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きょうの日記:CDが入ってる重さ

無意識にやっていることだが、そのケースにCDが入っているのか、それともそのCDはプレイヤーに入ったままなのかを確かめるために、ケースを持ってみることがある。らしいと気づいた。
CDが入っている時と入っていない時では、明らかに重さが違う。

CD一枚ってそんなに重いかな?ってくらいわかりやすい。
音楽の重みだったりして、とか思う。

そういう「CDあるある」はどんどんなくなっていくのだと思うと悲しい。


ケース開けたら違うCDが出てきて、
出てきたCDのふるさとを開けたらまた別のCDが出てくるとか

新しいCDを買った時に、魚肉ソーセージ剥がすみたいに、
ピーってビニール剥がすドキドキとか

待ちきれなくて電車で開けちゃって歌詞読んじゃうとか

ていうかタワーレコードで予約するとか

店着日に展開見にいくとか
(そしてTwitterで「明日サインしに行きます!」っていうから翌日も行く)

スペシャルサンクスの欄に
好きなバンドやライブハウスの名前を見つけてホクホクするとか

あの不思議なサイズのジャケットを絵として飾るとか

そういうかけがえのない瞬間があまり生まれなくなるのだと思うと悲しいかな、と、少しだけ思う。

もちろん、配信にもいいところはある。
大変便利に使わせていただいております。

全部忘れたくないな、と思う。


という類のエッセイは、
CDが主流になるときのMD、
MDが出てきたときのカセットテープ、
カセットテープやCDが出てきたときのレコードで書かれたはず。

全部大事にしたいよね。

ちなみにわたしは今カセット取集に手を出すかどうかマジで迷っている。
(プレイヤーもソフトも、流通量あるものなら高くはない。)
カセットって使ったことあるけど、好きな曲をカセットで聞く感じが想像できない!

いただいたサポートでココアを飲みながら、また新しい文章を書きたいと思います。