第2回ヒロインドラフト指名結果
2024年10月24日、多くのアマチュア選手達がドラフト会議で指名を受け、プロの世界に飛び込みました。
そんな華々しいイベントの翌日、選ばれし7人のキモオタによってあるイベントが開催されました。
それこそが「第2回ヒロインドラフト会議2024 Supported by T○S」です。
「第2回」とあるように以前にも開催されましたが、今回はルールを追加した上で新たに1球団を加えた計7球団で行いました。
このnoteではルールや参加球団などを軽く紹介した上で、私のチームである「ひなたちゃん最強卍陽キャーズ」の支配下指名選手について紹介していきたいと思います。
第1回のルールと参加球団、指名結果はこちらをご覧ください
1.参加球団とルール
さてまずは参加球団を当日のウェーバー順に紹介します。
・激カワ最強たいがちゃんズ
・ニコチン・オヂーズ(前回の「反LA爆破解体オヂーズ」)
・福岡虚無抜きちんぽロケッツ
・反日✌️MTMズ
・コロラド・勃起ーズ
・人格ハイセッツ(新規参入球団)
・ひなたちゃん最強卍陽キャーズ(私)
こちらの7球団です。やはり注目は新規参入球団の「人格ハイセッツ」でしょうか。初参加という事もありますが、とにかく指名傾向が全く読めない。下手すりゃ前回下位や育成で指名された選手を上位で指名してくる可能性もあります。というか実際ありました。
また今回追加ルールとして、
・前回支配下で指名したヒロインは3人まで支配下で再指名可能
・その場合前回より一つ下の順位から指名が可能(例えば私の場合、前回1位指名した鹿野千夏を指名できるのは2位以降になります)
の2つがあります。元々「前回と被りまくったらクソおもんねえよな」的なノリで追加されたルールでしたが、これが結構指名に影響を及ぼして楽しかったですね。現実のドラフトでも順位縛りや他球団の指名情報の影響で好きな選手を順番に指名するという戦略は取れませんが、それに近しいものがあって戦略性があるイベントになった感じです。
さて次からはチームの状況と指名前の考えなどについて書いていきます。
2.チームの状況と欲しいヒロイン
さて、今年大補強と若手の台頭で、前年屈辱の102敗から一気に113勝49敗と躍進した我が「ひなたちゃん最強卍陽キャーズ」。
他を圧倒しALDSではMTMズを、ALCSでは勃起ーズをそれぞれスイープし、WSでは新規参入ながらNLを圧倒したハイセッツを4勝1敗で下すなど他を寄せつけませんでした。ホーム「CLUB Hinatachan's」で行われたWS第1戦では、ドラフト指名時点で「over rated」「高掴み」「失敗確定指名」と言われた斎藤が2HR、6打点の大暴れ。シーズンでも1番ショートに定着し.293 28HR 出塁率.422 OPS.952と、指名時の低評価を見返す素晴らしい活躍を見せてくれました。
全てが決まる敵地での第5戦では、エース鹿野が初回に被弾するものの、8回を1失点14奪三振と素晴らしいピッチング、打っては和栗の3ランHR、蝶野が4打点、そして8回には、この年開幕直後に8年4000万ドル+4年4800万ドルのCO or 2年1400万ドルのPOで契約を延長し、.311 43HR OPS1.088の成績でシーズンMVPにも輝いた片寄ゆらちゃんがトドメの2ランHRとルーキー達の見事な活躍で世界一を掴み取りました。
また、シーズン終了後には嬉しいニュースもあり、以下の選手が契約の延長を発表しました。
・斎藤恵那 10年7500万ドル+4年5000万ドルのCO
・和栗薫子 8年1億5000万ドル
エース鹿野、和栗、蝶野、片寄で構成される強力クリーンナップ、SS斉藤やその他主力も含め殆どがルーキーで構成されるなど、今後数年間はこのチームを保てる中で行われる今回のドラフト。求められるのは、将来性溢れるプロスペクト掻き集めるドラフトでしょう。また、外野は打力はありますが蝶野以外は守備に難のあるヒロインが多く、千夏先輩と薫子ちゃん以外では、いわゆる負けヒロインも多いチーム構成となっています。
となると狙いたいのは、高校NO.1野手との呼び声高く、最新巻では不穏な空気を全てぶち壊してくっそ可愛い告白を見せてくれた、着せ恋高校のセンター兼内野手の喜多川海夢でしょうか。
高校通算HR41本と長打がありながらも、空振りが少なくボール球にも滅多に手を出さないアプローチが最大の魅力。1歩目が遅いため守備にこそ課題は残りますが、足は早いため今後の改善が見込めるのも素晴らしいところ。
また、現実で見た事ないオタクに優しいギャルであり、なんなら本人もガチオタクでありながらめちゃくちゃ可愛いと
そんな彼女はまさに今ドラフトで狙いたい逸材。全陽キャーズファンが指名を期待したわけですが、ドラフト30分前にはなにやらスポニチから不穏な情報が...
