「真・片寄ゆらちゃん生存説」を唱えてみる
2023年2月22日
皆様はこちらの日付が何を意味するかご存知でしょうか?
そうですね!
片寄ゆらちゃんの初登場日(及び最後の登場日)ですね!
さて、私が約1年前に出したこちらのnote、皆様は覚えていらっしゃいますでしょうか。
片寄ゆらちゃんの人物紹介をさせて頂き、おまけみたいな感じで片寄ゆらちゃん生存の根拠を書かせていただいたのですが、ありがたいことに沢山の閲覧、いいねを頂きました。本当にありがとうございます。
あれから1年。推しの子は完結し、世間一般的には片寄ゆらちゃんの死亡は確定したわけですが、私は疑問を抱きました。
そう、
片寄ゆらちゃんって生きているのでは?
と。
「またまた冗談をwww」「もう諦めろよ...」「片寄ゆらちゃんは生きてる!」「あれはディープステートの陰謀!」「カミキヒカルはイーロン・マスク!」、様々な声が聞こえてきます。主にゆらちゃん生存を信じていない方々の。
申し訳ありませんが、浅はかとしか言いようがありません。
そこで今回このnoteを執筆することで、皆様を洗脳から救って差し上げようと思います。これを読んだ後、皆様は今まで信じてきた常識を疑うことになるでしょう。いい加減目を覚ませ日本人──
なお今回はゆらちゃんの紹介は省きます。知りたい方は今までのゆらちゃんnote読んでみてください。何故か全てに書いてあるので
第1章 遺体を見ていないはずのアクアがゆらちゃんの死を知ってるのは何故?
この説を考察するにあたって、「彼女の死亡が確定(言及)されたのはいつなのか」というのは非常に重要になります。
109話にて初登場を果たした彼女ですが、その回で死亡したと言われています。何故そのように言われているかを理解するためにも、まずはこの回の大雑把な解説から。
このような流れです。その後110話にてゆらちゃんが音信不通であることが言及。これにて一般的には死亡したと言われています。
しかし厳密に言うとこの時彼女の「死亡」は明言されていません。これを軸にしたものが前回の生存説でした。
では、彼女の生死について言及されたのはいつなのか。
ゆらちゃんの「死」について語られたのは155話。カミキヒカル、及びニノこと新野冬子が関わった死者として、菅野良介(アイを刺したやつ)、雨宮五郎(アクアの転生前)と共に名前が上がりました。
このうち菅野良介はテレビで自死が報道、ゴロー先生に関してはアクアが彼自身であるため、知っているのは当然でしょう。ではゆらちゃんの死についてはいつ知ったのか。
先程も述べた通り、ゆらちゃんの死については報道されておらず、あくまで音信不通ということまでしか分かっていません。加えてゴロー先生の遺体を発見できず、捜査能力であかねやアクアに劣る作中屈指の無能連中である(推しの子世界の)警察にゆらちゃんの遺体が発見できるのでしょうか。(報道されていない時点で答えは分かりきってますが)
「カミキとアクアで話すシーンがあったしそこで直接聞かされたのでは?」と思われるかもしれませんが、実はカミキ自身はゆらちゃんを突き落としていないことが作中で判明しております。
しかしゆらちゃん落下後にカミキはその場に現れ、彼らは少しの会話をしています。もしかしたらその場に留まり、彼女が命を失う瞬間を見ていた可能性もあります。
しかしこれに関しては作中で描かれていないので考えても無駄です(そもそも見ていたとして、彼が彼女を殺したことをアクアに話すとも考えにくいです)。というかその様な可能性を少しでも考慮した場合めちゃくちゃ不都合なので無視します。適当でいてくれてありがとう赤坂アカ。
※165話にて、ゆらちゃんを突き落としたのはニノであることが匂わされています。が、彼女が死を確認したかも分からないため、考慮しません。
では彼が死を確認していない場合、どのようにしてアクアがゆらちゃんの死を知るのか。
ここが重要なのですが、アクアはゆらちゃんの死を知る方法が一切ありません。
アクア自身がゆらちゃんの死の瞬間に遭遇、または遺体を発見している可能性も考えられますが、その時点でアクアは週刊誌にアイに子供がいたことの暴露をしており、加えてその後は「15年の嘘」の脚本を書いていたため、自身の目で彼女の遺体を発見するのは現実的に不可能です。
もちろん、彼女の登った山がアクアの自宅のすぐそこである、などの条件が重なれば可能でしょうが、まあそんなことも無いでしょう。
