「お金持ち」から「時間持ち」へ

さて、少しずつ退職後のいわゆるFIRE生活に近い生活になりつつある部分がある。
「お金持ち」から「時間持ち」へ。

前にも書いたように「お金持ち」と言うには少ない金融資産ではあるが、このタイミングで「時間持ち」の生活へ切り替えると決断したんだから、後悔のないように「時間持ち生活」を謳歌して生きていきたい。

私の行きつけの美容院は自宅から9km。クルマなら10分ぐらいだが、私はそこを自転車で行ってみた。30分以上かかった。だけどしたかったこと(身体を動かすこと)ができて気持ちよかった。

先日は京都市内の某所に用事があってでかけた。JR京都駅から地下鉄に乗り換えるのが普通だが、時間があったので地下鉄3駅分の距離を歩いてみた。秋の空の下、この日は2万歩近く歩けて適度な疲労感。これも気持ちよかった。

時間がないとどちらも出来なかったこと。

これによって、自分はどう感じたか?

「幸せ」だった〜。

来春、企画していること。鹿児島の弟家族宅への訪問。フェリーで行って1泊か2泊させてもらう予定。サラリーマンならそのままとんぼ返りで帰ってこなければならないけど、フリーなのでそこからはクルマでボチボチと九州各所を観光しながら帰ってこようかな、と思っている。指宿温泉、高千穂峡、阿蘇山、などなど見たい所はたくさんある。

「いつまでに戻らなければならない」がない旅行、時間があるって素晴らしいと思う。

もうひとつ、会社員の拘束時間の長さを体感した事があるので、書いておきたい。

ある日、有給休暇とって朝から子ども(5歳)と音読勉強したりボードゲームで遊んだり。朝ごはんを家族で一緒にとって、その後は子ども連れて買い物へ。

一旦帰宅してから、ピクニックに行くためのホットサンドを作って、おやつやお茶の準備もピクニックバスケットに詰め込んで公園へ。大きな公園で遊びまくって、お昼食べてまた遊びまくって、おやつ食べてまた遊びまくって、夕方には幼稚園のお友達とたまたま出会ってまた遊びまくって。

とっても楽しい時間を過ごして帰宅したらまだ5時。会社にいたらまだ定時(6時)にもなっていない時間。多くの社員が帰宅するのは7時か8時頃だから今からまだ2、3時間は仕事している事になる。今日一日、こんなに充実して幸せな日を送ったのに、まだサラリーマンは1日の勤務時間すら終わってない。その時、サラリーマンの拘束時間って長っ!って実感として思った。

働くこと、仕事することは尊い事で重要なことだとは思う。だがしかし、消費している時間があまりにも大きい。

理想はやはりこれだな。仕事時間も幸せと充実感を得られる仕事に就くこと。

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