳みそが全く適応してくれません、どうしたらいいでしょうか。知らんがな。
皆伝合格に必要な力
ここまで自分の1年間の流れを語って来ましたので本題に入ります。
あくまで自分の考えですがSP皆伝に合格するには
・灼熱のBPを200以内に抑える皿力
・卑弥呼(段位ゲージ)を余裕で抜けれる鍵盤力
・冥の低速~加速への対応力
これら3つの力があればいいと考えています。エメラルダスは卑弥呼安定して抜けられるようになったら余裕でしょう。
・灼熱のBPを200以内に抑える皿力
段位ゲージで抜けるだけならBP200未満が限度だと思います。段位受ける時の自分の平均的なBPが180くらいでゲージは30%残ってるので。
これは☆9や☆10の皿曲をエクハできるくらいに練習すればいけると思います。皿の枚数を把握してその通りに回す感覚をなんとなくでも身に着ければ☆11~12の皿がまあ下手くそでもBP200は切れると思います。でも灼熱やる時は正直皿のレーン大して見ずに自分の記憶にあるリズムで適当にたくさん降ってきてたらぶん回す、途切れてたら叩いて止める、でやってるのでこれくらいシンプルでいいと思います。一生イージーもつかなさそうですが段位抜けるだけならまあ。
スクラッチの民に見られたら怒られそうだな。
・卑弥呼(段位ゲージ)を余裕で抜けれる鍵盤力(本題)
本稿の本題、地力上げの方法論のお時間です。
地力上げで有名な話が「地力の上限」「地力の下限」だと思います。
これをバランスよく上げることが上達への近道だというわけですね。
この意見には賛成ですが、周りのプレイヤーの話を聞いて
「それ皆伝受かるだけなら必要なくね?」
と思ったことがあったので自分はこれをしたらいいと思うというのを存分に語りたいと思います。皆伝より上のことは知らないのでやる気ある方は参考にしないでください。
①地力の上限はどこまで上げるべきか
→地力Sイージーがつき始めるくらい
中伝と皆伝を線で結んだ時に、ここまでこれたら50~65%くらいの進捗度だと思います。私の中伝合格後の半年間やってたことですね。
ポイントは地力と地力の上限を上げていくこと・自分のやりたいことに従うことかなと思います。とにかくプレイ量がモノを言う期間だと思うので最低1週間に1回は音ゲーして認識力を落とさないようにしたいですね。
I.地力=ハードを増やす(BP60未満程度の曲を増やす)
地力の下限でもなく上限でもなく「地力」、これはハードランプの多さだと思っています。量をやるのも必要だと思うので図鑑埋めとか修行とか思って難易度表とかCPIとか下から順番にやっていくのがいいと思います。
BPが60~90くらい出てる曲をBP30~50くらいで処理できるように増やしていくイメージ。
II.地力の上限=イージーを増やす(BP100未満の曲を増やす)
私が入ってる宗教では「BP100以上でる曲は練習に適切ではない」ということが経典に書かれているのでクリア粘着は100切ってからでいいと思います。
それまではIを進めて地力上げていきましょう。I進めても上限はちょっとずつ上がるので、気長にやっていって地力Sイージーを目指しましょう。Iを進めてIIに挑戦してまたIに戻るのサイクルで私はやってきました。
III.でも何よりも継続が命
私は自分ができないのムカつくので(?????)最高難度とかクリア特攻嫌い族なのですが、昔はランプが生き甲斐で特攻ばかりしていたので「自分の欲望に従う、自分のやりたいことやる」ってのも大事かなと思います。
結局このゲーム続けるのが1番難しくて大切だと思うので。
②地力は下限を上げて譜面を正確性でぶん殴れ
→☆12のEXHとスコアを狙おう
地力=精度×認識力(風呂入りながら思いついた)
とにかく正確性を意識して横認識にシフトしていき、低難度の低密度を光らせる時の感覚のまま☆12をしばき回そうという話です。
これが中伝→皆伝の後半に私がやっていたことになります。
1度は目にしたことがあるであろう横認識のススメみたいなブログや記事、流石にそこらへんで言うような極限まで分解したらBPM180の16分階段は全部単発になるみたいなことは言いません。軸譜面は横認識を適用すれば軸じゃないって言ってるのあまりにも人の心がないと思いませんか?
