星組モアダン 前楽 クリスマスバージョンアドリブ祭り開催
12月25日。楽しいクリスマスに星組の柳生忍法帖&モアーダンディズムを観劇してきました。
席は2階16列のBB席下手。2500円とお手頃価格の席。A席とB席は会の席(生徒席)の人たちで真っ白。みんな会服着てる。
一般の私、場違い感がすごい。
my楽にして前楽。7回目のモアダン。
いつもはこんなに頑張ってチケットを取らないのですが、私が一番最初に生で見た宝塚の舞台で、一番最初に好きになった愛月ひかるさんが退団されるので、できる限り行こうと思い、一般でもチャレンジして取ったチケットが12月25日のクリスマスのソワレでした。友会先着でも前楽狙ったけれどそっちはだめで。初見のモアダンの感想をかけと言われそうですが、これをまず書きたい。
だって私が見た宝塚のレビューの中で最高の出来かつ、笑わせていただいたスペシャルバージョンだったからです!!
モアダン、曲もいいしかっこいいんですよ。あまりに気に入りすぎて初めてショーのCD買っちゃいましたもん。岡田先生好き!
まずプロローグ。礼真琴さんがゴンドラで降りてくるんですが、通常は赤くてかっこいい帽子をかぶって決めポーズしてるんですよ。そして安全ベルトをさりげなく外して降りるんですが、今日は安全ベルトを外すところを見るぞ!とオペラで見てたら……
礼さんの帽子がサンタ帽!?
ややざわつく劇場。そらざわつくわ。声出せないからなんかざわっとした雰囲気というか。思わず漏れるっていうか。
下手なりに図解しようと全く似てないですが雰囲気で…脳内補完お願いします!
それで、そのサンタさんな礼さんはそのまま踊るんだもん。いつものように格好良く。切れのあるステップで。みんな帽子に釘付けだったと思うけど。
全員踊った後に、男役がはけて娘役だけのダンスのあとに、また戻ってくるんですが、そしたらね、
トナカイが二頭増えてんですよ!!!
愛月さんと瀬央さんの頭にトナカイの角と耳がついてるんです。カチューシャですけど。舞空さんもサンタ帽で登場するし。
ああ、幻覚を見てるのかもしれない。だって真面目な顔でトナカイたちおどってるんだもん。笑うっていうより、ただただ、目の前の出来事が信じられなくて振付を見るどころではなかった。かわいいぬいぐるみのトナカイ角とかわいい耳がついてるお二人の顔ばかり見てた。
真ん中に礼さんで、両脇トナカイ二人組の時が一番シュールだった。あれさ、脳内がバグる。処理能力が追い付かないの。気づいたら終わってた。
イラストはイメージです。愛ちゃんがトナカイ。瀬央さんも。
カチューシャの耳は三角系で立ってる感じの耳、毛足が長くて耳の根元のあたりがふさふさしてたかな?飾りかもしれないけど。たれ耳系の耳ではないです。
私ケモミミ大好きなので角よりも、愛ちゃんの頭についた耳ばっかり見てたんですよ。ええ。
だってもうこんな、耳付き愛ちゃん見る機会ないんだよ!?(今までも見たことないが)
この舞台写真買うから!!!お願いします!!!売って!買う!
ちょっとここは興奮しすぎました。
階段から降りるときに、礼さんが「メリークリスマス!」って掛け声もあった。この時のほかの方のレポ見るとほっほっほーって笑ってたっぽい。あれ礼さんの笑い声だったんか?なんかいろいろ処理できなくて理解できてなかったな……。確かにそういう声も聞いた気がするw
そしてみんな大好きなキャリオカ。礼さんかっこよい!ここでもアドリブで「ジングルベル」って礼さんのイケボイスいただきました!!!!
色気ありすぎてヤバイ…語彙力が貧弱なのでヤバイとか死ぬしか言えない。
さらに、この後のハードボイルドが一番劇場内がざわついてた気がする。最初の礼さん登場プロローグの比ではない。
いつもの白い帽子被った礼さんが歌いだす……あれ…なんか帽子の正面にデコレーションついてない???
