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就活メイクについて思うこと

メイクだとか
スーツだとか
逆質問だとか
SPIだとか
企業研究だとか
インターンだとか
知ったこっちゃない人生だけど、一応社会人3年目が終わりそうです。
3年ですって。

メイクの話をする時は、自分の外見の前提が大切だと思うから、自分から見た自分の話を少しだけするね。
ぼくは顔で得をしたことも損をしたこともない。していたとしても自覚がないくらいには、顔に何かを左右されたことがない。
身長は、靴を履くと165cmくらいになる。
体型は細身で、手足は比較的長い。
声が大きくて、最後に一つ内面の話をすると、自分に対する根拠のない自信でここまでやってきた。

ぼくは、いわゆる「フルメイク」というやつをほとんどしたことがない。眉毛を描くことを「メイクしてる」と言っているくらいには、ほとんどしたことがない。理由は、単純に肌が弱いからだ。
普通に、ファンデーションを塗ってしまうと塗ったところが赤くなってしまう。一応合いそうな化粧品はあるので、結婚式とか「本当にどうしようもない時」くらいしかファンデーションを使わない。

「肌がきれいだね〜」とよく言われるが、ニキビ肌だった自分は肌にあんまり自信がない。だからみんなの褒め言葉は間に受けていないが、スキンケアは一つだけだ。化粧をしないこと。

ぼくは自分のジェンダーと、肌の弱さがうまいこと噛み合って、あんまりちゃんと化粧をしない人生を歩いてきた。
色々聞かれることもあるけど、そういうもんだと割り切って生きているのであまり深追いもされない。

一応会社には「女性はメイクをする」という規定があるが、その「女性」に入った記憶は1ミクロンもないし、それについて問いただされたことはない。え?なんすか?みたいな態度でいる。

それでいいんじゃないかなあ、と思う。

情報がとっても多くて、いろんなことに戸惑ってしまう時代だけど、やっぱり自分が大事にしたいものをどこまで大事にできるかということだと思うの。
それから迷惑をかけないことと、最低限清潔でいること。

ぼくは自分の「損も得もしない顔」を最大化するために、眉毛だけを描いている。眉毛描くのは上手い。まかしてくれ。

メイクは「したい人がする」ものであって、マナーだとかルールだとかでするものではない。体質的に合う・合わないもあるし、気持ちの問題もあるし、興味の問題もある。したくない人が「メイクをしていない」という理由で会社を落とされるのなら、そんな会社は行かなくて良い。だって入社後もそのスタンダードの中で生きていくのだから。

経済も復活してきて、学生が企業を選べる時代になったからこそ、そのくらいの態度でいたいものだと思う。ていうかそもそも急に就活市場が凍った21卒がこんな感じで生きているのだから、大丈夫。

全然、大丈夫。

楽しくやろうね。
そんなもん、知らなくても、社会人になれるからね。

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やまこし
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