ペダルの流行り廃りについて思うこと
姫路のドラム教室[まごころ音楽教室]が運営するネット情報誌「ドラレポ」です。
編集部愛用のツインペダルはYamahaのDFP8500Cです。
ダブルチェーンドライブとロングボードの組み合わせが最高な1台。
このペダルの発売は2009年の3月…当時のペダル業界はロングボードとショートボードで論争があり、当時YamahaとPearlはフラッグシップモデルがショートボードでした。(ショートの方が速く踏めるという風潮が当時ありました)
先見の明を持った私の周りの有名プロドラマーはこぞってこのDFP8500C(ロングボード)とDFP9500D(ショートボード)の2つを購入し、8500Cを分解し、フットボードを移植する事で9500Dのロングボード化を行っていました。(懐かしい…)
時は経ち、このロングボードとショートボードの論争はいつしかロングボードに軍配が上がったようでYamaha、Pearl共に新型フラッグシップモデルはロングボードとなっております。
近年のフラッグシップモデルの特徴であるダイレクトドライブの登場でドラムの演奏技術は更なる進化を遂げた事と、軽く疲れにくい事から女性ドラマーの活躍も10年前、20年前と比べて圧倒的に増えています。
こういった楽器の性能向上によるドラム業界の発展は素晴らしい事ですよね。
でも音楽は芸術の世界。
F1のような最新鋭のハイテクペダルを使う事だけがベストとは限りません。
僕はFP720のような昔ながらのペダルが持つ独特のアクションも大好きです。
長年踏み慣れて足が「覚えている」感覚というのは最新鋭の楽器では得られない特別な感触であり、楽曲に心地良いグルーヴを加えてくれる要素に繋がると感じます。
様々なタイプのペダルをジャンルや用途に合わせて使い分けるのも楽しいですし、色々なペダルを試すことで本当に自分にとってベストな「運命のペダル」と出会えることにも繋がるでしょう。
あなたのお気に入りのペダル、思い出のペダルは何ですか?
是非コメントお待ちしております♪(noteってコメント機能あるのかな?)