会場に姿を現した陽キャーズフロントに対し、おそらく情報を目にした陽キャーズファンからは、「1話しか出てないのに1位指名はおかしい!」「ゆらちゃんは生きてる!」「大人しく喜多川を指名しろ!」「そもそも誰だ!」など、様々な声が投げかけられました。
ドラフト前から荒れる会場ですが、果たして結果はどうなったのか...。次から見ていきます。
3.ドラフト結果と指名選手紹介
ではいよいよ選手の紹介です。まずは今回のドラフト結果から…
支配下では10人、育成では52人の計62選手を指名しました。頭おかしいのかな?終盤はオヂーズと陽キャーズによる育成指名合戦となっており、この2球団だけで育成選手を計96人、支配下も合わせると116人指名しました。
当時は楽しくて次から次へと指名をしていったわけですが、冷静に考えたら指名結果のnoteを書かなければならないのです(そんなことはない)。
とはいえ流石に62人は紹介しきれないので、本noteでは支配下指名の10人のみを紹介します。
また育成に関しては別記事で特に紹介したい選手たちを紹介するかもしれません。
それでは早速指名選手の紹介をしていきましょう!
1巡目 喜多川海夢 INF/CF (着せ恋高校)
事前の予想通り高校生No.1野手との評価を得ていた着せ恋高校の喜多川海夢を指名。名前が読み上げられた瞬間、会場に詰めかけた陽気ャーズファンが大歓声を上げたかと思えば、次の瞬間いつの間にか持ち込まれたミラーボールが光り出し、クソデカ重低音が響く中ファンが踊り狂っていました。あとついでにスポニチの出禁とデ○リースポーツの廃刊が決定しました。
一部すごく残念がるファンとGMもいましたが、しかしまだ油断はできません。なぜならオヂーズも喜多川海夢を指名していたからです。思えばあの指名合戦はここから始まってたのかもしれない(遠い目)
リング上では1R目開始4秒でKO負けしましたが、ドラフトにおいて被った際の決め方はクジです。
壇上にはオヂーズのオヂさんGMと、ただ意味もなくボコられ、腫れで少し顔が膨らんでいるひなたちゃんGMが泣きながら上がり、「お開けください...」の声で両者がゆっくりとクジを開けました。
拳を掲げたのは...ひなたちゃんGM!途端、会場からは地鳴りの様な大歓声が上がり、山岡家のBGMを歪ませたEDMが響く中、ファンと共に喜びを分かち合いました。GMと一部ファンは少し残念がっているようにも見えました。
さて、先程もチラッと説明しましたが改めて彼女について。
今年の高校生No.1野手であり、最大の強みは打撃。長打力がありながらバットに当てるのも上手く、それでいてボール球には全く手を出さないと。
プロの舞台でも早い段階で適応できるとされており、将来的にはタイトルを複数回獲得するようになるだろうと予想されています。
足も早く、走塁面もエリートレベルと言われていますが、課題は守備。主にショートとセンターを守っていましたが、1歩目の判断が遅いため運動能力の割に範囲は狭めであり、将来的にショートに残るのは無理だろうと言われています。
しかし爆発的な肩の強さ、驚異的な運動能力から、外野では将来エリート級に化ける可能性も秘めており、実際指名後ひなたちゃんGMは彼女をセンターとして育成することを明言しました。将来像はGeorge Springerでしょうか。
さて、そんな彼女ですがやはり最新巻ですよね。13巻終盤のコミケでなんかめちゃくちゃ不穏な終わり方をし、開幕から五条くんと少し疎遠といいますか、なんかすごく見てて辛い展開になってましたが(語彙力)、中盤でとんでもない告白をしたことで五条くん、そして全オタクが救われた瞬間でした。
まあほんと王道ヒロインって感じですし、第1回から3回連続で競合するのも納得です。ちなみに第3回はこれとプロスペクトランキングの次に書く予定です。
そもそもなぜ僕は10月末に行われたイベントのnoteを今書いているんでしょうか
2巡目 由比ヶ浜結衣 OF (総武高校)
