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確定申告をデザインする方法

こんにちは、ハイモジモジの松岡です。

たまりにたまった領収書。必要なものと、そうでないものを見極める手間。申告書類の作成と提出。

確定申告をされている方にとって、この時期はとても憂鬱ですよね。

「来年こそは税理士さんに丸投げできれば」と思いつつ、結局、自力でやってしまう(できてしまう)ジレンマもあります。

ああ、なぜ確定申告はかくも面倒くさいのか。もっとハードルを下げる方法はないものでしょうか。

私も会社を設立する前は個人事業主でしたので、確定申告のつらさはよく分かります。

「領収書を分類するのが楽しいからさ」「この1年どんなことにお金を使ったかが分かるのがいいよね」なんて調子のいいことを言っていましたが、嘘です。面倒なものは面倒でした。

では、なぜそこまで面倒に感じてしまうのか。それは「ツケを払ってるから」です。

なんとなく1か所に領収書をためてしまい、それが申告に必要なものかどうかも考えずに放置して、その1年分のツケを集中的に払わされることになるからです。


1.項目ごとに領収書を分類
2.要るか要らないかの見極め
3.各種計算
4.申告書の作成と提出


この4つをまとめてやることになるのですから、そりゃあしんどいわけです。



もちろん、気持ちをコントロールすることで確定申告を楽しむことはできます。

申告をすれば還付金が受け取れますので、金銭的なインセンティブをモチベーションにすれば、やる気も芽生えてきます。「本来、自分が手にすべきお金だった」と思えば、損を取り返す意欲も湧いてきます。

(注:還付されない場合もあります)

しかしながら、気持ちは絶対ではありません。「還付金を受け取りたい気持ち」以上に「面倒くさいと思う気持ち」が上回ってしまうと、どんどん後回しになってしまいます。

かといって、やらないわけにはいかないので、申告期限ぎりぎりになって慌てます。すると「早くやらなきゃ」という思いが負担になって、さらに気持ちがしんどくなってしまいます。


還付金を受け取りたい < しんどい(面倒くさい+早くやらなきゃ)


そうならないために、どうするか。確定申告のやり方をデザイン(=設計)すればいいんです。気持ちの問題ではなくシステムの問題にして心理的なハードルを下げればいいんです。

やり方は、たとえばこうです。


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これは弊社が販売している「WORKERS'BOX」という薄型のボックスですが、箱であれば何でも構いません。

とにかく「あらかじめ分類された箱」を用意して、そこに領収書を放りこむだけでOKというシステムにすることが大事です。

放りこむ際は、その領収書が確定申告に使えそうかどうか、その都度チェックしてください。1年分をまとめてやるより、だいぶマシなはずです。


すると、確定申告の時期にまわってくるツケがふたつ減ります。


1.項目ごとに領収書を分類 → 不要
2.要るか要らないかの見極め → 不要
3.各種計算
4.申告書の作成と提出


いきなり「1」と「2」をすっ飛ばして、取りかかれるのです。

タスクが減れば面倒に思う気持ちも軽減され、金銭的なインセンティブの方が上回る人も増えるでしょう。


還付金を受け取りたい > しんどい(面倒くさい+早くやらなきゃ)


分類用の箱をちょっとオシャにして、タイトルも英語で書いちゃったりして、確定申告をインテリアの一部にするのもオススメです。

見たくないものにフタをするような気持ちでいるから「確定申告=苦手」の意識が植えつけられるのであって、あえて自分にも来客にも誇らしげに見せていく。それくらいのマインドがあってもいいのではないでしょうか。


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もしも「WORKERS'BOX」を活用されるということでしたら、日本語と英語が併記されたタイトルはこちらで用意してあります。

ダウンロードは無料ですので、紙やラベル用紙にプリントして、背表紙に貼ってみてください。


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▲グレー(クリックするとPDFが開きます)


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▲ブラック(クリックするとPDFが開きます)


画像5

▲ホワイト(クリックするとPDFが開きます)


ちなみにタイトルは下記の10種類です。

TAX | 租税公課
RENT | 地代家賃
SUPPLIES | 消耗品費
UTILITIES | 水道光熱費
INSURANCE | 損害保険料
DEPRECIATION | 減価償却費
MISCELLANEOUS | 雑費
ENTERTAINMENT | 接待交際費
TRANSPORTATION | 旅費交通費
COMMUNICATIONS | 通信費


領収書の分類に役立つ「WORKERS'BOX」は下記からお求めいただけます。


さあ、申告期限まで、あとすこし。

みなさん頑張りましょう!


【ハイモジモジ PROFILE】
2010年創業。「Kneepon from Nippon!」を合言葉に、思わず膝を打つアイデア・プロダクトを日本から発信している。キーボードに立てる伝言メモ「Deng On」、耐洗紙のメモ「TAGGED MEMO PAD」でグッドデザイン賞を受賞。人気シリーズ「WORKERS'BOX」の新バージョン「WIDE」の予約受付中。

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