ベトナムの学校と日本語④
こんにちは!
私たちはハイフォン大学の2年生と
・授業見学2回、模擬授業2回
・留学生に向けた日本文化体験イベント
・自国のおやつ紹介
などを通して関わることができました!
みんな本当にあったかくて優しい人たちでした🤍
まずは授業見学!
驚いたのは、先生方が共通のPPTを使っていることです。大本は日本人教師の方がつくったもので、それを各先生が自分に合うようにアレンジして使っているそうです。授業資料は1人1人の先生が0からつくるのではなく、いいものはどんどん共有しようという雰囲気がとてもいいなと思いました!
また毎回の授業後に先生方が必ず時間を空けずに振り返りをしていたのが本当に素晴らしくて、記憶の新しいうちにすぐに行う、やって満足にしない、後回しにしないというこの振り返りを習慣化している環境を私も見習いたいと思いました。授業に対するフィードバックをもらえることで授業者が成長できるだけでなく、見学者側も学びを深められるのが魅力的で、私も授業見学から自分たちの模擬授業のヒントを沢山いただきました。振り返り会では先生たちが全体でパワーアップしていくイメージを受けました!
実際に私たちが実践した際の振り返りでも、多くの先生が「私たちにとってもいい勉強になったよ」と感謝の気持ちを伝えてくださって、よりよい授業を作ろうと上を目指し続ける先生方の姿勢に感激しました…🌱
学生のために、という気持ちは授業中も学生さんが敏感に感じ取っていて、先生のやる気も学生が学ぶモチベーションのひとつになるなと思いました。
準備する際は、こんな活動をしたらみんなで楽しく学べそうだな、こういう動きを取り入れたら生き生きとしそうだな、と常に笑顔で楽しそうに学ぶ学生さんの姿を想像していました。授業で行う活動には正解がないので、いくら準備しても終わりがない感じがして、途中は本当に授業準備終わるのかな…という不安でいっぱいでしたが、準備を進めていくうちに自分が授業しているイメージが鮮明に浮かぶようになってきて、実際にやったらどうなるだろうという不安と期待で当日を迎えました。
3人で頑張って授業準備した分、終わってから悔しい気持ちも残った授業実践でした。改善したバージョンでもう1回模擬授業やらせてほしかったレベル🥲
ただ教科書の原文に使われているからという理由だけで文法分析を全くせずに文法を教えてしまったことや、場面設定が曖昧だったことなど、英語の授業で学んだはずのこともいざとなるとできなくて、わかるとできるは違うなあと改めて実感しました。
反省点はもちろん沢山ありましたが、何よりも自分が思っていた以上のことを学生さんがやってみせてくれたり、生き生きと活動に参加していたりする姿を見て、一緒に言語を学ぶってこんなに楽しくて嬉しいんだと思いました。教師になれたら、まずは自分がやっていて楽しい授業にすることを大切にして、毎回「できる」という達成感を積み重ねられるような一生懸命楽しめる授業を作れたらいいなと思います。
そして今回のように、相手の話せることが1つ増えた時、相手が楽しそうに日本語を話している時に「嬉しい!」と感じたこの気持ちを忘れずに、できることを少しずつ増やしていって一緒に喜びを共有できるような教師になりたいです!
そして学生さんとの仲がぐっと深まったのが、ラオスからの留学生やハイフォン大学で英語を教える先生にむけて日本文化を紹介するイベント!何人かの学生さんがお手伝いにきてくれて本当に助かりました、、
ラオスの方は日本語も英語もわからなくて少しベトナム語がわかるくらいなので、学生さんにお願いして私が言った日本語を簡単なベトナム語にして通訳してもらいました。
言いたいときに、近くにいる学生さんにお願いっ🙏🏻🤍と言うと、すごく嬉しそうに通訳してくれて、こうやってただ学ぶだけじゃなくて、学んだことを活かせる機会を作ったり、自分がその言語を使えてるっていう実感を持たせられたりすることも大事なことだなと気づきました!着物の着付けの仕方を自分から聞いて手伝ってくれたり、書道もこれでいい?と確認しながら進めてくれたり、本当に一生懸命手伝ってくれたおかげでいいイベントになりました、みんなありがとう🍀
次が最後の投稿です、、
最後は日本語教育に限らず、私がベトナムでの色々な人たちとの出逢いの中で感じたことや、行って変わったなと思うことを少し書いてみようと思います!
Thay ban👋🏻
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