今年の甲子園優勝を果たした総武高校で1年からクリーンナップを任され、通算72本のHRを放った将来のスラッガー候補をここで指名。コンタクトは少し荒いながらも破綻はしておらず、ゾーン管理に優れ、守備でも価値を発揮できると、この手のスラッガーにしては珍しく非常に完成度が高いです。
足も平均といったところで、弱点はなく優れたツールも多いと。このレベルの選手を2巡目のウェーバー最下位で指名出来る辺り、今ドラフトクラスのレベルの高さを伺えます。
俺ガイルの正ヒロインとも呼ばれる彼女ですが、物語開始当初は周りに流され自己を確立できていませんでした。また、トップカーストのグループに属しながらも、常に他者の顔色を窺いながら行動してしまうが故に、居心地の悪さを感じていました。
しかしそこで奉仕部に入ったことで、徐々に成長をしていき、三浦などのカーストトップにも物応じせず言いたいことを言えるようになり、中盤以降は本物の友人と言えるほどの関係を再構築することに成功していました。
また、実は物語の開始前に八幡に愛犬を救われており、そのことをきっかけに恋心があったと。どこぞのクールぶってる家族ガチャ大ハズレのカス女とは違い、初期から彼に好意を抱いてるのにも関わらず、作品の勝ちヒロインはその「雪カス」「雪なんちゃら」「カスの下」「ゴミの下」「ブスの下」でお馴染み雪ノ下と。
考え直せ渡航。
本当に意味がわからない。オフに退団する時は金出さなかったくせに、半年後に成績落としてたJustin Verlanderを、トッププロスペクト2枚使って連れ戻したアストロズちゃんより意味が分からない。そもそもじゃあ誰が悪いかって言ったらピッチクロック童貞ことバカ(年平均1700万ドル)なんですけど。あとDana Brown。
そんな俺ガイル界のピッチクロック童貞だのDana Brownだのと呼び声高い(低い)雪なんちゃらさんとは違い、序盤から好意を抱き、不器用ながらも彼のためにクッキー(のような何か)を作ったりと。
ちなみに2期ではめちゃくちゃ成長してました。マジで自分の欠点を理解して向上に繋げられのが凄い。聞いてんのかDana Brown。
正直最後に見たのも数年前ですのであんま記憶もなく、語れることもほぼないんですが、こんなに可愛く健気で一途な彼女が選ばれなかったと知った時には三日三晩キレ続けました。そうそれはあの2023年TDLのように...。
いやまあ根本的に先発の数が足りてないので仕方ないっちゃ仕方ないんですけど、だからってトッププロスペクト2枚出す必要あった?いくら年俸負担してもらったとはいえ大盤振る舞いしすぎでしょと当時は思ったものです。
まあちなみに3期は見てないんですけどね。なんなら今後も見ません。
3巡目 椎名真昼 RHP (誠城高校)
最速99mphのフォーシームと、鋭く落ちるカーブを武器に、三振を量産する将来のエース候補をここで指名。
高校時代は高いメイクアップと自己管理を徹底したおかげか、調子の波は非常に小さく、常に大舞台で最高のパフォーマンスを見せてきました。
そんな彼女が何故3巡目まで残っていたのか。理由としては、幼少期の経験から自己肯定感が低く、プロで通用しないと考え大学進学を明言し、プロ志望届もギリギリまで提出しなかったことが要因と考えられています。母親くたばれや
しかし志望届け締切直前、恋人の周君の支えもありプロ志望を決意し、今ドラフトにエントリーをしました。
ただその時点で多くの球団は真昼がドラフトにエントリーをしない前提でリストを作成したため上位にねじ込めず、結果的に3巡目までスリップしてきたことで、陽キャーズが指名に成功しました。(ちなみにこのエピソード全部捏造です。)
フォーシームは最速99mph、平均97mphを誇り、球種も決め球としてもカウント球としても使えるナックルカーブが最大の武器。他にもカットボールやチェンジアップ、シンカー、大きく曲がるスライダーもありますが、高校レベルではフォーシームとナックルカーブだけで無双できたため、これらの変化球を使うことはほとんどありませんでした。
