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【趣味】おじさん卓球始めるってよ #02

一度湧いてきたらそう簡単には止まらない
湧いて湧いて仕方のないことといったら
もうね、凄いったらありゃしない

ここ1週間くらいヒマさえあればずっと卓球関連のYoutube動画ばかり観ている
仕事もそっちのけ(笑

もう娘を注意する資格は完全にゼロである


前回の記事の通り、卓球熱が私の全身を包み切ってしまった

高校生以来の卓球を再開してまもなく
1ヶ月が経とうとしている

思い立ってからというもの
Amazonのお気に入りリストには「卓球」のリストが新規作成され、ありとあらゆる道具がリストアップされている

残念ながら高校時代の道具は全て処分してしまっていたので、イチから道具を揃えなければならなかった

そして、私は現実を目の当たりにしたのである

「おいおい、普通に初期費用3万円どころで収まらんやん…」

先月iPhoneを機種変更した際に、中古とは言え
5万円も出費したばかり

家庭ある身
「自分事」で自由に10万円近いお金が
ホイホイ動かせるはずもない

さて、どぉしたものか…

と思案しながらも、アマゾンのカートの中身が
4万円を今にも超えようとする寸前でドギマギしていたのは、つい数週間前の出来事である(汗


大人になることは怖いものだ…

小学生の時分は、駄菓子屋で500円も使ったら
得体の知れない罪悪感に苛まれたもの

高校の頃は、5000円の限られたお小遣いの内
3000円をお小遣い初日でトレカに突っ込み
残りは携帯代とCDかMD買ったら…ヤバっ…
みたいな小さなスリルを味わっていたものだ

今は財布の中身も恐ろしいが
「家庭」という制約
妻を最恐にして最強の閻魔様に転心させるワケにはいかない

お金のことでは絶対怒らせてはならない
結婚して以来、その一線だけは絶対越えてはならない
と自分に言い聞かせて自らを律してきた
…つもりだ

だが、今回は流石にこの一線のラインに
タイミングも、金額も触れてしまいそうな気がする…

そう思いながらも

よりによって卓球熱が更に渦を巻きやがる!


もはや理性での制御不能な状態(←ヲイ
確か、S2機関を取り入れたエヴ○に活動限界は無かったから一旦暴走しちゃったら…ね

そう言うことみたいです ハイ


復帰するにあたって
・クラブ等にはまだ入らない
・基本的には休日の水曜日だけの週1稼働
・近所の会員制無人練習所を利用する
これだけをまず決めた

そして次に考えたのは
①何故今卓球なのか?
②プレースタイルは?
③②に適切な道具、必要な道具は?
である

①何故今卓球なのか?
それは「頭を使った卓球をしてみたい」という欲求が強い気が今はしている

高校時代、正直なところ卓球にまつわる「知識」は殆どない状態で、今思うと
「言われること」
「教わったこと」
「反復経験で覚えたこと」
「運動神経」
これだけで、当時は卓球をやっていたんだと
今になって理解できるのである

平成から令和の現代において、スポーツ界で目覚ましい発展を遂げたのは『スポーツ科学』であり、それを下支えしたのが『テクノロジー』であると私は思っている
この2要素によって本来、日本人という民族が持つ身体的特徴が世界の異民族と比べて比較的に小柄であることや、筋肉のもつ性質の違いなど不利とされてきた問題を克服するする術、あるいは優位に立ち回る戦略的戦術を科学的知見をもって活用することが可能になったことは極めて重要なこと

栄養面を始め、フィジカルコンディションの維持・回復、メンタルコントロールなどスポーツを行う上で影響を及ぼす様々なファクターが、データ分析、科学的知見(根拠)を持った対策と改善がかつてないほどのスピードで選手やチームの技術・能力の獲得を飛躍的に高めてきたことは事実であろう

これはスポーツに限らず、人類の文明の発展過程として当然ビジネスや自然科学にも影響を及ぼしている

単に「やっていて楽しい」「上手くなってる実感がもてて楽しい」という表面的な幸福感・満足感に加えて、人類としての知的な財産をできうる範囲で最大限活用した上での課題解決の加速という可能性は私をワクワクさせる

そうした意味では対象は何だっていいのかも知れない
思いついたのと、何だかんだ引退後もずっと何だかんだ気になっていたのが「卓球だった」というだけのことかもしれない
本当はこの体験を現在の仕事に求めたかったのであるが
未だにアナログ大好き、精神論至上主義の体質に疑問を呈さず変化することを恐れる組織はもはや旧日本陸軍の有り様と大して変わらない
私は「お国のために」と自ら命を投げ出す「玉砕覚悟」という高潔な精神性など残念ながら持ち合わせてはいない

②プレースタイル
結論:積極攻撃型カットマン

※高校時代の戦型も裏表ラバーの「カットマン」だった

今回色々と自分で調べて道具に選んだのは
コチラ▼
ラケット:ディフェンシブプロ(STIGA)
フォアラバー:RAGZA Z soft 中厚( YASAKA)
バックラバー:VO 102 中厚(VICTAS)

高校時代は顧問に言われるままカットマンになり
道具も顧問が用意してくれたもの(多分顧問の自腹)を使っており
ラバーも定期的に貼り替えてくれた
ラバーやラケットにはいろいろと性質の違いがあることすらも、よく知らずに当時はただひたすらに球を打ち返す日々だった

それでも私には筋トレや大っ嫌いだった走り込みすらも、十分熱中できるだけの楽しい3年間という時間だった

今思えば、頭を使うよりも
ただひたすらに持ち合わせた運動神経と運動能力だけを頼りに卓球をしていたようにも感じる

それでも高校3年生の引退試合となる地区大会では
ベスト16にまで勝ち進めた経験に

「スポーツは精神論だけではない」

という今の年齢になって痛切に思うことが
私の向上心と探究心に今更火を付けてしまった
という念があるのである


あぁ…
別の
ラケットが気になり
他のラバーも使ってみたい…

1時間利用で1,000円だけど
普通に毎週3、4時間練習したい…

最早、煩悩の塊でしかないおじさんの趣味談でした



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