食べられる浜辺の野草🌿
最初、スーさんが送信してきた画像を見たとき、叔父である私は、兄嫁が海岸で草取りをしている、と思った。
「どうして、スーさんはこんな画像を撮ったのか」と、とんでもない勘違いをした。恥ずかしい (_ _;)。
「いつも犬の散歩に行く海岸で、母が、浜辺に生えてる野草を採りました♪
畑で野菜を沢山植えてて食べきれないほど収穫してても、浜辺の旬の野草はまた目新しくてイイですね♪
採ったのはオカヒジキと浜ほうれん草です。どちらももサッと茹でてお浸しなどで食べます😋
散歩のついでに、ご飯のおかずをゲットできて一石二鳥です(^∇^)♪」
そうなのだ。兄嫁は、浜辺で食べられる野草を採っていた。
↑まず、オカヒジキ。
葉の様子が海藻のヒジキに似ているためそう呼ばれる。アカザ科オカヒジキ属の一年草で、日本全国の日当たりのよい海岸の砂浜や砂礫地などに自生している。
近年は天然のものの数が減り、絶滅が危惧されている状況だとか。いま、流通しているもののほとんどは栽培物となっている。5月から9月が旬で、アクが少なく淡泊な味わいが特徴。
↑次が浜ほうれん草。
浜辺でよく見かける浜のほうれん草は、「ツルナ」のこと。ツルナはハマミズナ科の多年草で、海岸の砂地に自生していて、古くから食用や生薬として用いられてきた。茎が蔓のように地面に広がることから「つる菜」と呼ばれるようになった。
味自体は青臭みやクセがなく、どんな料理にも合わせやすい。他の青菜類と同様、お浸しや和え物にすると、しゃきしゃきした食感もよく美味しいらしい。
残念ながら、叔父である私は、両方の野草とも食べたことがないし、存在自体も知らなかった。浜辺にしても、野原にしても、私が知らないだけで、昔から食べられている野草はたくさん自生しているはず。
オカヒジキも浜ほうれん草も、とても美味しそうだ(^_^;)。知らないと、食べられるとは思えない……ですよね。