唯一の課題はメンタル面。常に相手を圧倒し続け、被OPSを脅威の.400台前半に抑えている彼女ですが、自己肯定感の低さもあってか、得点圏での被OPSが.788と一気に跳ね上がります。またランナーがいる場面では平均球速が95mph、2人以上抱える場合は93mphまで下落し、甘く入った球を痛打される場面は多いです。
実際、総武高校との3回戦では、0-0出迎えた7回表1アウト1塁の場面、前の打者を歩かせてしまい動揺が収まらない中、初球の甘く入った96mphのフォーシームを、由比ヶ浜(総武)にバックスクリーンに叩き込まれるなど、メンタル面の弱さが敗戦の直接の原因になってしまう場面もありました。
なのでプロではいかにしてこのメンタル面を改善できるか。幸いドラフト会議終了後、周くんとメンタルコーチとしての契約に成功しましたので、彼のサポートで球界のエースへと駆け上がって欲しいです。
さて、世間一般的にはアニメの評価が高いこの作品ですが、僕が最初に抱いた印象は「これが2023年のアニメってマジ?」でした。というのも発表時点でのティザービジュアルの時点で少し嫌な予感はしてたのですが、いざ始まってみると2010年代前半のような絵だなあ...と思っていました(特に周くん)。
幸い原作が非常に面白いので(途中までしか読んでませんが)見れることには見れましたが、この作品の大ファンである兄は1話切りしてましたね。なんならアニメは見なくていいから原作買うかカクヨムで読めってずっと言ってます。
※追記
4話切りらしいです。あとカクヨムじゃなくてなろうらしい
彼女はというと、まあシンプルに可愛いですよね。顔と性格(外面)がよく、頭も良くて家事もできて、おまけに親しい人だけに見せる少し抜けたところがたまらなく愛おしい。クリスマスの時に雪見たさにベランダに出たことで、樹と千歳に周くんとの関係がバレてしまいましたが、そんなところからも彼女が決して完璧ではない年相応の女の子、というのが分かり、凄くいいなと感じましたね。
この作品も案の定しっかり追ってるわけではないのでほとんど語れないのですが、2期が決まっているらしいので、楽しみですね。
4巡目 速水凛香 LHP (椚ヶ丘中学校)
僕の青春アニメランキング3位である暗殺教室から速水凛香を指名。
コマンドとフィールディングに優れ、将来的にローテーション3番手候補になれるとの評価を受けている左投手です。特にコマンドに関しては非常に素晴らしく、フォーシーム、変化球共に狙ったところに投げ切り、アマチュア時代は四死球が0でした。
最速93mphとスピードは平凡であり、アマチュアではイニングと同数程度の三振を奪っていたものの、プロでは打たせて取るタイプの投手になりそうでしょうか。理想としては阪神の大竹耕太郎と言った所になりそうです。ただし彼女は中学生ですので、今後球速が急激に伸びてもおかしくはありません。非常にまとまった選手でありながらポテンシャルも大いに秘めている非常に楽しみなプロスペクトです。
彼女と言えばやはり南の島編でしょうか。直前に殺せんせーの暗殺に失敗し、自信を失ってしまった中で、プロの殺し屋兼ラーメン評論家であるガストロさんと対峙し、普段使っている対殺せんせー用のBB弾ではなく、実弾の入った本物の拳銃を使うことになり、少し物応じてしまいます。
そんな中またも標的を外してしまい、なんなら場所もばれてしまいますが、その後は殺せんせーの指揮とクラスメイトのサポートにより有利な状況にひっくり返します。しかし先程殺せんせーの暗殺に失敗しまい自信を失ってしまった事で、極度の緊張状態に陥ってしまいます。
が、殺せんせーの「プレッシャーを1人で抱える必要は無い」「同じ経験を持つ仲間がいるのだから安心して引き金を引きなさい」の言葉で吹っ切れた彼女は、千葉くんの狙撃によりダメージを受けたガストロの銃を撃ち落とし、見事撃退に成功しました。
