ワクチンの副反応対策。用心金は食事
新型コロナウイルスのワクチン、2回目の接種をしました。1回目の後は、打った箇所にかすかな痛みがある程度。でも2回目は熱が出たり、倦怠感が強くなったりと大変だと人伝てに聞き、SNSで調べ、用心することにしました。
食いしん坊の用心金は、食事です。副反応対策、正しく表現すれば“副反応が出て食事の支度ができなかったときの空腹を回避するための対策”の準備をしました。未だかつて、具合が悪くて食欲がなくなったという経験がないため、余計に用心深くなったのかもしれません。
さっぱりとした味わいの料理がいいかも、栄養をバランスよく摂れる料理がいいかも、などといろいろ考えていくうちにまとまらず。結局、さっぱり候補で、アジの干物と青じそ、みょうが、新しょうがの混ぜ込みご飯、栄養バランスとそのとき食べたかったという理由で、野菜と肉をたっぷり入れた焼きそば、毎朝のルーティンフードの仕込みとしてひじきご飯。あと、何も食べられない状態になったときのことを考えて口当たりのいい豆腐を用意、薬味も切っておろしてと万全の準備をしました。
そしてその日の夜中2時。熱っぽさと身体の痛みで目が覚め、それから朝まで眠れず。翌朝には熱も下がっているだろうと思いきや、普段は爬虫類レベルと自認している体温は38度に。腕はどんどん痛くなるし、どういうわけか打った側の足側部の脱力感がすさまじく、何が起こっているの???状態。その日は会社を休んで寝たきり。水分補給はしたものの、身体を動かすこともしんどくなり、ましてや何か食べようなどという気は一切起こりませんでした。
結局、用心金は無用になり、“副反応は若者に出やすい”の情報にすがって“体内年齢は若い”と自分を励ます次第。でも、コロナ発症による呼吸ができない苦しさ、その後いつまで続くか分からない後遺症の恐ろしさを考えると、この程度で済めば御の字です。
【食のトレンド情報 vol.827 2021年8月10日配信分】