メイン_アサギマダラ

5月26日 海を渡り2,000キロを超える旅をする蝶、アサギマダラ。

「今朝の姫島は薄雲でした。
こんなお天気の日は、アサギマダラがたくさん飛ぶのです😁
なので、ミツケ海岸に行ってみました。
観光客の人もイッパイいて写真を撮っていました」
と姪からメールがきた。
「アサギマダラがたくさん飛んでます。写真では分かりにくいですが、ホントにたくさんです」

アサギマダラは 、花だけでなく枯葉、茎、地下茎からも吸っているそうだ。

アサギマダラは、翅の模様が鮮やかな大型のチョウで、「旅するチョウ」として知られている。前羽が4~6センチほどの大きさで、羽を広げると10センチ前後になる。成虫は日本本土と南西諸島・台湾の間を往復。千キロ以上を移動している。

姫島には、年に2回、春と秋に飛来する。5月中旬~6月上旬頃には、みつけ海岸に自生するスナビキソウの蜜を求めて飛来し、 10月中旬頃には金地区に自生するフジバカマの花の蜜を求めて飛来するとか。
みつけ海岸に自生するスナビキソウの群生地に何千という数が集まる。姫島はアサギマダラの国内有数の大規模中継地として有名だ。

NHK-TV番組「ダーウインが来た」(2015年1月11日)では、
「日本列島2,000キロを春と秋に縦断するチョウ(アサギマダラ)の生態」として、番組では「NHKのマーキング作業によって春には1日で風下に向けて80km移動すること、秋には73日かけて風上に1,420キロ移動したことが確認された」とある。
これまでのアサギマダラの最長移動記録は、2002年に福島県北塩原村から沖縄県八重山諸島の黒島まで渡った約2,140キロといわれている。

大分県姫島からの離島の収穫便りです。サポートよろしくお願いします。