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インフューズドコーヒーとは?
私搗宮姫奈として、そしてWhite Monkeyとして叶えたいことは、「1人でも多くの人の明日を生きる活力になる」ということです。
このミッションを叶えられるピッタリで最高な飲み物。それが、インヒューズドコーヒー。
今回はなぜWhite Monkeyがインフューズドコーヒーを取り扱おうと考えたかの経緯から、今に至るまでの話をまとめていきたいと思います☺️
インフューズドコーヒーとは?
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まず、一般的なコーヒーはざっくりと4つの過程で私たちの手元に届きます。
①コーヒーの実を収穫
②精製(発酵&乾燥&脱穀)
↓各国に郵送↓
③焙煎
④抽出
私たちの取り扱うインヒューズドコーヒーと一般的なコーヒーの違いは②の工程にあります。なんとここで『フルーツも一緒に漬け込み』、発酵させているんです!
それにより、漬け込んだフルーツの香りがするコーヒーが完成します!
この特徴的な精製方法からインヒューズド(漬け込む)コーヒーと言われる様になりました。
インフューズドコーヒーは従来の常識から1歩外に出た、多様な香りを誰でも感じることができるコーヒー。つまり、コーヒーの新しい楽しみ方だと思いました!
みなさんがWhite Monkeyのコーヒーを飲んで「今日はライチにしようかな〜ピーチにしようかな〜それともいちごかな〜」
なんて気軽に色んなコーヒーを楽しんでくれるイメージが頭の中で鮮明にできた瞬間から完全にインヒューズドコーヒーの虜です☺️
インフューズドコーヒーはコーヒー農家さんを救う!?
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今世界中のコーヒー農家さんがどんな状態なのかを簡単にご説明します。
コーヒー豆というのは、コーヒーベルトと呼ばれる北緯25度から南緯25度の間にある地域(赤道付近!)で育てられています。
しかし今、コーヒー農家さん達が抱えている問題があります。
それが以下の3つです。
①気候変動による品質の低下
②病害や虫害による生産量低下
③経済的困窮による生産者の減少
これらの問題は、まとめて「コーヒーの2050年問題」と呼ばれており、このままだと2050年には美味しいコーヒー豆を取れる土地が今の50%まで減少してしまうと言われています!
株式会社White Monkeyは「1人でも多くの人の明日を生きる活力になる」ことがミッションです。
私は、これを本気で叶えたいと思っているし最高の選択肢がコーヒー屋だと思ったので今全力でコーヒー屋さんをやっています!!!
この「1人でも多くの人」の中にはもちろんのことコーヒー農家さんも含まれていて、彼らの明日を生きる活力になるために自分たちに今何ができるのかをめちゃくちゃ考えていました。
そして!その解決策がインフューズドコーヒーにありました。
インフューズドコーヒーは先程挙げた問題の中でも、特に
①気候変動による品質の低下
③経済的困窮による生産者の減少
この2つを解決すると考えています!!!
インフューズドコーヒーは先ほどお伝えした通り、コーヒー豆を収穫した後の過程に秘密がありました。
このことが、農家の方にとってはめちゃくちゃ革命的なことなんです!
やはりコーヒー豆は「コーヒーノキ」という植物なので、どうしても天候や土壌の栄養分など農家の方ではコントロールしにくいものに大きく左右されるんです。
コーヒーの品質基準はめちゃくちゃ厳しいので、どこかの要素がうまく作用しないだけで、最高級のコーヒー豆として販売することができず、より安い値段で販売しなければいけなくなるのです。
それが2年3年と続いてしまうと、農家の方の生活も困窮してしまい翌年のコーヒー豆に対して肥料や設備の投資もできなくなり、また品質の悪いコーヒー豆ができてしまう。
そんな負のスパイラルに入りやすい状態に置かれているのです。・
しかし、インフューズドコーヒーをいう存在が生まれたことにより、農家の方が豆の収穫後にもクオリティをあげるための努力する余地が生まれたのです!
