ワニカッコよかった〜バナナワニ園へ行くの巻〜
(全編を通じてワニの写真がたくさん出てきます)
去年、鳥羽水族館へひとり旅に行った時にワニという生き物に惚れた。
ゴツゴツしていて、なんだか寡黙で、動かないけれど威圧感があって、きっと力が強い。
ワニってとても魅力的だ、と思ったのがちょうど一年前。あれからワニのことが忘れられず、大切な人にはワニの図鑑を買ってもらった。そしてとあるところにどうしてもいきたくなった。
そう、熱川バナナワニ園である。
どうしてもワニが見たいから、と友人と夏の旅行の計画を立て始めた。(まさか地震の注意が発令されるなんて思ってもなかったよう)
そして念願かなってワニ園に行ってきたのである!
突き抜けるように青い空の下、ずっと行きたかった建物が目の前に…!
はじめは「思ったより小規模なのかな…」と思ったが、これは本当に序の口だった。
まずメインのワニ園ではたくさんのワニがお出迎え。念願叶った!という感じだった。もう胸がいっぱい。思い出すだけでも胸いっぱい。
やっぱりかっこいい。
ゴツゴツしていて、寡黙で、強そうで、
でもどこか優しそうな、
しなやかな強さがありそうな目に吸い込まれる。
こんな普通にワニの正面の顔を見たことはなかった。とてもかわいらしい。ワニって仲良くなれるのだろうか。
でも犬すら怖くてさわれないぼくのことだから、ワニと仲良くなんてなれないと思う。
ほんとは、岡崎京子先生の「PINK」のような生活がしたいのだけれど。そんなお金ないしな。
イリエワニというワニがとても魅力的だった。
背中が鋲のようにゴツゴツとげとげしていて、マリオシリーズに出てくるクッパに対する愛情に似ている感じがした。
(マリオキャラの中ではクッパが一番好きです)
それの是非は問わないが、この背中を見て「これの柄のカバンが欲しい」と思う気持ちは理解したいと思った。
ぼくはとにかく背中に乗りたい。
もちろんとても暑い日だったから長い間はいられなかったのだけれど、なぜか、ワニのことはずっと見ていられる。ずっとずっと、眺めていることができる。吸い込まれるような、なんともいえない魅力がある。美しく、強い存在だ。
ワニの勉強があまりにも不足しているので、これから知識をつけていきたい。
例えばこうやって口を開けてじっとしているのはなぜなのだろうか。
いままで恐竜を愛していたので(今でも好きだけど)、今生きている生き物に興味があったことがあまりなく、不思議な気持ちだ。いま存在している生き物として勉強することができるし、その気にならなくても実際お目にかかることができるのだ。
愛おしい!
命はとても愛おしいぞ!
ワニ園だけで十分だったけれど、この施設の醍醐味はここから先にもあった。
バナナワニ園というくらいだから、バナナがあるのかな〜なんて思っていたらとんでもない。
見たことのない生き物のオンパレードだった。
同行者を誘ったものの、時間いっぱい楽しめるのか…?と実は少し不安だった。でもそんな不安をかき消すくらい、たくさんの発見と喜びのある1日だった。
めちゃくちゃエンターテイメント力高い施設だったよ…!
夏は暑くてたまらない場面があるので、また気候が落ち着いた平日などにゆったりと来たいな、と思った。駅からも近いので電車で日帰りなんかもできるね。
行きたかったところに行けたという喜びと、
めちゃくちゃおもろいやんけ!の気持ちで本当に、本当に胸がいっぱいです。
翌日は伊豆高原で陶芸をしたり、湖でアイスを食べたり、こちらも念願かなってテディベアミュージアムにいったりなどして、ほんとにゆっくりのんびり伊豆を楽しんだ夏休みでしたとさ。
同行者運転ありがとう!