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【いろんな楽しみ方がある】しりとり
誰もが経験のある「しりとり」
しりとりは語彙数を増やすのに最適な遊びです。
また、名詞の概念を遊びの中で理解できるようになります。
きちんと相手の話を聞いていないと遊びに参加できないのも、集中を維持する力をつけることにつながります。
同じ遊びでもルールを変えると遊びの発展が見られます。
年齢や人数に合わせてしりとりを楽しみましょう。
<基本ルール>
人数:何人でも可(順番を待つことができる程度の人数が◎)
用意するもの:なし
初めに答える順番を決めます。
次に初めの単語(名詞)を決めます。
今回は「オリンピック」とします。
最後の文字が「ク」なので
「く」から始まる単語を答えます。
名詞に限るので「走る」「優しい」などの動詞・形容詞等はNGです。
また、「黄色いハンカチ」など助詞を含んではいけません。
答えた単語の最後の音が「ん」だとその人の負けです。
1人目:くるま
2人目:ますく
3人目:くじら
4人目:らじお ・・・
と「ん」で終わるまで続けます。
<応用ルール>
① 文字制限しりとり
・答えられる単語は3文字だけや
・答えられる単語は3文字まで
・1文字はNG
と答える文字数を制限します。
制限があると考え、工夫するようになります。
② ノーバックしりとり
トマト→ ×トマト 〇とり
1度出た単語は答えるとNGとします。
みんなが答えたものをきちんと聞いて覚えていないとなりません。
③ 連結しりとり
からす→ ラスベガス→ ガスボンベ・・・
等、後ろの2文字をとってつなげるしりとりです。
小さい「っ」は後ろから2文字目に出てはいけない等にすると続けやすいと思います。
なかなか単語が出てこないので年齢の高い子が楽しめると思います
④ テーマしりとり
・地名、都道府県などテーマを絞った単語のみ許されるしりとりです。
テーマ:地名 はこだて→ てうり→ りしり・・・
駅名、色の名前、動物、温泉街名など何かの遊びの導入にも使えます。
⑤ あたまとり
オリンピック→ カツオ→ いなか・・・
のように相手が言った文字の初めの音を自分の語尾につけて答えるしりとりです。
何を考えているか混乱しやすいので紙に書きながら行うと理解しやすいと思います。
⑥ なかとり
・3文字の単語しか答えてはいけない
ルールの中で行います。
こども→ どらむ→ らいむ・・・
と相手の答えた単語の真ん中の音を次に答える人が初めにして答えます。
真ん中に「ん」と「ー」がついた人は負けにしておくと続きます。
⑦ 漢字しりとり
・熟語でのみ答えるルールです。
革命→ 命令→ 令和→ 和楽器・・・
熟語を覚えるのにも最適です。
⑧ ワードバスケット
このカードを使って行うしりとりです。
3種のカードが入っていて文字のカードと行カードと文字数を指定するカードを使っていきます。文字数の指定がないものも売っています。
順番はなく、思いついた人がどんどん答えていくのですが、答えるには必ずカードを1枚出さなければなりません。
手持ちのカードが最初に無くなった人が勝ちです。
大人もハマる人が続出です。
⑨ ジェスチャーしりとり
・しりとりの単語を答えるのに声を使わずジェスチャーで伝えます。
表現力が問われるのでコミュニケーション力を高めます。
こんなに応用のある遊びだって知っていましたか?
準備が少ないのが設定側からすると本当に嬉しいです。是非、実践してみてください!
英単語で行ったりするとまた、学習の仕方が変わっていきます。
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