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🀄日記_10日目


1/30(木)晴れ(最高気温11℃、最低気温-2℃)

今日は思うところがあったので現在放送中のザン王決定戦について書いてみようと思います。ちなみに私が放送対局の麻雀の内容について言及するのは恐らく今回が初めてだと思いますので、興味がある方はぜひ一度読んで頂きたいと思います。

ザン王決定戦予選10回戦東3局0本場

今回取り上げる局面は、この国士無双の場面です。見て頂きたいのは「13分26秒あたり」からのかわちゃんの対応です。

ここで簡単に状況を説明します。

  • 親がダブ東をポン、ドラの④を切ってきている

  • 子方のマコ蔵さんからリーチが入っており、現物に赤⑤がある

  • かわちゃん自身は国士無双の南待ちテンパイ

  • 現状この半荘は2着目、トータルはトップ目でチップ57枚所持

  • 東3局なので、まだ南場の親番が残っている

といった状況下で掴んだのが赤⑤で、さていったいどうするか?

止まる力

コメント欄を見ると、かわちゃんがここで止まって長考していることに対して「あの長考はなに?」とか「酷い」といったコメントがありました。

まず言いたいのは、上記の状況において赤⑤とはいえ止まるのは凄いです。ほとんどの打ち手がノータイムで切ってしまうと思います。リーチ者の現物且つ親の仕掛けがテンパイかどうか明白でない以上、スッと切ってしまうのが普通です。それが止まっているという事は、やめるという選択肢も判断の中に含まれているという事です。ザンリーグで役満というのは打点+チップ10枚なのでこの場合82,000点の価値があります。それを放棄してでもこの赤⑤を止めようとしているんです。ここ一番の重要な局面で冷静になって当たる可能性を考えられる力、止めようとする胆力、これをもっと評価すべきです。そんな単純な局面ではないんですよ、この場面は。

結果、赤⑤を切ってリーチという判断に至っているわけですが、これは当たり得る可能性のある赤⑤を切る以上リーチを宣言すべき、といった彼の強い意志が感じられます。恐ろしい打ち手です。私はこれを見て間違いなくかわちゃんは強い打ち手だな、と思いました。普通の人が悩めない局面を悩めるというのは、凄い事なんです。

とまぁ熱く語ってしまいましたが、今回はこの辺で(^^♪ではまた明日🖐️

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加藤博己(かとうひろき)
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