妖怪~赤舌~
こんばんは! 久々の更新です!
今回は妖怪について書いていこうかなと思います。
実はこう見えて妖怪大好きな人なので調べたり、
図鑑を持っていたりと少し変わった趣味を持っています。
なので今回はそんな妖怪好きが語ろうと思います。
今回は「赤舌」という妖怪について書いていきます。
1.妖怪とは?
1.妖怪とは?
まず赤舌の説明に入る前に妖怪について説明していきたいと思います。
妖怪とは、日本で伝承される民間信仰において、
人間の理解を超える奇怪で異常な現象、あるいはそれらの現象を起こす不可思議な力を持ち科学で説明できない存在のことです。
2.妖怪はいつからいるのか?
妖怪はいつからいるのか気になりますよね?
妖怪の起源は奈良時代からと言われております。
奈良時代に書かれた「古事記」や「日本書記」に大蛇(ヤマタノオロチ)や鬼が登場しており、これが妖怪の起源となったとされています。
また、鎌倉時代から室町時代には、物語絵や絵巻物が作られるようになり、妖怪の姿が描かれ始めたとされています。
そのようにして今現代までに受け継がれてきています。
3.妖怪と幽霊の違い
妖怪に似た存在、幽霊がいますね。妖怪と幽霊の違いは以下の様な違いがあります。
~妖怪~
・不特定多数の人の前に現れる
・時間もバラバラ
・人間以外の姿もいる
・現れるのに条件があったりする
~幽霊~
・特定の人の前に現れる
・夜の時間帯が多め
・人の姿が多い
・怨念がある
以上のような違いがあります。
他にもあると思いますが長くなりそうなので4つに絞らさせていただきます。
4.良い妖怪と悪い妖怪
妖怪にも幽霊と同じく良い妖怪と悪い妖怪に分かれております。
例えば、皆さんもご存じの「座敷わらし」は家にいると良いことがあるといった人間に利益を与えてくれる妖怪ですね。
他にもケサランパサラン、キジムナーといった福を与えてくたる妖怪は多数います。
逆に人間を呪ったり、死に至らしめる妖怪もおります。
特に、酒呑童子(しゅてんどうし)、玉藻前(たまものまえ)、
崇徳天皇(すとくてんのう)、俗称で日本三大悪妖怪は特に危険とされています。
今後この三大悪妖怪についても紹介をしていこうと思います。
2.赤舌について
1.赤舌とは
長くなりましたが、ここからは赤舌について触れていきたいと思います。
赤舌は、赤い舌と3本のかぎ爪を持つ毛深い妖怪です。
また水運をもたらすとも言われます。
2.容姿
赤舌の容姿ですが、頭部と前脚以外は黒い煙に覆われており、舌を出しており、毛深い体と3本のかぎ爪を持つ姿として伝われています。
3.能力・特性
赤舌の能力ですが、水運をもたらすということで水に関する能力を持っております。
4.伝承
赤舌の伝承は青森県で伝えれております。
赤舌にまつわる話は以下の様に伝えられています。
昔、青森県にある川下の村でひどい干ばつが起こりました。
水がからからになってしまい、田が持たない状態となってしまいました。
そこで川上の村に水門を開け水を分けてくれるように頼みました。
しかし、その頼みは断られてしまいました。
途方に暮れた村人たちは藁にすがる思いで必死に雨乞いをしました。
すると川上から水が流れてきました。
水が川上から流れてきたのは水門が勝手に開いたのが原因でした。
大切な水を守るべく川上の村人が水門を閉じましたその後何度も勝手に開いてしまいます。
後にこれは赤舌の仕業だったのではないかと言われています。
以上が青森県に伝わる赤舌の伝承です。
3.まとめ
今回は赤舌について書きましたがいかがだったでしょうか?
川下の村人にとっては水をもたらす神、川上の村人にとっては水を奪う妖怪といったどちらの立場に立つかで変わる妖怪です。
まだ知り切れていない部分もある可能性もあるため加筆することもあると思います。
また今後も妖怪について投稿していくつもりなので見て下されば幸いです。
また、現在都道県別の妖怪を調べている途中のため、おすすめの妖怪がいたら教えてくださるとありがたいです!
長くなりましたが最後まで読んでくださりありがとうございました!
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