紫金山・アトラス彗星☆彡
今ネットで話題の「紫金山・アトラス彗星(C/2023A3)」
Xのタイムラインには、尻尾の長い彗星の写真が沢山流れてきます。
私も9月末の2日間ほど、早起きして夜明け前の東の空に見えるはずの彗星を見ようと..…
でも残念ながら私のところは、東の空には雲があって見られず.…(T_T)
次のチャンスは、10月中旬ころの日没後の西の空だとか。
晴れて見えられるといいな。
でもその前に、彗星が太陽の熱で蒸発したり分裂したりしなきゃいいなと、少し心配してます。
なんでも、「紫金山・アトラス彗星」はクロイツ群というグループに属する彗星とのことです。
クロイツ群とは、 太陽に極めて近い軌道を持つサングレーザー(太陽に非常に接近する彗星)とも呼ばれる群の1つらしいです。
つまり、太陽にとても接近する彗星。
なので、太陽の強烈な熱を浴びて、蒸発したり分裂したりする可能性もあるとのこと。
昔むかしから星に憧れていたみどりは、彗星を発見して自分の名前を付けたい!という夢も持っていました。
星関係の本もたくさん買って読みました。
それらの中の本に、関つとむさん著の「未知の星を求めて 」と「夜空を翔ける虹」というものがあり、その本にクロイツ群のことが書かれてありました。
池谷さんと関さんが1965年9月18日に発見した「池谷・関彗星 (C/1965 S1)」がクロイツ群の一つだったからです。
「池谷・関彗星 」は太陽の表面からわずか約45万km(太陽の直径の約1/3)にまで接近して、一時は満月よりも明るく見えたそうです。
太陽に接近しすぎて 何個かに分裂したそうですが、それでも立派な尾を持った大彗星になったそうです。
彗星はほうき星とも呼ばれ、昔はとても不吉なものと恐れられたようです。
今の時代では、彗星は夢のある星になりましたね。
みなさんもぜひ、10月の中旬には日没後の西の空に注目してみましょう。
「未知の星を求めて」の復刻版とも言えるものです。
「未知の星を求めて 」と「夜空を翔ける虹」は、今ではもう手に入らないと思います。中古本でも出回っていない.…と思います。
「新版 未知の星を求めて 」は今も入手可能ですので、彗星やクロイツ群に興味のある方は、今回を機会に購入して読んでみてはどうでしょうか。