ただやはり譜面認識において横認識に近い方が優位だと思ってます。
ズレハネが認識しやすい、癖が付きにくい状態になれると信じてます。ソースは俺。
話は少し変わりますがEX-HARDってやってみたら思った以上に難しくないですか?
やればやるほど自分がいかに適当かつ大雑把に譜面を「大体こんな感じ」で認識していたかを痛感しました。1個ぽろっと落とすだけでバカみたいにゲージ減りますよね。
・1個も落とさないぞ/極限までノーツの1つ1つを光らせるぞという意識・集中の仕方
と
・高密度やるときのふわっとした縦認識
で切り替えていたんですが中指君復帰後に12全然できねえなあと思いながらリハビリを進めている時に、それまでやってきたスコア狙いの打鍵で高密度を叩くといい感じだと気づきを得てから縦認識は捨てました。
高密度譜面をでかい塊で見ていた状態から、下のほうだけ切り取って「その範囲に関しては1つも取りこぼさない全ピカさせる」という感覚です。極論それができればBPも減ることになりますよね?という理論で地力を下限から上げていきました。
PEAK的な高密度譜面もなるべく
・どこが始点か
・リズムが変わってるところはないか
を意識して適当に押さないことを意識し続けたことで更新できたランプやスコアもありました。
そしてその横認識や下限上げに使っていたのが☆12のエクハとスコア狙いなので、個人的におすすめの練習法が
地力をSイージーまで上げる→☆12エクハ力・スコア力を上げる
になります。
・冥の低速~加速への対応力
ちなみに余談ですが私はPOSSESIONの低速1mmも押せなくて皿チョンも間に合ってないのか未だに未難だしICURUS穴も未難です。そして座学が何より嫌いなので対策系のソフランはまず触れないし罪過は全部皿チョンでこの前初めてA+0でA乗りました。
なので巷でいう緑数字2倍でBPM200の曲を練習するとか、eraで低速の基礎を身に着けるとかは拷問です。もうギアチェンしましょう。
冥のギアチェンは皿チョン派と鍵盤〇個上げ下げ派で分かれますが、個人的に皿チョンの方が難しいです。ちなみに上の動画は鍵盤で上げようとしたら皿チョンになってしまった事に気づいてなくてあたふたしてる様子です。抜け後の緑数字普段より50くらい速くて焦りました。
こっちが3個上げ→BAD/POORでハマり始めたくらいで3個下げです。
2個上げ派の方々もいるそうですが遅すぎて何も見えなかったので3個になりました。
地力部分の補足ですが、冥のこの地帯はS乱力がモノを言うかなと思います。たしか自分もS乱練習いいぜ!って言われて☆10,11のBPM速すぎない曲でS乱かけたり、グリナイ墓、インプラ、桜をよく練習し始めました。
桜大学学長って勝手に呼んでる人の影響で桜よく練習するようになったんですがめちゃくちゃ練習に良いスルメ曲だと思います。桜大学入学生としてこれからも頑張ります。
最初はそもそも打鍵が追いつけなかったり認識ができなかったりでキツかったんですが、
練習してたらそこそこ見えるようになってくる→
必要な打鍵だけできるようになって力の入れ方とか指の動かし方が洗練されていく
みたいなのがおもろかったのでS乱はオヌヌメです。
終わり
人へのアドバイスを装った約6,000文字に及ぶ自分語りを読まされた感想はいかがでしたでしょうか。
まあまとめると☆12イージーとハードを増やすサイクルを回して地力Sにイージー付くようになったら、下からエクハとスコア狙いをして地力の下限を底上げしようという話です。え、この長ったらしい文章要するにこれだけじゃんどうしよう
恐らく役に立つ人は元々高難度が得意タイプの音ゲーマーくらいなものだと思いますが地力の下限上げとS乱練習はまじでいいと思ってるので誰か実験してみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?