見出し画像

プロフェッショナル 仕事の流儀「片寄ゆらちゃん編」

あなたにとって、「女優」とは───

ゆらちゃん 「"学び"ですね」


東京都千代田区の閑静な住宅街
そこに建つタワーマンションで待っていると、彼女は現れた───

\ブォォォォォォォォォンwwwwww/

やかましい高音のエンジン音を響かせ、1台1000万はするというポルシェから降りてくる一人の女性───

ゆらちゃん 「お疲れ様です」

登場のやかましさからは想像できない、礼儀正しい挨拶。芸能界で成功できる理由の一端が見えた気がした───

駐車場に案内されると、そこには7台のポルシェと1台の大型二輪───

「車がご趣味で?」

ゆらちゃん 「もちろん趣味ってのもありますけど...なんだろう。やっぱり女優になりたいって人に夢を与えたいじゃないですか。それでってのもありますね。あとはどうしてもストレスが溜まる職業なんで。気分転換?とか考えてたら増えちゃいましたね(笑)」

「大型二輪もそんな感じ」

ゆらちゃん 「いやこっちはもう完全に(趣味)。開放感が気持ちいいんですよ。これで伊豆とか走ってみたいですね(笑)」

ゆらちゃん 「時々車乗って旅出てみたり。あとは登山も趣味ですね。最近は白根山登りましたよ。ほら!(写真を見せる)」

女優 片寄ゆら

決めゼリフは「まったくさーーーもやもやするよーーー!」

ゆらちゃん 「確かに大変な仕事ですけどね。でも視聴者の皆さんに少しでもいい作品を届けたい。私達の演技1つで評価がガラッと変わる。難しいけどやりがいはありますね(笑)」

有名女優A 「ほんとプロ意識が凄いと言いますか。日々片寄さんの姿勢から学ぶことばっかりですね」
有名女優B 「妥協がない。でもオフだと凄い優しくて気さくな方で。この人と一緒に仕事したい!って思わせてくれるような人ですね。」

ゆらちゃん 「いやもう...日々努力ですよ。」「まだまだ未熟ですし、私自身後輩からもたくさん学ばせて頂いて...。(周りに)恵まれてると思いますね。」

これまで多くのヒット作品で主演を務めた彼女。演技に対しての責任感は、人一倍強い───

ゆらちゃん 「いやもう...皆さん私を信じて任せてくれてると思うんで...」「やっぱり妥協はできないですね。現場の皆の明日のご飯がかかってる、そんな気待ちでやってます。」

有名監督A 「あの子がいるとやっぱ現場の空気も全然違うね」「求めるレベルが一段高くなるよ。もちろんそれはこっち(制作)もさ。(演技に)応えたくなる」

そんな彼女も、自宅では顔も緩む───

ゆらちゃん 「(自宅は)やっぱ落ち着きますね。勉強も捗りますし、好きな物に囲まれてっいうのは...気分転換になりますね。」

彼女に連れられて自宅に入ると、玄関には驚きの光景が───

「これ全部?」

ゆらちゃん 「ROLEXですね」

そこには、7本のROLEXが───

「すごい数ですね」

ゆらちゃん 「まあプロなんで。常に時間には気をつけないと。」「その上で世間様に見栄も張りたい。そんなことを考えてたらいつの間にこんな数に(笑)」

我々には想像もできない"戦い"が、芸能界では常に繰り広げられているのだろう───

彼女を観察していると、少し奇妙な行動が見られた───

「何をしていらっしゃるんですか?」

ゆらちゃん 「ああ。寝る前はいつも踊ってるんですよ」「いい運動にもなりますし身体を動かすってやっぱりストレス発散になるじゃないですか。一緒に踊ってみますか?(笑)」

普段運動不足のスタッフも一緒に身体を動かすことに。曲は「It's Time」───

「結構...ハードですね」

ゆらちゃん 「まあそうですね。でもこれくらいこなせなきゃ、やっぱりハードな芸能界は生き残れないんで...」

スタッフが息を切らす中、彼女は全く息を乱さない───

「凄いですね。これを毎日?」

ゆらちゃん 「流石に毎日ではないですけど...、でもまあ週4くらい?そんな(頻度)ですね」「お酒飲むんで...少しでも運動頑張らなきゃ...(笑)」

ストイックな姿勢が「天下の大女優」の評価につながっているのかもしれない───

ゆらちゃん 「いやあ私なんてほんとまだまだで...。」「本当に運と周りの方に恵まれてって感じですね。事務所の方のサポートなければ仕事1つ取れないですし...」「絶対に私だけの力ではないです。感謝の気持ちでいっぱいですし、周りの人の為って考えると不思議と頑張れるんです」

向上心も高く、責任感も強い。しかし、そんな彼女にも悩みはある───

ゆらちゃん 「やっぱりもう25歳じゃないですか。世間的には分からないですけど、芸能界で見たら凄い若い!って年齢ではないですよね。」「制服の仕事とかくると『いやいやもうキツイって...』とか思ったり...(笑)。もちろん振られた仕事には全力で取り組むつもりですけど。」「やっぱり今若い子達もすごい勢いで育ってる。負けないって気持ちはあっても業界はやっぱり若くて可愛い子を優先しますよね。」

普段は見せない、彼女の悩みだった。それでも───

「負ける気はない?」

ゆらちゃん 「それは当然。プロですし、事務所の方々の命運も背負わせていただいてる。」「絶対に負けたくはないですし、私自身もまだまだチャレンジしていきたい。」「もちろん若い子からもたくさん学べる事がある。だからやっぱり日々勉強ですね(笑)。」

「最後に、あなたにとって"女優"とは?」

ゆらちゃん 「"学び"ですね。色んなお仕事をさせていただいて、その度に様々な方とお話をさせていただいてる。」「芸能人の方はもちろん、裏方の皆さんもそうですし、テレビの向こうの皆さんとも。」「何が求められてるのか。どうすればもっと(演技が)上手くなれるのか。期待に応えるためには何をすればいいのか。」「一生結論は出ないかもですね(笑)。でも、だからこそ"常に学び続けよう"って思えるんです。」

彼女なりのプライド、そこにプロフェッショナルが見えた1日だった───

いいなと思ったら応援しよう!