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チームで良いデザインを作るために「分報」を取り入れた話
こんにちは、ひのふ(@pinopo_)です。
前の部署では自分の未熟さゆえに出来なかったことを、今の部署では積極的に取り組むように日々頑張っています!
今回は、チームで良いデザインを作るために私が取り組んだことについてお話したいと思います。
■目次
1. 抱えていた悩み
2. 解決策
3. 取り入れた結果
抱えていた悩み
まず以前の部署では、以下についてよく悩んでいました。
- 自分のプライドが高いので、完成したデザインしかチームに見せたくない
- 相手から意見を言われるのが怖い
- デザインの相談をしにくい環境
この3つがどう良くなかったかというと、まず「完成したデザインしかチームに見せたくない」についてはそのままの通りで、完成したデザインしか見せたくない・見せないので、自分が一人でうんうん唸って悩んだデザインの過程がチームに共有されません。
結果レビューをもらう際に、自分が一人で悩んでいた案が提案されたりして、悩んでいた時に上がっていた案を最初から出しておけば良かった、悩んでたデザインを先に相談すればアドバイスも早くもらえて、もっと良いデザインを作れたのではないか、などと後で思うことが多々ありました。
プラスで、自分は「相手から意見を言われるのが怖い」人間であり…考えていることを伝えたいけど、自分の発言が周りにどう思われるかが不安で結局何も伝えることができないということがありました。
なので、作ったデザインに限らず自分が学んだ知識や気付きについてのアウトプットもできない状態でした。
そして、「デザインの相談をしにくい環境」でもありました。
自分のプライドの高さの問題もありますが、忙しい部署だったので、相手の時間を奪うのではないか、ちょっとの悩みなのに相談して迷惑じゃないかとチキって相談しないことが多かったです…。
slackでのやり取りが多く口頭のコミュニケーションも減っていたので、より相談しにくい環境になってしまっていました。
解決策
異動先では、上記のような悩みを抱えないようにしようと考えた結果、まずは「分報」を取り入れることにしました!
■分報とは…
- 日報の分バージョン
- 自分のチャンネルを作り、ツイッターのようにつぶやく
- つぶやく内容は何でもいい
- 今何をやっているか
- 何に悩んでいるか
- 気づいたこと、学んだことなど
- つぶやく回数も何回でもいい
分報について調べたらこちらの方の記事に詳しく記載されていたので、分報の詳細が知りたい方は見てみると良いです。
プライドが高くて完成したものしか公の場で見せたくない私は、自分のチャンネルを作って、そこに制作途中のデザインをバンバン投げてチームの意見をもらおうと考えました。
自分の考えを投稿できる自分だけのチャンネルが有り、それにチームメンバーを招待する形だと、相手の時間を奪うという認識が薄れるのではないかと思いました。
更に自分の場所ということがはっきりされているため、周りの反応を気にせず自分の考えをアウトプットすることができて良いのではないかと思いました。
そして「分報」以外にもう一つ意識し始めたこと…それは「口頭でも相談できる環境、雰囲気を作る」ということです。
slackでやり取りした方が早い場合ももちろんあります。口頭で話した内容はチーム全員に共有されなかったり、話し合った過程が見えないのでどういった経緯でそうなったか、などが視覚化されていないので不便なこともあると思います。
なので、毎回口頭で話す、ということではなく、口頭で相談できるようなちょっとしたことなどは、できるだけ直接声をかけにいくことを意識しようと思いました。
ここで口頭で話したことはちゃんと文章化してまとめて、他のチームメンバーに共有することが大事です!これをすることによって、話し合った相手との意識のズレがないか再確認もでき、話し合った内容や経緯をその場にいなかったメンバーに伝えることもできます。
取り入れた結果
自分の分報チャンネルを作ったことにより、自分の考えや成果物を周りに見てもらいやすくなり、発言する時に周りを気にすることがなくなりました。
自分の気づきについてメンバーから更に良い気づきをもらったり、自分の悩んだ過程もメンバーに見てもらえてアドバイスももらうことができるので、より良いものが作れるようになりました。
口頭でのコミュニケーションについてはまだチームメンバーも少なく元々口頭でやり取りすることが多いので、絶賛チャレンジ中ですが、やはり直接話す回数が多いと相手の表情も見れるし相手の温度感も知ることができて良いなと感じています。
そして自分だけでなく他の人も分報を始めるようになりました!(ちょっとしたブームができて嬉しい)
周りも分報を始めて、自分以外の人の考えを見ることができるようになったので、相手とのコミュニケーションがより円滑になったように思います。
これからも分報を続けていきたいと思います!もし同じような悩みを抱えている方がいらっしゃいましたら、是非取り入れてみてください。
それでは。
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