また、ここら辺から千葉龍之介との関係が描かれることも増えました。クラスでも狙撃手として2トップでありながら職人気質であった2人は妙に気があったのでしょう。肝試しではペアを組み、夏祭りでは2人で出かけ、射的で無双をしたことで出禁を食らう、休日に2回ほど2人きりで出かける(会話は続かなかった模様)など、数多くのエピソードでカプ厨を歓喜させました。かく言う僕も千速過激派なわけですが。
バレインタインも素晴らしかったですね。的に命中した粒チョコを彼にあげたわけですが、義理なのか本命なのか分からなかったのも良かった。
作品を通じて特に供給は多いですが(多分渚×茅野より多い)、卒業後も関係は続くなど非常に妄想が捗る2人組となっています。
「暗殺教室」と言えば僕が小学生から中学生頃に大流行しましたが、そのタイトルから敬遠してしまってる方も多いんじゃないでしょうか?(僕自身、最初グロ作品なんかなって思って読んでませんでした。)
ただね、先程の殺せんせーのアドバイス然り、ストーリーやセリフは考えさせられるものも多く、ただの王道少年漫画とは一線を画す作品だと思っています。
最近、作者松井優征先生の別作品である「逃げ上手の若君」が流行りましたが、この機会に「暗殺教室」も読んでみてはいかがでしょうか。
5巡目 MEMちょ SS/2B (いちごプロ高校(?))
さて、このドラフトが行われた時は、まさかこの作品があんなクソみたいな終わり方をするなんて予想をしていなかったわけです。なのでこのMEMちょと、この後2人推しの子から指名をしたわけですが、正直もうこの作品について色々語りたくないわけですよ。
まあしかしあくまで「好きな作品ドラフト」ではなく「ヒロインドラフト」です。なるべく作品への言及は避けて彼女達の魅力について語る事にします。まずはいつものから...
高校時代は怪我に苦しむも、走攻守全てのツールに強みを持ち、さらに両打ちだったことから「松井稼頭央2世」とも呼ばれた彼女。
特に守備面が評価されており、柔らかなグラブ捌き、投手として152km/hを記録する肩の強さ、どんな打球でも追いつく守備範囲を武器に、将来のプラチナグラブとの評価も聞こえてきます。
そんな彼女の問題は「実は25歳なのでは?」ということ。幸いショートには斎藤恵那がおり、二遊間候補もこの後に指名した有馬かな、そしてマイナー三階層で.366 OPS1.288と無双した七海みなみや、パワーレスながらもA+で打率.411 出塁率.518を記録し、守備に優れる吉川由紀がいるため致命傷にはなりませんが、とはいえ5巡目でデプス要員止まりは少しもったいないわけです。
さて、MEMちょは推しの子という作品において、どんなにカスみたいな展開になろうと、どんなに暗い展開になろうともいつも作品を盛り上げてくれていた存在でした。後半はまともな姿を見た記憶がありませんが
年長者(一旦25歳という体です)ということもあり、有馬など多くの人間の相談に乗り、いわゆる「メンター」であった彼女。メンターと言う言葉を聞くと、何故か頭の中に「3y58.5M」というワードが浮かび頭痛がしてくるわけですが、
B小町初ライブにて自身のチャンネルから導線を引いて集客をしたり、後半には演者としても活躍。結構人間関係で揉めていたあの作品の中では珍しく基本誰とも揉めることはなく、多くの人の潤滑油になるなど、メンターとしての役割しか無かった"彼(WAR-1.7)"とは違い、結果もしっかりと残していたと。
あとは普通にビジュが良いですよね。後半のデフォルメ乱発とかネタ寄りってのであんま言われてないけど、この作品の中でもトップクラスだと思います。
キャラとしての役割、ビジュ、性格など相まって推しの子では2番目に好きなキャラ(1番は"彼女")ですね。
まあ作品について色々文句はありますが、アクルビの転生バレとかツクヨミの正体くらいまではおもしろいので、まだ読んでないって人は是非読んでみてください。
6巡目 有馬かな 2B/OF (陽東高校)
稀代の天才打者であり、高校では伸び悩んでしまったものの、それでも通算46HR。守備でも随所にセンスを感じられる華麗なプレーで魅せる内野手をここで指名。内野手2連続指名にはなってしまったものの、MEMちょとはタイプ的には全く異なる選手です。
