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保育や福祉についての情報収集はどこでしている?

 保育や福祉についての情報収集はどこで行っているか。情報といっても、生活を支える支援職だと幅が広すぎるものです。しかしたくさんの視点を持つことで優しさを持つことが出来るかもしれません。  
 実習中の学生さんも現役の方も、産休中で現場を離れている方へも参考になればと思います。
 特別支援や進路指導などの教員の方も福祉への理解が求められているので是非ご参考までに。

Podcast

 作業をしながら耳を傾けられるので、本当に貴重な情報源です。壁面を作りながら、通勤時間になど本当はまた違う利便性があるところが1番気に入っています。
 チャンネルの紹介もさせて頂きます。

福祉探偵団

 こちらのポッドキャストはケースワーカーさんと保育士を持っている介護福祉士さんが行っているもので、ある事件や事例などの事柄に対して 立場を変えた目線や法などを交えながらお話ししています。
 雑談と愚痴も多いのがこのチャンネルの特徴かもしれません。(基本的に怒っています。笑)

明日どんなふうに生きてゆく?

 法人の広報を担当するさっちんさんと臨床心理士で「ラーニングダイバーシティの夜明け」についてそだちの科学で特集をお持ちの村中直人さんです。臨床心理士としての発達障害への視点と、多様性についての視点がとても面白くわかりやすいのが特徴です。

ラジオNIKKEI 小児科診療

 医療の視点で支援や治療の最前線をお話しする番組です。医療と福祉の連携を行う上で、医療者の業務を知ることは放課後等デイサービスや保育士にとっても重要です。支援計画を作る上でも支援者としてするべきことを絞れると思います。

書籍

そだちの科学

 書籍を読む上で、配慮しなければならないのは時代背景です。昔の書籍で素晴らしいものもたくさんありますが、価値観の違う時代のものを読むと現代と合わないとこもあります。
 また、忙しい中で本を読むのは大切なのですがなかなか時間が取れないという方も多い中で、雑誌というまとめられたコラムや特集があると本当に助かるのです。保育雑誌は遊びや制作への提案が多いので、見出しによってこちらを読むということを私はしています。

クーヨン

 クーヨンの良さは他の保育園の活動内容とお部屋の作り、給食の内容、睡眠環境などについて紹介されていることが多いです。
 イメージとしてはナチュラル系の意識高めの子育て雑誌と思う方も多いかもしれません。保護者目線と支援者•保育士目線で読めるコラムが多いのもメリットです。発達障害などの障害児に対する考えもスペクトラム的にとらえて、健常児と障害児という分け方をせずに同じ発達途上中と書かれている文章も保育雑誌としては特徴的です。

季刊 保育問題研究

 保育問題研究は全国保育問題研究協議会編集委員会が編集している雑誌となります。現場の方々が研究している保育に対する問題をまとめているもので、保育研究大会などに出ている方はイメージしやすいと思いますが、実践や実例が多いので参考にできることがたくさんあるのでおすすめです。

自治体の自立支援協議会への参加

自立支援協議会とは、障がいのある方が地域で自立した生活を送ることができるよう、地域の障がい福祉の発展のために、中核的な役割を果たす協議の場として設置されたものです。

 札幌市ではその協議会の中に、専門部会連絡会というものがあり、相談支援部会•就労支援促進部会•子ども部会という3つの専門部会が存在します。私が参加していたのは、その中の「子ども部会」というものです。札幌市の中でも子ども部会がない区もありましたし、出来たばかりのところもありました。
 目的は横のつながりを広げることで、幼稚園や保育園、施設長、相談員だけでなく自治体の行政の方とも繋がることが出来ます。何か問題が起きた場合には顔を知っている同士だと、助け合いがスムーズになったり、それぞれの立場を理解し合うことでサポートしやすいなどメリットが多くありました。
 勉強会を一緒にしたり、互いの施設見学会を設けたり、サービスに関する情報を広報したりすることもしました。更に横のつながりを増やすためにどうするかという医療や学校などへの連携をどうしていくかを主に話し合っていました。

 これはその自治体の住民であれば参加はしなくても、傍聴も許されています。現在、学生である方やお仕事に疲れていない潜在保育士や相談員なども傍聴出来ます。

イベント情報告知サイト

Facebookのイベント情報

 こちらは北海道の教育•福祉に関するイベントをお知らせするページです。
 しかし、リモートでの講演会の増加などに伴い現在は日本各地の教育•福祉に関するイベントをお知らせするページになりつつあります。
 Facebook自体でも地域別のイベントの検索は可能です。

こくちーずプロ

 イベント支援サービス「こくちーず(告知's)」の改良版「こくちーずプロ」。イベントの申し込み、受付など参加する側も主催者側も利用できるツールとなっています。

福祉に関するメディア

NHK ハートネット

 NHKの福祉情報総合サイトです。
ドキュメンタリーやコラムなどのお知らせがこちらになります。

社会福祉セミナー

 こちらは社会福祉に関するセミナーラジオのお知らせとなります。

sore(ソア)

 NPO法人soarが運営するウェブメディアです。障害や病気、貧困や格差など、様々な困難に出会った人たちをサポートする活動や、困難のなかでも自分らしく生きる人々のストーリーに光を当て、情報として届けていきます。(引用:webサイト)

 大きな枠組みで語られるわけではなく、1人の人として視点を絞っているので、すごく具体性がありイメージがしやすいところがこちらのサイトの特徴です。子どもに関わる仕事をするということは、親の支援も含めて考えていかなければなりません。そうなるとさまざまな困難を抱える人への視点を持つことが必要となり、その際にこちらのサイトが適していると考えています。

以上となります。
 福祉や教育をビジネスと考えていないものを見ているので、もっと利便性の高いものがあるかもしれません。

情報の活かし方

 保護者向けの施設のお便りやクラスだよりなどで、番組の放送日をお伝えしたり、話題探しにも役立っていました。保護者会での興味の持ちやすいまとめ話題としても非常に役立ちます。

 さまざまなバイアスに気づける視点を持つことに役立ちます。常識を疑うための導入として、興味を持つことが大切と思っています。しかし、全てが真実ではなく、一部として見るように心がけていく必要性もあるでしょう。

 ある問題に対して実例があることで、仮説や考察の幅を広げることが出来ます。例えば、保育士として出来ることはここまでだけど、他のエッシェンシャルワーカーならどこをサポートしてくれるのだろうかという他種業への理解が広がることで、八方塞がりを自ら作らずに連携へ繋げられるきっかけが、知ることだと感じています。

 自分への評価や施設の評価を持つ視点が変わります。施設勤務をしているとなかなか他の施設との繋がりが作りにくく、施設の中での評価で満足してしまいがちです。もっと地を広く持ち、評価していくことで改善点と継続していくべき点が出てくる可能性があります。

 たくさんの矛盾を知ることで、責任や原因をどこかに押し込まないようにする。

遊びの情報

遊びは是非こちらで

最後までありがとうございました。

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ヒミズ
お掃除係の実習を体験した保育士さん、きちんとした指導・教育を受けられずも頑張る支援者さん…など現場に困り感を持っている方へサポートすることで、子どもたちに還元されるものがあるのではと信じています。よろしくお願いします。