きょうの日記:窓をあけて夜のにおいを
今年の夏は暑い。
こんなに汗かいたっけ?というくらい汗をかく日々だ。
きょうの夜はだいぶ落ち着いた。
部屋中の窓をあけて冷たい空気を入れた。
虫の声が聞こえた。
夜の匂いがした。
秋は嫌いだ。
冬の入り口だから。
でも、こういう匂いをかぐと、秋も悪くないな、と思う。
今年の夏はどうだっただろうか。
大好きな夏、一回しかない25歳の夏、
夏の終わりや秋の始まりの空気はとても特別だけれど、
夜の空気というのもそれはそれで特別で、
なんだか変な気分にさせる。
暗くなると何も見えないはずなのに、嫌な気持ちとか不快なこととかが浮き出てくるのが不思議だ。
夏の終わりの夜は、変な薬がいっぱい混ざったみたいな不思議で危ないブツだった。
いただいたサポートでココアを飲みながら、また新しい文章を書きたいと思います。