彼氏ができました　〜その④〜

焼肉屋さんを出て車に乗り込むとニコニコ顔でうめこを覗き込むＫくん。
「うちくる？」
Ｋくんに聞かれて考えたうめこ、お泊りグッズ持って出てないことに気付きました。
うめこ「ごめん、何も準備して来てない💦」
Ｋくん「じゃあホテルにしよっか😊」
ささっとスマホでナビ設定してくれてホテルに向かいました。ホテルに着くとパネルでお部屋の設備見ながら「どのお部屋が良い？😊」とニッコニコのＫくん。
「え💦どこでも良いよ💦💦」となんか落ち着かないうめこ。
他の子とホテル入る時にお部屋なんか選ばないからこういうシチュエーションには不慣れです笑
「んーじゃあこここにしよっか？✨」とお部屋を選んでくれました。
エレベーターでＫくんにバックハグされてドキドキのうめこ。Ｋくん背が高いから見上げる感じっていうのもめちゃくちゃ新鮮でした。

お部屋に入るとびっくり、めちゃくちゃ広い！
しかも露天風呂まで付いてました。
「だってうめちゃん喜ぶかなーって思って〜」とニンマリのＫくん、なんだか申し訳なさすぎです。
ソファに座ってベッドに座ってるＫくんをボーっと見るうめこに「うめちゃんこっちおいで♡」と両手を広げて呼ぶＫくん。
Ｋくんの側まで行くと急に手を引かれてベッドに倒れ込んじゃいました。
Ｋくんが覆いかぶさるように来て、軽いキスから段々と濃厚なキスへ。。。
「うめちゃんごめん、もうガマンの限界。。。」切なそうに呟くとうめこの服の中にＫくんの手が入って来ました。
うめこも応戦しようとすると「ダメ。今日は俺がうめちゃんもらう日だから。」とうめこの手を押さえつけて全身にキスの嵐でした。。。
Ｋくんエッチ中に何度も「可愛い」「大好き」「愛してる」と惜しみなく言ってくれて、求められる喜びに浸りっぱなしでした。

「おはよ😊」
Ｋくんの声で目が覚めました。うっかり寝てしまっていたらしくて「ごめん💦寝ちゃった😰」と焦るうめこ。
「可愛い寝顔たくさん見せてもらった🥰」と上機嫌なＫくん。この人、本当に大丈夫？？ってぐらいニコニコしてました。
一緒にお風呂に入りながら「今日この後どっかお出かけしよっか？」と鼻歌混じりのＫくん。「うーん。今日は帰るー」と現実味がなくて乗り気になれないうめこ。
Ｋくん「えーなんでー💦」
うめこ「だって、なんだか夢見てるみたいでゆうべからずっとフワフワしてるんだもん💦」
Ｋくん「あんまり気に入ってない？」
うめこ「そうじゃないの💦家のこともあるから、帰ってちゃんと家のことしないとこれから出づらくなっちゃうから。。。」
Ｋくん「わかったー。じゃあ帰って時間あったら電話していい？うめちゃんの声聞きたくなると思うから」
うめこ「うん、そうするー」

Ｋくんのマンションまで送ると「うめちゃんありがとね。これからよろしくお願いします」と深々と頭を下げるＫくん。別れのキスを交わしてから見送ってくれました。
ひとり家路についてもどこか現実味がなくて、でもゆうべのことを思い出して、甘酸っぱい気持ちで帰ったのです。。。

という訳で、うめこに彼氏ができたお話でした。