とある企業の戦うアルバイト

私は、もう20年近く、とある企業のアルバイトをしている。そして毎日、あらゆる理不尽に晒されている。それでも、辞めるわけには行かず、どうにもこうにも仕方なく働いている。

もちろん、悪い時ばかりではない。でも、いい時ばかりでもない。当たり前か。でも、その落差が半端ないのだ。

まず、うちの上司は、とにかく昔でいう瞬間湯沸かし器だ。そして、その沸点は限りなく難解だ。同じことをしても、日によって○の時と×の時がある。そんなこと知ったこっちゃないと言えば、それまでだが、仕事となるとそうもいかず、理不尽に罵声を浴びせられ、叱咤される。そして、訳もなく謝罪をさせられる。

同僚Aは、入社10年の中堅社員だ。今までいろんな地域を経験しましたー。って笑顔で言ってるけど、あなた、それはね、必要がないってことなのよ。どこも、あなたを必要としていないということです。確かに、人は良いんでしょうけど、仕事はできません。だいたい、すべて詰めが甘いし、家族の話ばかりだし、何か食べてばかりだし、とにかく仕事を頑張ってほしいものです。

同僚Bは、入社5年目の若手社員だ。我が道を行くタイプで、心の中では退社を決めていて、就活に抜け目がない。仕事のセンスはあるが、なんせ奔放というか常識がないというか、自分のことしか考えてない。上司に何を怒られようと屁とも思わない鬼のメンタルの持ち主。

そんな人達の中で、働く私の日常。そうそう。とうなづくのも良し。怖っと、青ざめるのも良し。共有してくださると、心の支えになります。



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