痔 〜その4〜
手術の日も近くなってきた。
早く切って楽になりたい反面、切る事への不安が募る毎日。
朝起きた時がいちばん痛みがなく、
「あれ?もしかしてこれ治っちゃってんじゃないの?火曜日手術しに行っても先生から切るとこないよなんて言われちゃったりしてさwww」
まいっちゃうよなぁ〜(*´ω`*)
なんて考えながら布団から起き出し、洗濯したり弁当を自分の入れて3人分作っていくわけだが、そんな感じでゴソゴソしているうちに、「あれ…?もしかして、尻痛い…?」という現実にうっすら気づく。
チョーシに乗ってんじゃねぇよ 卍
私の尻に出来たイボ痔という名のヤカラが送ってくるメッセージに震え上がる。
そんなふうにして迎えた手術前の週末。
土日は仕事も休みなのでなるべく平穏に過ごしたい。
なのに🐎🦌な私は娘とコストコへ行ってしまう。
車に乗った時点で「オシリいた〜い…」と呟いているので、「やめとく?」と娘。
1回した約束をひっくり返す度胸がないので「ううん、行く」
悪天候でも予定決行して遭難するタイプかもしれん…と車窓から街並みを眺めながら遠い目...( = = )
ロキソニン飲んでいたのに全くもって痛い。
どういうこっちゃ。
こんな日に限ってコストコ激混み(土曜日だから当たり前)
でっかいカートにすがりつきながら肉を眺める私はまるで歩行訓練中のおばあちゃん。
もはや買い物どころではないものの、香ばしグリルハンバーグだけは買わないと帰れない…
と、カートを娘に託し冷凍コーナーへ。
あまりにも痛すぎてヘンな歩き方をする私を見かねて娘が「(売り物の)ソファに座って待ってて」
しかしソファには「休憩しないでください」と注意書き。
そういうのめっちゃ気になるA型なので、ソファの端っこに申し訳なさそうにチョインと腰掛ける。
本当は今にもソファを購入するために座り心地を確かめるセレブを気取りたかったのだが、お尻がそれを許さなかった。
とにかく痛い。
身体が心臓と脳を守るためにそちらに血流を集めているのか(?)手足の先が冷たい。
一刻も早く帰るべきである。
それなのにその後ロピアにも寄ってるからバカにもほどがある。
そして手術を2日後に控えた日曜日の夜。
今晩と明日の夜、下剤にかけられるワイ。
手術や検査の前に下剤飲んで腸をキレイにしておく必要があるらしい。
やっと下痢がおさまったのに可哀想なワイ。
泣ける。
忘れないようにヤクルトさんから頂いたカレンダーに貼っておいたので、日曜日の分を剥がして服用。
7〜12時間かけて効く薬…と書いてあったけれど、飲んだ直後からお腹がコポコポいい始めた。
…気がする。