きょうの日記:あおいピアス
正確にはきのうの日記。
青というのはとても難しい色だ。
わたしはどちらかというと色覚がいい方だと思っているのだけれど、青は難しいな、と思う。明るさとか鮮やかさがよくわからなくなるのは大体青系。
それだけ本人の持つ体の特徴や、それまでに見てきたものに左右されてしまう「青」。だから、国や文化によって大きく違ってくる色のうちの一つでもあると思う。
ヨーロッパにある「青」、アメリカにある「青」、日本にある「青」、アフリカや大陸アジアの青はわたしはよく知らないけど、きっと全然違うんだと思う。
ヨーロッパに留学していた親戚から、おみやげでたくさんのピアスをいただいた。日本で見ない「青」がたくさんあった。
これとこれが欲しい!と写真を見てお願いしたものの他にもたくさんいただいた。
そのうちの一つがとてもきれいな青色だった。
見たことのない、青だった。
していたピアスを外して、すぐにつけた。
こういう時、小学生みたいになっちゃう自分がすきなんだけど、お風呂から出たらもう一度つけてしまった。寝るまでつけていた。
ピアスって、こういうものだった。
着けていると安心して、強くなれて、落ち着けて、ワクワクできるもの。
いつもわたしの味方でいてくれるもの。
社会人になって、あたりさわりのないものを選ばなきゃいけない場面が増えたけれど、もっと毎日ときめいていたいな、と思いました。
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