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きょうの日記:トマトおいしい
食べ物の好き嫌い、というのは、おそらく一般的に、
両極端に「好き」と「嫌い」を配置し、その間をグラデーション状に埋めていく、みたいな感じで認識していると思う。
一方でぼくの場合、「食べられるもの」「食べられないもの」「食べろと言ったら食べられるもの」の三種類くらいにしか分けていない。
判定がガバガバである。
生のトマトは、かなり長い間「食べられないもの」に位置していた。
ところがだんだん、ちょっとずつその枠を、アハ体験並みの遅さで移動して「食べられるもの」の枠に入ってきた。
そして最近、むしょーーーーーーーにトマトが食べたくて仕方がない。
ある一定の食べ物が食べたくなったり食べられなくなったりした経験は、人生で二度だけあった。
一度めは、もういつだか忘れたけど無性にレタスが食べたかった時期がある。毎日山盛りのレタスを食べさせてもらっていた。あの時野菜は適正価格だったのだろうか。高かったら申し訳ないな。
二度目はピルを飲み始めた時、おそらく副作用でマジで米が食べられなかった。うどんとパスタばっかり食っていた。一番好きな食べ物を体が受け付けないのはキツかった。
そして今回のトマト食べたい病だ。
トマトうまいよな。
嫌いだったんだよ。嫌いってことはぼくにとっては「食べられない」ってことだったんだ。
食べられなかったトマトが食べられるようになっているという事実は、人間というのは、というか生き物というのは変化するものだ、という当たり前のことを思い出させる。
いや〜トマトうまくね?
止められなければ一食で一玉食べてしまう勢いだったので、念の為適正量を調べてみた。なんか5〜6玉食べると多すぎるらしい。全然大丈夫じゃん。
一応体を冷やす効果があるらしいので、今のところめっちゃ注意が必要ではある。
体を温めるもの、温かいものもちゃんと口に入れながらしばらくトマトを楽しみたいと思う。
びっくりするほどの値段から、だんだん落ち着いてきてほんとうによかった〜。
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