前社会的鳥類 Precocial Birds
ひめラボ ラボ長のヒナ(いつまでも赤ちゃんでいたい)です。
いえ、HIROです。
ひめうずらの孵化を遠隔で手伝う(アドバイザーをする)ことが良くあります。
無事に孵化成功し
ひめうずら初心者様から
「小さいヒヨコ!かわいいですーーー!モフモフです!」
「ひめうずらって孵化してすぐに餌を食べるんですね!驚きです!」
とお言葉を頂きます。
今日は走るモフモフの理由 そんなお話
前社会的鳥類 Precocial birds
前社会的鳥類(前社会性鳥類とも言う)とは
オウムやフィンチのように巣に留まって親から餌をもらう幼鳥とは対照的に
孵化(卵から出る)とすぐに自分の面倒を見ることができる鳥類のことです。
生まれつき羽毛がある
前社会的鳥類
一般的に
生まれたばかりのヒナはどんなでしょうか??
想像してみてください??
そう
親を呼ぶ裸の鳴き鳥や、ふわふわした小さなヒナを思い浮かべるでしょう。
しかしながら
すべての鳥が私たちが想像するような羽毛を持って生まれてくるわけではありません。
鳥類には定住性と前社会性があり
それによって雛が羽毛を持つか、持たないかが決まります。
ニワトリ、ガチョウ、アヒル、ウズラなどの前社会的な種は、生まれつき羽毛が生えています。
ウズラは自分の面倒がすぐに見れる すぐに自立できるの?
ウズラの雛は、目が開いていて、数時間後には走り回ることができます。
とはいえ、完全に自立しているわけではないのはご存知の通り〜
つまり、体温を親(または機械式の保温器具)に頼らなければなりません↓
ヒヨコを育てよう 雛の育て方と絶対に気を付けてほしいポイント ひめうずら飼育のノウハウ|ひめうずら研究室|note
しっかり保温してやらないと死んでしまう 生後数日のヒメウズラのヒナ
ウズラなど地上生息の種は何が起こってもいいように
最初から羽毛ボーボー!すぐに走るり、食べる!成長する!
このようになるわけですが
自然界では外敵の危険も当然あり
あんな小さなヒナは油断すると
パクリ(ウメッ) と
ひと口にされてしまうでしょう。
その為、少なくとも1ヶ月は親鳥と一緒にいるそうです。
その後、完全に独立していきます。
親鳥と1か月一緒にいる理由
飛べるようになるまでの時間という考え
ウズラも「身の危険」を感じれば飛びます。
この飛ぶ為の飛翔羽
これが発達するまでには6週間ほどかかると言われています。
そのため、前社会性の鳥であれ、幼鳥であれ、すべてのヒナはこの時期に保護しておく必要があります。
時期が来れば、親はヒナが飛べるように促すわけです。
生息地域における戦略
生き残る為の形態的特徴なんですね。
ヒメウズラを観察していくと孵化した時から すごい成長スピードです
今回は前社会的鳥類とは?というお話でした。
【さらにさらにという話】↓
親鳥がヒナに会うことがなく、2日後には飛べるようになり、完全に自立する種もいるそうです。 世界は広いですね。
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