上杉家の名刀と三十五腰展がすごかった件
上杉家の名刀と三十五腰展に、11月26日(日)行ってきました。
この展示は、米沢の上杉博物館と佐野美術館から巡回してきているのですが、もう、素晴らしかったですよ!
姫鶴一文字をはじめとして、上杉家の名刀や歴史資料がたくさん見られて、夢のようでした。
すごく感動したので、何回かに分けて、覚えているだけの事や、事前に勉強しておいたこととかを、書き留めておこうと思います。
埼玉歴史と民俗の博物館で、12月10日(日)までやっておりますのでね、日本刀や上杉家の歴史に興味がある方はぜひ行って欲しい……大宮駅から電車で4分の大宮公園駅から徒歩5分ですから。特別展見ても600円ですよ。600円であれだけの展示見れるって、どうかしている……。
時間があるのなら、大宮駅から氷川参道を通って、氷川神社をお参りし、大宮公園で休憩してから行ってもいいですね。
お天気がよかったので、私は10時ごろ友達と大宮で落ち合って、博物館に10時15分くらいには到着、展示をゆっくりみて、15時すぎに退館、氷川神社に参拝して、参道を逆に通って大宮駅まで歩きましたが、普段運動していない私でも、休みながら行けば大丈夫でした。
【刀剣乱舞とのコラボについて】
この埼玉歴史と民俗の博物館、最初は(おそらく、本科謙信景光を展示できない為?)刀剣乱舞とのコラボを発表していなかったのですが、会期前にコラボが決まり、謙信景光の写しも展示されることが決まりました!
なので、会期中は以下のような展開がされています。
①ホームラン拳さんがこの展示のために描き下ろした謙信景光のイラストが、謙信景光と五虎退のパネルとともに展示される
②謙信景光と五虎退の絵が入ったクリアファイルなどの、記念品の販売
③おっきいこんのすけの撮影会
私もおっきいこんのすけの撮影会に参加してきたのですが、職員さんたちも謙信君のバッチをつけていてにこにこしました……
【埼玉歴史と民俗の博物館は、謙信君のいまのおうち】
本科の展示がされないので、てっきり謙信景光は上杉神社や、米沢の博物館所蔵の国宝なのだろうと思っていたのですが、“彼”はいま、この埼玉の博物館の所蔵なのです。
謙信景光の元の主・上杉謙信ってもともと、長尾景虎って名乗っていたんですけど、優秀だったので「家督を譲るから、味方になってよ!」と申し出があり、関東管領上杉家の養子になるのですね。
謙信が関東管領に就任した、また謙信景光自体にも「秩父大菩薩」の字が刻まれており、秩父神社にゆかりがある、ということで、どうやら埼玉にいるようなのです。
国宝の景光の太刀もこの博物館に所蔵されていまして、ボランティアガイドさんのお話だと、毎年鎌倉時代を扱う展示室に、兄弟並んで飾られて、大切にされているようです。
大宮公園の緑の中に建つ、赤いレンガ作りの瀟洒な建物です。
来年はどうやら本科の展示もされるようなので、ぜひ訪ねてみて欲しいですね。
大きなひさしのついた、素敵なテラス席があって、紅葉を眺めながら持参したベーグルサンドを食べました。カフェでなにか注文して食べることもできます。
【謙信景光の写しと展示されているパネルは撮影可能でした】