有馬の強みはなんと言ってもその天才的な打撃センスと打球速度。内角の球を上手く肘を畳んで打ち返すこともあれば、外角の難しい球でもいとも簡単にバットに当て、ヒットゾーンに運ぶことができます。また、捉えた時の打球速度は凄まじく、非公式試合ながらMAX115mphを記録しました。ヤンキースのGiancarlo StantonがMAX120mphくらいですので、今後の成長次第では彼を越すかもしれません。
反面、どんなゾーンでも当てられるが故に、ボール球でも手を出してしまうアプローチは課題であり、三振率こそ低いもののボール球スイング率は50%近くを叩き出し、フォアボールも非常に少ないと、おおよそ理想からはかけ離れてしまっています。また、フライを打つのも上手くないので、強い打球を放っても野手の正面をついてしまうケースが数多く見られます。実際115mphを記録した打球はセンターライナーでした。
ただ彼女の最大の長所はメイクアップです。元々天才打者として持て囃されながらも高校では少し伸び悩んでしまい、また努力を人に見せるタイプでもないので、「センスだけで野球をしている」「努力をしていない」との批判も受けました。
しかし彼女はいつもハードワークを欠かさず、打席に立つ彼女に「overrated」などの野次が飛ぼうが、常に結果で見返してきました。
また練習姿勢も非常に素晴らしく、周りに好影響を与えられる点も彼女の長所ですね。余計な一言が多く、他者と対立してしまうことも少なくはないですが、それでも居場所を失わないのは、このような魅力に惹かれる人間が多いからでしょう。
彼女のことを語る時、やはり欠かせないのはJIF編でしょうね。
子役としてブレイクするも、その後は当時の高飛車な態度などもあり徐々に仕事を失い、その時に数々の分野に手を出した迷走時代にトラウマを抱えてしまった彼女ですが、アクアに誘われアイドルになり、その後結成したB小町としての初の大仕事がこの「ジャパンアイドルフェス」でした。当然ルビーとMEMちょはテンションが上がるわけですが、トラウマがある上に芸能生活が長く、責任感の強い彼女は「彼女達に自分と同じような恥をかかせたくない」との思いから、自分を追い詰めてしまいます。
しかしルビーの言葉で「自分はあくまで新人アイドルの有馬かな」と吹っ切れることができた彼女はステージに上がり、その後紆余曲折を経て「アクアの推しの子になる」という目標を立て活動していくことを決意しました。
この話は彼女という人間の良さ悪さが全て出た回でしたね。憎まれ口を叩いてしまうことや、性格に少し難があり他者と対立してしまうことも多い彼女ですが、反面責任感が非常に強い面や奥底にある優しさなどを窺い知れる回でした。
有馬かなという人間の評価はすごく難しいのですが、僕はここら辺から彼女のことがものすごく好きになりましたね。それくらい思い入れのあるエピソードです。
7巡目 沢田ほのか RHP (片桐高校)
小柄ながらも最速101mphを誇る豪速球投手であり、コマンドに難を抱えるものの破綻はしておらず、制圧力に長けるクローザー候補。K/9は脅威の15.3を記録しており、特にピンチに強く得点圏での被打率.124、被OPSは.362と、とにかく失点抑止に優れています。サラッと言いましたが打率.124、OPS.362って3y58.5Mが得点圏で毎回打席に立ってるのと同じですからね。
非常に小柄であり、スタミナにも不安があるため、リリーフ起用が濃厚な点はマイナスポイントですが、1イニングを制圧するクローザーとしての起用も良し、2~3イニングを繋ぐロングリリーフとしての起用も良しと、チームに1人は欲しい存在でしょう。
ハッキリとものを言う性格であり、高校時代は少し孤立気味ではありましたが、チームは宮村を沢田専属の投手コーチとして獲得、更に未来の話ではありますが、第3回で堀さんを獲得したため、チームにも問題なく馴染めるでしょう。