もちろんインフューズドコーヒーを作るためには、ただフルーツに漬け込めばいいというわけではなくて、インフューズドコーヒーをしっかりと学びそれを実行するだけの技術を得る必要があるのですが、努力をすることで不測の事態にもしっかり対応することができるようになった!これがコーヒー農家を救う大きな兆しになったわけです。
このことを知って、さらに私はインフューズドコーヒーに対して想いがさらに強くなりました。
現在は、インフューズドコーヒーをクオリティ高く生産できる農家はかなり限られているため、一般的なコーヒーに比べると圧倒的に生産量が少なく仕入れ値もびっくりするくらい高いのですが、それでも私たちがインフューズドコーヒーの価値を広く伝え、より多くの農家さんを救いたい!!!と本気で思っています!!!
熱くなりすぎてしまいました😂!
インフューズドコーヒーについて物議を醸している?!なぜ??
これまでインフューズドコーヒーの素晴らしさについて熱く語ってきたわけなのですが、今日はインフューズドコーヒーがコーヒー業界で物議を醸しているという話をさせていただきます。
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インフューズドコーヒーが世の中に出てき始めたのは2015年頃ですが、最も広くコーヒー事業者に知れ渡ったのは2021年8月にコーヒー情報ウェブメディア『Perfect Daily Grind』で掲載された「What’s the problem with infused coffees?/」という記事がきっかけでした。
いまコーヒー業界で議論されているのは、大きく以下の2点つです。
①情報の透明性
②インフューズドコーヒーはコーヒーなのか
1つ1つ説明していきますね!
①情報の透明性
実はコーヒーというのは、厳しい条件によってランク付けされているのですが、その最高峰に位置するのが「スペシャルティコーヒー」というものです。
スペシャルティコーヒーとして認められるためには様々な基準があるのですが、その中でも特徴的な条件が「情報の透明性」です。
インフューズドコーヒーは本来コーヒーでは出すことのできない独特な香りや風味を出すことができるのですが、一部の農家がそれをあたかも普通に生産したコーヒー豆と偽って販売していたという事件が多数発生してしまったのです。その中には大会(インフューズドコーヒーは禁止)で優勝したことがあるコーヒー豆も含まれていました。
情報の透明性を強く重要視しているコーヒー業界で、生産過程を偽ることは重大な事件でありこの事件をきっかけにインフューズドコーヒーは悪いものという印象が広がってしまいました。
私もこの情報の透明性はとても重要だと感じています!!!!
これを許してしまうと、美味しいコーヒー豆を作るために努力している生産者が報われません。
コーヒー農家全員がコーヒー豆のクオリティの追求ではなく、インフューズドコーヒーの作り方を追求してしまうことになり品種改良などが停滞してしまいます。
そうではなく、コーヒーはコーヒー、インフューズドコーヒーはインフューズドコーヒーとしてお客さんにも正確な情報を届けた上で楽しんでもらうことが一番だと考えています!!!
それでいて、やはりルール違反だったとはいえ他のコーヒーを抑えて大会で優勝するくらい美味しいコーヒーであるとも言えます。
私は、やっぱり多くのお客さんが美味しいと思ってくれるものを提供したいのでインフューズドコーヒーに挑戦しています!
②インフューズドコーヒーはコーヒーなのか
こちらの話題も、インフューズドコーヒーの話題ではかかせません。
インフューズドコーヒーの香りや味わいは人工的なもので、本来のコーヒーの香りや味わいと比較対象にすらならない。という意見が少なくありません。
もちろん、インフューズドコーヒーを声を大にして批判している人はあまりいません。
しかし、インフューズドコーヒーについての記事や直接コーヒー業界の方の話を聞いていると、その言葉の端々に批判的な言葉が散りばめられているのです。
これは、それぞれ人の価値観なので良い悪いではないです。とはいえ業界の方に完全に認められていないことは事実なので壁にぶつかることも多いです。
それでも私は、初めてインフューズドコーヒーを飲んだときのあの興奮と感動は、人に活力を与えてくれると信じています。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました!
1人でも多くの方に届けられるように、引き続き一生懸命頑張ろうと思います!☺️
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