ついてる。
クリスマスツリーがついてる!(しかも結構キラキララメが光って反射しとる)
二つ並んでツリーがついてたんですよね。それで、なんか赤い飾りもついてるって思ってたら、あとでほかの方のレポで知りましたが赤い眼鏡だったという……
そのデコ帽子も投げちゃうの!?ってハラハラしましたが投げましたね。いつも通り。デコレーションは帽子にピッタリ貼りついてるように見えました。
ギャグかな?不幸せどころか、めっちゃ笑わせてもらって幸せ過ぎるし、こんな楽しませていただいてありがとうございますと言う気持ちでいっぱい!
ここ、もはやトナカイよりは衝撃なくて。でも、え?その帽子もなげるの?っていうかその帽子のデコレーションなんなの?って、心の中でツッコミ入れつつ、意味が分からないまま終わってた。
そして最後の暗転前に礼さんが
「受け取って…」(ウインク)
受け取りました!!!めっちゃ色気駄々洩れ礼さんのセクシー囁きボイスを!!!きゃーーーーーーー(声に出せない心の悲鳴)
ここで礼さんのファンはみんな死んだと思う。
声はとても色気あって素敵で、顔は可愛い系だったと思う。テンプテーションの怪しげな感じの表情ではなかったと思う。衝撃的過ぎて記憶が飛んだw
もう礼さんは最近色気やばいのでささやきボイスCDとか出したらいいんじゃないだろうか。買う。
テンプテーションは礼さんと愛ちゃんが二人になるところで、向かい合って
礼さん「聖なる夜を」 愛ちゃん「あなたに」
って言ってくれて愛ちゃんのアドリブもあるとは最高でした!
ここ、私にこの夜を捧げてくれるっってことですかあああああ⁉️って思考回路がショートしたため記憶があやふやです。
レポで「あなたと」って書いてる方もいたのでどっちかわからないけど、あなたとだったらデートかな?って思ってもっと死んでると思います。まあどっちでもいいです。萌えた。それが事実。
礼さんも愛ちゃんもこんな素敵な夜を我らのためにありがとう!!!
そんな気持ちでいっぱいで、私のテンションは最高に上がってました!!
向かい合って片手あげるようなポーズしてたような気もするんだけど、もうよく覚えてないの。わかるでしょ?ここまで色々ありすぎたんだよ!!!
もう覚えてないからバストアップのイラストでごまかした!
ここ服も難しいから描けない。ほぼ妄想なのですけど描きたかたので描いただけです。すみません。
そして、イープラスの貸し切りでも特に何もなかったし、アドリブはやらないと思ってて完全に油断していた、瀬央さんのラ・パッション。
瀬央さんが無理やりねじ込んだんです。ジングルベルの歌を!!
指揮の西野先生も一番ツボだったとtwitterでおっしゃってましたが「無理やりねじ込んだジングルベル」という言葉は西野先生のツイートからです。
どうやら、事前打ち合わせはなしだったらしいですよ。西野先生のtwitter見ると。「でもあそこは話してくれてればオケの打楽器の方にお願いして鈴鳴らしたのに…」と西野先生はtwitterでおっしゃっていて優しい…西野先生好き!
イラストはイメージです。どういう振り付けで歌ってたか全然覚えてないです。面白すぎてめっちゃ笑った。
しかし、何で無理やりねじ込んだジングルベルが、あんなに面白かったのか。
まず、ラ・パッションの間奏部分が短い。そこに無理やり、早口め、ちょい強め(若干切れ気味)で割とガチ目に気合い入れて歌ってて、あの目力もある感じで、勢いだけで乗り切ってる。
明るく軽いノリではないwジングルベルをこんなに気合入れて歌うの初めて聞いたw
あの短い間奏部分に「ジングルベルジングルベル 鈴が鳴る 今日は楽しいクリスマス!」ってここまで歌ってる。
伴奏はラ・パッションで。
もちろん音にもリズムにもあってない。だってラパッションだし。尺に収めなきゃいけないから。本当に大笑いしちゃったし、あれ以上楽しいアドリブないと思う。
細かくいうと
「ジングルベルジングルベル 鈴が鳴る」ここはちょっと早めに歌う感じで、「今日は楽しいクリスマス!」ここは畳みかけるように早口めにって感じだった気がする。
無理やり収めた。おさまった。
この聖なる夜に、
ジングルベルをラ・パッションの間奏に無理やりねじ込んだ瀬央さんは
伝説となって語り継がれるのだった
~完~