親族、もしくは共通の知人から知らされた、という可能性もありますが、そもそもアクア自身、ゆらちゃんとは面識がないわけです。つまりそれもほぼ考えられないでしょう。
この様な点から、アクアがゆらちゃんの死を知っているのは明らかに不自然という事が分かります。
第2章 何故ゆらちゃんの遺体が発見されないのか
さて、先程も述べた通り、ゆらちゃんの遺体は作中で発見されていません(厳密に言うと「発見された」「死亡した」などの明確な情報が出ていないだけなのですが、ここでは遺体の確認ができていないという前提で話します)。
以前書いたnoteでも話しましたが、ゆらちゃんは作中で「今をときめく天下の大女優」との評価を得ており、そんな彼女の突然の失踪は大事件なわけです。
しかし彼女の失踪などが特にニュースになった描写はありませんし、世間で大騒ぎになってる感じもありません。
ここ、あまりにも落ち着きすぎてて、今僕の中には「ゆらちゃん殺したの、鏑木さん説」なるものが頭に浮かんできたのですが、まあそれは今度書きます(ゆらちゃんは死んでませんが)。
さて、まぁ世間一般的に考えればこれは大事件ですし、流石に警察も動き出しているでしょう。しかし現実はゆらちゃんは発見されていないわけです。
仮に亡くなっていると仮定した場合、カミキが発覚を恐れて彼女の遺体を隠したという事も考えられますが、「"自らが価値を見出した存在が滅びゆく様"に喜びを感じる人格破綻者」であり、これまで7人の死に関与した彼が今更事件発覚を恐れるのでしょうか。むしろ発見されて大々的に報じられる方が彼の欲を満たしそうです(きっしょいなお前死ねや)。
となるとやはり彼が遺体を隠すというのはほぼほぼありえません。
では何故ゆらちゃんの遺体が発見されないのかと考えた時、彼女はやはり死んでおらず、この時自力で救急を呼ぶ、もしくは一般の登山者に発見され救急を呼ばれたなどして生存したのではないでしょうか?
こうなるとニュースにならない事にも辻褄が合います。著名人が亡くなった場合、数日から数週間ニュースで報じられます。ましてやSNS全盛のこの時代に彼女ほどの大女優が死亡した、しかもそれが殺人であった(状況的に事故と捉えられる可能性はある)となれば、言い方は悪いですが話題としてこれ程注目を集めるコンテンツはないわけです(アイの死も世間で3日ほど世間を賑わせ、アクアの暴露時や「15年の嘘」も大ヒットした)。
しかし彼女が生存した場合、この様な形での注目を嫌った、もしくはアイの様にある事ない事言われたくない彼女がこの事件の報道をしないことを希望し、(そんな事可能なのかと思いつつ)報道関係者もその希望を飲んで報道しなかったという可能性が考えられます。
これはあくまで生存した場合のみできることですので、となるとやはり彼女の遺体が発見されないのは「彼女は救急搬送され、生存の後報道を拒否を彼女自身が希望したから」ではないでしょうか。
その他の可能性として
・警察があまりにも無能すぎる
・ニノが発覚を恐れた
・判別が不可能なほど損傷していた
・(死んでいたと仮定した場合)アクアの暴露の方がどう考えても数字取れる
・実はゆらちゃんそんな有名じゃない
などが考えられます。しかしながら「天下の大女優」である彼女の知名度を考えると下2つはありえず、最後の登場シーンではその美しい姿を保っていたため真ん中もほぼありえない。上2つは可能性としては十分考えられますが、流石に登山届を提出したであろう彼女を発見できないことはないでしょうし、ニノもカミキの指示無く勝手な行動はしないでしょう。
となるとやはり彼女の遺体が発見されないのはあまりにも不自然なのです。
第3章 おふざけ
さて、ここまで割と真面目に考察を続けてきたので最後に少しおふざけの考察もしときます。
今回は推しの子2期EDである「Burning」から、ゆらちゃん生存の根拠を見つけ出したいと思います(無理難題)。あの曲凄くいいですよね
...と思いましたが無理だったので、推しの子2期最終話(未視聴)で公開された「POP IN 2」から見つけだしたいと思います。
頑張るぞ😡✊
・どこへどこへどこへも連れてって→とりあえずどこのでもいいから病院に連れてって欲しい=まだ生きてる
・キミはキミはキミは探せるかな?→殺したと思い込んでいるカミキとニノへの挑戦状。流石だ!ゆらちゃん!
