見出し画像

Summer Prism Archive


*


 morgenさんの展示に行ってきました!

 morgenさんはYouTuberで、主に煙草を吸いながらVlogを撮られている方(こんな雑な説明でいいのか……?)なのですが、僕はmorgenさんの煙草遍歴の動画が上がってからかれこれ2年ぐらい好きで、YouTubeはもちろん、ラジオも聴いてきました(ラジオはSpotifyで5周ぐらいした)。何故か煙草遍歴の動画のURLが貼れなかった(今地下の喫茶店にいるからかな)ので、「morgen 煙草遍歴」みたいな感じで検索して観てほしいです。僕の1番好きな動画は、「好きな本について喋るだけ📚【ほぼラジオ】」で、好きなラジオの回は第9回です。リンクを貼れないのが本当にムズムズする、あとで貼っておきます。

追記:貼れました! ぜひ観てください!

↑知ったきっかけの動画

↑僕が好きな動画

↑好きなラジオの回


 僕は直ぐに影響を受ける質の人間なので、morgenさんの動画を見始めてから、煙草の常喫がそれまで吸っていたハイライトメンソールからピースライトに変わったし、morgenさんが薦めていたナボコフの『ロリータ』とかサガンの『悲しみよこんにちは』も読んだし、「リズと青い鳥」も観ました。そのどれらを読んだり観たりしても、morgenさんのような感想は出てこず、ただそれらを享受する人間に僕はなっていたので、それが少し悔しかったというか、「こうなりたい!」と思ったことがありました。憧れですね、憧れています! 強く!


*


 さて、展示の内容ですが、「Summer Prism Archive」の通り、morgenさんの夏の思い出? のような日記が展示されていました。それと、複数の写真。ねこの写真が可愛くて、morgenさんが切り取る日常が垣間見えて、ジーンとしました。僕は愛知のクソ田舎に住んでいるので、「東京、いいな〜」と浅すぎる感想を抱きました。地方民の東京への憧れは凄まじいものがあり、実際僕の友達も東京へ進学、就職する人がほとんどでした。僕はうつでクソ田舎のまま……。将来は新宿歌舞伎町のネズミになりたいと思いました。

 中でも好きな言葉が展示の中にあり、載せていいのか分からないので載せませんけど、それがすごく刺さりました。何となく「自分とmorgenさん、似てるところあるかもしれないな」と思いました。簡単に言うと、他人に期待したいし自分も他人から期待されたいみたいな、そんな感じです(ほぼ言ってしまった)。全部の展示をゆっくり読ませてもらって、この日記が1番記憶に残りました。

 僕は他人に過度に期待してしまうことがあり、そのせいで勝手に落ち込んだり勝手に凹むことが多いです。具体的な例はあんまり出てこないけど、無理して例えるなら、「この人なら飲みに誘っても来てくれるだろう!」と思って意気揚々と誘ってみたら断られて、ズーンみたいな。伝わりますかね? そういう小さいことでも、僕は期待しすぎる面があります。逆に、期待されることもそれなりにあり、例えば母親からの「この高校、大学に受かってほしい!」とか(大した高校でも大学でもない)、中学のときに英語のスピーチコンテストに出たことがあるのですが、そのときも英語の先生から気に入られていたこともあり、「賞取ってくれよ……!」みたいな無言の圧を感じたり、その他にもいろいろありました。そのような期待に応えられるときもあれば、やっぱり応えられないときもあって、特に後者のときはまた落ち込んだり凹んだりしました。

 そのような自分の経験から、どこかmorgenさんとの親和性みたいなものを勝手に感じ、勝手に自分の中で大切にしました。僕みたいな経験した人、僕以外にもいるんだ、と多分みんな話してないだけで僕がその話を聞く機会がなかっただけなんですけど、読めて良かった、展示に行って良かった、と強く思いました。

 記憶に残るような文章を書くことができるの、すごい。言葉って一生ものというか、ずっと残るじゃないですか。僕は好きな歌詞とか小説の一文があったらスマホにメモするような人間なのですが、そのメモの中に残したい言葉がそこにはたくさんあって、もう、なんというか、すごいとしか言えない自分がもどかしくて苛々するんですけど、心に残りました。morgenさんなら、「すごい」と思ったときにどうやって「すごい」を細分化して、噛み砕いて、「すごい」の理解を深めるのかな、と今書いていて思いました。


*


 グッズを5000円以上買うと、morgenさんとツーショット写真が撮れるということだったので、Tシャツとライターを買いました(本当は灰皿も欲しかったけど、目の前で売り切れてしまった……)。いや、ツーショット撮りたいから、morgenさんと話したいからグッズ買ったとかいう理由ではないです、多分。いや、本当はお目にかかりたかったしめちゃくちゃ話してみたかったです。すいません。

 ポーズは特に決めてなかったのですが、僕が元来オタクすぎるので、僕がハートを作ってmorgenさんにサムアップしてもらうという、アイドルのチェキ会とかでは定番のポーズで写真を撮っていただきました。ありがとうございます、大事にします!

 写真を撮ったあと少しお話できる時間があり、そこでmorgenさんがnoteに書いていた日記が好きで、そこに書いてある言葉に救われたという、あとから考えると少し気持ち悪いお話をさせてもらいました。

↑件のmorgenさんの日記。これは貼れるのか……。

 morgenさんは、「あんなので……(救われるなんて)」みたいなリアクションで、けどそれを笑うとかそんなこと一切なくて、良い方だなぁと思いました。その後、上のmorgenさんの日記の中で精神科の描写があったので、思い切って自分がうつであることも言おうと思って、なかなか勇気がいることではあったけど、伝えることができました。今までうつを告白するタイミングはそれなりにありましたが、今回が1番すっと言うことができました。それは多分、morgenさんのオーラによるものだと思いました。良い人オーラが出まくっている! なんでも話したくなるような、そんな魅力がある方だなと感じました。だから、ラジオでもお悩み相談とか、こういう重めの告白とかされるんだなぁと思いました。そのようなお便りに丁寧に親切に答えてらっしゃるので、そういうところが好きで僕は動画を観たりラジオを聴いたりしてるのかなと思いました。


*


 morgenさんの見ている世界、紡ぐ言葉、そのどれもが、まるで全て僕も体験したことの一部みたいな、そんな感覚になりました。展示を出たあと、来たときよりも空が青く感じました。そういえば、雨の日の日記多かったかもと、今になって思いました。雨の日の日記が、僕の中で印象に残っているだけかも、とも思いました。滑り込みで応募できて良かった〜! と思いました。「名古屋なら過疎るかな〜」とか予想していたら全然そんなことなくて、やっぱりめちゃくちゃ人気なんだなと思いました。あと少し自分もYouTubeやってみたいな、と思いました。「〜と思いました」って書きすぎだな、とまた思いました。


*


 終わり!

 最後に、morgenさん、展示を開いてくださってありがとうございました。めちゃくちゃ楽しかったです。どうかお身体には気をつけて、最悪動画とかラジオの更新もどうでもよくなっていいので、morgenさんがとにかく健康で幸せな生活が送れますように。ツーショット撮影の最後、「(お互い)頑張りましょうね〜!」と言ってくださったこと、忘れません。僕も頑張ります。

いいなと思ったら応援しよう!