初登場時「いつ堀さんと別れるのか」との発言をした事で作中のキャラクター、そして読者にも衝撃を与えた彼女ですが、その後はなんやかんやで宮村にも懐いていました。
兄を亡くしている彼女にとって宮村は兄の様な存在であり(堀さんの前では彼女を取り合う敵同士ですが)、また宮村も彼女を大切な妹の様に扱っていて、非常に尊いと言いますか。ホリミヤコンビと並ぶくらいには好きな2人組ですね。
媚びるのが嫌いでありハッキリとものを言ってしまう性格から同級生の中では孤立、というかいじめられている(死ね)のですが、本人は宮村や堀さんを通じて3年生に知り合いが多いため、学校は嫌いではないそうです。彼らが卒業した後はどうする気なんでしょうか「彼女と宮村は兄妹の様な関係」と表現しましたが、実際宮村は沢田といる時は堀さんの前とは少し違う一面を見せており、まあ本当に癒しの様な存在です。(ぶっちゃけちょっと出番少なくて語れることがない)
8巡目 寿みなみ DH 陽東高校
「指名理由とDH専の理由は胸」でおなじみの彼女ですが、高校時代は守備には基本つかないながらも打撃のみで指名候補に名を連ねました。実際通算93本のHRを放ち、三振は少し多いものの、ボール球は振らない、打球指標は素晴らしい、スイングスピードは速い、フライを上げるのも上手いと、スラッガーとしては理想的な打撃スタイルです。
チームには同じように守備難打撃専の薫子ちゃんがいますが、彼女はこの1年ファーストを任され、破綻しない程度には守れる事を証明しましたので、実質DHの枠が空きました。その様な理由でチームはこの順位で打撃のスペシャリストである寿みなみを指名したと思われます。
彼女自身については書くことないです。マジで。だって出てねえもん。強いて言うなら顔と胸
9巡目 守屋菖蒲 C (栄明高校)
セカンドスロー1.8秒を誇る守備型の捕手を指名。高校通算HRは7本と長打力はありませんが、ヒットゾーンに飛ばすのは上手いため、将来的に.280くらい打ちながら守備で存在感を示すような選手になることを期待でしょうか。コミュニケーション能力に優れ、投手の長所短所を見つけ出すのも上手いため、チームのフロアを上げてくれる存在になれるでしょう。ついでにフロアの熱気もアゲて欲しいですね。本人は根っからの陽キャであるため、チームにもすぐ馴染んでくれるでしょうし、本人も以前から陽キャーズ行きを熱望していたため、相思相愛と言えます。
初登場は64話。本格的に物語に絡むのは67話からでした。遊佐くんを目当てにバド部のマネージャーとして入部しましたが、彼は佐知川の子なのでまあ当然おらず。それでもなんやかんやで続けることにはなりました。
まあ正直言ってしまうと印象は良くなかったですね。純愛と言いますか、すごくドキドキする恋愛が繰り広げられる作品において、彼女は今まで何人もの男と付き合った経験があり、またとりあえずで付き合って大した理由もなく振る(店員にMとLを何度も聞き返されたのを見て振ったなど)など、まあバグみたいな存在だったわけですよ。
加えて、雛ちゃんと大喜の関係がギクシャクする遠因になってしまいましたし、僕の中では作品におけるノイズだったんですよね。
ただ100話くらいでしたかね。"彼(J○se Abreuさんのことではないです)"の事が好きっぽい描写が描かれ、118話でほぼ確定みたいな感じになったんですよね。
そこから彼女らしくないというか、好きなのを伝えられないもどかしさなども描かれ、そこでめちゃくちゃ好きになったんですよね。まあそれでも作品内だと4番目なんですけど。
彼に関しては幼馴染の方ともフラグ?と言いますかなんかありそうな感じですが、ここから菖蒲ちゃんがどうアプローチしていくのか。バレンタインの時はチョコを渡せず想いも伝えられませんでしたが、次はどうなるのかとても楽しみですね。
10巡目 小比類巻香蓮 LHP (お茶の水女子大学)
183cmと恵まれた体格(本人はコンプレックスに思ってる)から最速103mphを投げ込む奪三振能力と運動神経に優れた左の先発候補。
