庭燎奉仕のお手伝い

2023/12/31~2024/1/1にかけて伊勢の神宮にて、撮影のお手伝いしてきました。

庭燎奉仕というのは、日本青伸会が年末年始に、伊勢神宮の外宮(げくう)内宮(ないくう)の境内で参拝者に足元の明かりとなり暖を取ってもらおうための火を夜通しで守る奉仕活動のことです。

たくさん写真を撮ったのですが、手元にデータがないのでネットから引用させていただいて文章を書きます。

こちらは内宮の一番大きいかがり火です。
おかげ横丁もちかいこともあってか若い方がたくさんいらっしゃいました。

上の写真のようにかなりの高さのある火がともされています。
その周りを青伸会の方立たれて、夜通しで火を守り続けます。
無数の火の粉が真っ暗の空に、舞って消えていく様は、神宮という場所もあって心が引き寄せられるような感じがしました。

火をともす際の様子。
火の粉が舞い、煙がもうもうとする中での作業は体力を要する作業です。
境内には小さな火もいくつかあります。
そこでは、地元の方が一年間の無病息災を祈りお餅を焼いています。

たくさんの方がお餅をやきに訪れます。
お餅がうまく焼けば、一年間健康に過ごすことができるという伝承が残っっています。19時ごろからぞくぞくといらっしゃって、お餅を焼いて醤油つけたり、海苔をまいて食べていました。

子どもたちが楽しそうにお餅を食べ、また焼き、お父さんやお爺さんが子どもたちのためにお餅を焼きながら、自分が楽しそうにお餅を見つめている。
家族親戚や地域の人々が集まる神社は、なんだか日本の原風景を見ている気がしました。

年末年始はいつも家でゆっくりとテレビを見て過ごしている僕にとって、今回庭燎奉仕でお手伝いさせていただいたのは貴重な体験でした。

参拝客の方が働かれている宮司さんを見て「お正月から働くのなんて嫌だよよね」と話していました。確かにそうだなと思いましたが、僕はとてもすがすがしい気持ちで年を越せることができました。


【引用先記事】
伊勢神宮の年末年始のかがり火、「日本青伸会」が守り78年
https://iseshima.keizai.biz/photoflash/14610/


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