・あらわるあたしは行く先々 あと先々なら考えない→復讐を企てている?
・一瞬足りとも 離れない がぶっ!→片寄ゆらちゃんトドロクツキ説
・「POP IN 2」公開後にゆらちゃんが登場した
こんなところでしょうか。流石に少ないので一応「Burning」からも考察しますが、
・「ここに気づいて」と 声を枯らしながら 叫び続けていた→私はまだ生きてるとゆらちゃんが叫んでいる
・どんな痛みさえ 輝きに変えながら 命を燃やすの→この痛み(落下時の怪我)さえも乗越え、必ず復帰し夢(100年後にも残る名作で主演を張る)を叶える
と言ったところでしょうか。うん、ますますゆらちゃんの生存説が強固になったように感じますね!
まとめ
さて、ではここまでの考察をまとめていきましょう。
真・片寄ゆらちゃん生存説の根拠ですが
・ゆらちゃんの「死」については確定しておらず、あくまで「音信不通」(前回から引き続き)
・ゆらちゃんと面識の無いはずのアクアが彼女の死を知っているのが明らかに不自然
・カミキ、ニノ共に(おそらく)ゆらちゃんの死を確認していない
・ゆらちゃんの遺体が発見されていない
・(死亡したとして)彼女の知名度的にも報道されていないのが不自然。そもそも遺体が発見されてないのも明らかにおかしい
・2期最終話で公開された「POP IN 2」の歌詞にゆらちゃん生存が匂わされている
・しかもこの後にゆらちゃんが登場
・2期ED「Burning」の歌詞にもゆらちゃん生存の匂わせ
以上が挙げられます。
これらの根拠から本考察は
「ゆらちゃんはニノに突き落とされた後、実は生存しており、この後自力(もしくは一般登山者により)で通報し救急搬送。一命を取り留めた後に、この様な形で話題になることを嫌って報道して欲しくないと懇願。記者がこの要求を飲んでこの件についての報道は一切無し。しかしどうしても許せなかったゆらちゃんがヒムラ(POP PIN 2の作詞)と羊文学に依頼。結果自身の生存を2曲で匂わせ」
といった物になります。
いやあ我ながら完璧な考察なんじゃないですかね。片寄ゆらちゃん生存学会の皆様もこれには驚愕、感動ものなんじゃないでしょうか。
そしてね、最初にも述べましたがこの説は「ゆらちゃん生存を信じないお前らの常識をひっくり返す」「洗脳から目を覚ます」ものです。
ここまで読んだ方、「ゆらちゃんは生きている!」「あの高さから落ちてもこの冷静な行動。流石は天下の大女優!」「コロナはディープステートによる陰謀!」「地球は人工地震によって滅びる!」「カミキヒカルはヤクルトファン!」との考えに変わったのではないでしょうか。
終わりに
さて、登場から約2年。何本か書いてきたこの「片寄ゆらちゃん考察シリーズ」ですが、推しの子本編が完結。結局再登場も果たすことが無かったためこれ以上の情報がありません。つまりゆらちゃんに関してはもう考察できることがないわけです。
なので非常に心苦しいですが、今回でゆらちゃんの考察は終わりになります。
しかしね、僕はまだ信じております。いつかゆらちゃんについて公式から情報が出ること。というか生存が公式になること。そして推しの子スピンオフ「片寄ゆらちゃんの酒場放浪記」が始まることを───
さて皆様、ここまで長文を読んで頂き、本当にありがとうございます!そしてこれまで片寄ゆらちゃん考察シリーズにもお付き合い頂き、とても嬉しかったです!
また、別noteの宣伝にはなりますが、先日第2回ヒロインドラフトの指名結果をまとめた物を作成致しましたのでそちらも読んでいただけると幸いです!
次回は「ひなたちゃん最強卍陽キャーズプロスペクトランキング」を予定しておりますので、気が向いたらそちらも読んで頂ければ幸いです。
それでは皆様、次回の片寄ゆらちゃん考察シリーズ、「片寄ゆらちゃんの登った山を考察していく」でお会いしましょう!
それではありがとうございました〜