BB/9は6.1とコマンドが壊滅的なものの、K/9が14.1、被打率.163と制圧力に優れ、大学通算では防御率2.24と優秀な成績を残しました。
フォーシームの他にはスライダー、チェンジアップ、スプリット、シンカー、カーブを操り、特にチェンジアップはフォーシームとの球速差が15mphあり、被打率は.043と「魔球」と呼んでも差し支えないレベルです。
これらの球をフォーシームとほぼ変わらない腕の振りで投げ込んでくるわけですから、何かしらに張らなきゃ打てないレベルなわけです。
また、名門女子大学に通っていることもあってかデータを重視するタイプであり、常に自身の投球フォームや投球データを見直したりしています。
では何故これだけ無双していた彼女が10巡目なのか。コマンドに難を抱えるのも理由の一つですが、2年次にトミージョン手術をしていること、そして知名度が圧倒的に低いことが挙げられます。
彼女が出る作品、正式名称が「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」なのですが、このタイトルからも分かる通りSAOのスピンオフというか派生作品なんですね。
このドラフト、選ばれしキモオタとか言ってる割にレム(リゼロ)とか御坂美琴(とある)が指名されないレベルには王道作品を知らないわけで、となるとSAOもちゃんと見てる人ってほぼいないんですね。
じゃあ派生作品のGGOを知ってる人なんてほぼいないわけですよ。知名度の低さってのはそういう意味です。世間一般的には高い...高いんかな?いや低いかもしれへんわ。イヤ適当なこと言うのやめとくわ。確信がないわ。知名度高いかわからへんから
かくいう私もSJ3編くらいまでしか読んでないんですが、やっぱ2のピトフーイ戦が良かったですねベタですが。自分がピトさんに勝たねば彼女とエムさんが死ぬというまあなんかぶっ飛びすぎなストーリーでした。
そもそもとしてピトフーイは死に強い憧れを持つキャラなのですが、そんな中でSJ2のラストでは彼女に生きて欲しい的なことを言ってた...いや言ってないかもしれへんわ(以下略)
まあそんな感じで最終的にどうなったのか。ピトさんとエムさんの命を救うことはできるのか。そして彼女達の正体とは?
本来なら40分くらい使って色々語りたいのですが、ここら辺はね、まあ是非本編を見てください。熱いので
おわりに
さて、10月25日に行われた第2回ヒロインドラフトの支配下指名のnoteをようやく書き上げたわけですが、めちゃくちゃ疲れましたね。
卒論を書き上げてからなので大体4日間くらい?時間を見つけては書いていた訳ですが、この後育成52人分は絶望的なわけです。まあなのでもうnoteを出さないか、育成指名の中で特に紹介したいキャラのみ出すかも知れません。
この後は最強卍陽キャーズプロスペクトランキング→第3回ヒロインドラフトnoteを予定していますが、途中まで書いた片寄ゆらちゃん考察シリーズも残っています。具体的に言うと「片寄ゆらちゃんが登ってた山はどこ?」「片寄ゆらちゃん神説」「真・片寄ゆらちゃん生存説」があります。この中で一番最初に出せそうなのは「片寄ゆらちゃん生存説」ですかね。需要があるかどうかは知りませんがお待ちください。
あと遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。新年初のnoteでございます。
2025年最初のnoteがこのクソキモ企画ですごく複雑な気持ちですが、今年も私が書きたいだけの、どこに需要があるのか分からないようなものを量産していきたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。
それでは皆様、ここまで読んでくださりありがとうございました。次回の「最強卍陽キャーズプロスペクトランキング」、または「真・片寄ゆらちゃん生存説」でお会いしましょう。
第2回ヒロインドラフトnote
激カワ最強たいがちゃんズ