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キャラの良さが仕事に結びついた話

イラストレーター&文筆家&漫画家の陽菜ひよ子です。
このnoteでは、今までしてきたお仕事をご紹介しています。
主な内容は、お仕事の詳細や感想、依頼されたきっかけなど。

イラストをご依頼される方にとってのサンプルとなるだけでなく、イラストレーターを目指す人が参考にできるような内容を目指しています。
今までの記事は、コチラからご覧になれます。

コミック風から一転してのご依頼

今回ご紹介するお仕事は、冊子「マイペース・愛知県の高校入試問題の徹底分析と攻略法」(学宝社)の表紙・挿絵です。

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学宝社さんは、名古屋市に本社のある教育図書出版の会社。「マイペース」とは、 1972(昭和47 )年の初版発刊以来、全国の中学校より絶大な信頼を得ている学宝社のシンボル教材なのだそう。

依頼と同時にイメージイラスト(前年の冊子)が送られてきたのですが、前年は思いっきりコミック風のイラストで「ええっ!こんなん描けない!」と思いました。

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しかし、今年は雰囲気を変えたいとのことで(だから私に白羽の矢が立った)、私のWebsiteからイラストタッチを選んでご連絡をくださいました。

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これ、NHK Eテレ「すイエんサー」の仕事が決まった時に、タッチを定めるために練習してた絵です。うん、なんかうれしいぞ。

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「これでいいのかしらん?」と若干不安に思いながら納品したのですが、編集さんより「今年は例年になく好評」とのお言葉を頂き、ホッとしました。


名古屋で元気な人といえば?

noteでポートフォリオを作り始めてから気づいたのですが、私の仕事の経緯って、ちょっと変わった話が多いように思います。普通に依頼のメールや電話が来て、という話ももちろんありますが、そうでない話も多いのです。

それとも、依頼って逸話があるのが普通なのでしょうか?イラスト仲間を集めて調査してみたいところです。


学宝社さんとのご縁は、2014年にさかのぼります。年の瀬も迫った12月に、名古屋にある編集プロダクションE社の編集Aさんから連絡がありました。

Aさんとは前年に大阪でのイベントでお目にかかり、営業に伺ったものの、依頼が来ないまま1年以上が経過していました。最初は仕事の依頼かとワクワクしたのですが、そうではなさそう。。。

Aさんからは「学宝社の編集Bさんに私を紹介してほしい」と頼まれたので仲介します、と言われました。

Bさんは、全然別の人から私のことを聞いたとのこと。別の人って誰?いつの間に私、そんな有名人になってたんだっけ?

よくわからないままに、数回会っただけのAさんと全く面識のないBさんと、3人で飲むことになりました。

会う直前に、別の人・Cさんからメールが届いて、謎が解けました。Cさんは大阪の編集プロダクションの編集さんで、Aさんと同じ大阪のイベントで知り合った人。

取引先のBさんから「名古屋で元気な人って知りませんか?」と尋ねられたC
さん、思わず「名古屋には陽菜ひよ子がいるじゃありませんか」と答えたんだそうです。

ええっ?私??

どう考えても、Cさんがそうおっしゃる理由がわからなくて。知らない間に何かやらかたんかなぁ、と悩み。

どうやら、イベントの際にある出版社の社長が「この子たち面白いんで、よろしく」と私とオットを周りに売り込んでおられたのがすごく印象深かったんだそうです。(確かにそんなことがあったような。。。でもすっかり忘れてました。)

Bさんから「その陽菜さんにはどうしたら会えますか?」と聞かれたCさんが、Aさんを紹介したという流れ。

そもそも「名古屋で元気な人」を大阪人に聞くこと自体謎ですが、Bさんはすごく面白い人で、その夜はものすごく盛り上がりました。

その後、会社にも出向いて他の編集さんたちにもご紹介いただきました。これで定期的に仕事が来るかも!と喜んだものの、仕事は来ず。。。

「マイペース」の依頼は2017年の夏。3年近く経っていました。何事も「あせらず、マイペースに」ということなのかもしれませんね。


そんなわけで「名古屋で元気な人は?」と聞かれたら、ぜひワタクシめをおススメいただけると幸いです。

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陽菜ひよ子 / インタビューライター&イラストレーター
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