まぼろしのくに『カイコ』公演 へ。
同じ言葉と同じ思考を繰り返していると、何か崩れていく気がするので抗いたくなる気性。
絶対に確かなのは、家の中にいてPCの前にいても予定調和で時間が溶けていくこと。最適化されたアルゴリズムの中でマウスで選択して知った新しさってお釈迦様の手の掌感ある。
歩いてて目に入った小劇場「楽園」でチケット取れて、小劇場に入った。「お知り合いの紹介ですか?」と受付のおねーさんに聞かれて、「いえ、気になって」と答えた。
知り合い伝いがやっぱり多いのか。キャパ20人ぐらいのハコで暗転する中でこのコミュニティにいる方々みんな仲良くなりたいって思ってた。
怖い。
会場にずっと買い物籠あるし。
開演間も無く白装束の複数人が叫び、飛び跳ねて。
あっ怖い。ってまたなった。
始めは演劇界にもパンクってあるんだってなった。
場面変わってストーリーあって素晴らしくて。行方不明の祖母を探す少女カイコと、作家カガリのお話。最後まで見たら繋がった。
時間経ってずっと観てると、不思議と喜怒哀楽激しい表現に入り込んでいけて。2時間ぐらい?ずっと魅入ってた。
距離が近いのが何より良い。全力のパフォーマンスとの隔たり1メートル。普通に目が合う。
演技でなくても、この距離で強い感情にあてられることって普段ない。怒号飛ばないし、ギャン泣きする人あまり接してないし、リアルでいたら近寄りたくないと思ってしまうし。
でも偶にこう言う場に来ると湧くし沸る。
ずっと圧高いままもの凄い長い台詞を続ける箇所が何個かあって、鳥肌った。凄かった。鳥肌ってgoosebumpsって言うって最近知った。
鳥肌立つ感動体験は無限に享受したい。定期で来よう。